映画「その怪物」「優しい嘘」公開初日に興行成績1・2位に…新しい風を巻き起こす

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写真=映画「その怪物」「優しい嘘」ポスター
映画「その怪物」(監督:ファン・インホ、制作:サンサンフィルム)と「優しい嘘」(監督:イ・ハン、制作:ユビユフィルム)が新しい風を巻き起こした。

14日、韓国の映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク集計によると「その怪物」と「優しい嘘」は公開初日である13日、それぞれ6万7374人、5万4280人の観客を動員し、興行ランキング1、2位を記録した。試写会を含めると、「その怪物」の累計観客動員数は6万9740人、「優しい嘘」の累計観客動員数は7万262人と集計された。

これで「その怪物」と「優しい嘘」はハリウッドの超大作映画の人気でしばらく力を見せられていなかった韓国映画のプライドを守り、ヒットに青信号が灯った。

イ・ミンギ、キム・ゴウンの衝撃的な演技で関心を集めている「その怪物」は、血も涙もない殺人鬼テスと、彼によって妹を失い、狂ってしまった女ボクスンの果てしない猛烈な追撃を描いた作品だ。「恋は命がけ」(2011)を演出し、「二つの顔の彼女」(2007)、「シシリー2km」(2004)の脚本を手がけたファン・インホ監督がメガホンをとった。

映画「優しい嘘」は何も言わずにこの世を去った14歳の少女チョンジ(キム・ヒャンギ)が隠していた秘密を探っていく母ヒョンスク(キム・ヒエ)と姉マンジ(コ・アソン)、そして友人ファヨン(キム・ユジョン)らと周辺人物のストーリーを描いた作品だ。2011年にキム・ユンソク、ユ・アインの主演作映画「ワンドゥギ」で観客動員数530万人を突破するブームを巻き起こしたイ・ハン監督と原作者であるキム・リョリョン作家が再び意気投合し、制作の段階から話題を集めた。

6日に公開され、興行成績1位をキープしてきた「300: Rise of an Empire(原題)」は同日4万6543人(累計102万5677人)を動員し、3位となった。「ノンストップ」は2万4722人(累計159万7123人)で4位に、「それでも夜は明ける」は1万66人(累計35万2516人)で5位を記録した。

記者 : キム・スジョン