エイミー事件、整形の副作用から検事の恐喝容疑まで…“衝撃”

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写真=マイデイリー DB
タレントであるエイミーの“フィクサー検査”と呼ばれる春川(チュンチョン)地検のチョン検事が拘束起訴された中、チョン検事が整形外科の院長を脅迫した理由が明かされた。

最高検察庁の監察本部(本部長:イ・ジュノ)は22日、整形外科の院長チェ氏(43)に対する脅迫と無料手術の強要、金品強奪の疑い(恐喝)でチョン検事を拘束起訴した。

監察本部はチョン検事がエイミー(32、本名:イ・ユンジ)の頼みでチェ氏に再手術の圧力を加えた嫌疑に対し、恐喝罪を適用した。

監察本部によるとチョン検事は、エイミーから整形手術の副作用で辛いという話を聞いて、整形手術を受けた江南(カンナム)整形外科の院長であるチェ氏に、電話で再手術を要求した。しかし、これを拒否されたため、2012年11月にエイミーと共にその病院を訪れた。

チェ氏が断り続けるとチョン検事は2013年3月まで5回にわたって病院を訪問し、メールなどで「エイミーを再手術しなければ押収・捜索して病院の看板を下ろす」と脅迫した。

当時エイミーは手術後一定期間、治療を続けるべきだったが、プロポフォール投薬の疑いで拘束されたことにより治療を受けられず、手術部分が悪化した。

執行猶予で釈放されたエイミーは、悪化した手術部分への治療を要求するため、チェ氏の病院を訪れた。しかしチェ氏はプロポフォール投薬で有罪を受けた芸能人が自身の病院に来ることを嫌い、再手術を拒否した。

結局エイミーはチョン検事に解決を頼み、チョン検事はチェ氏に約700万ウォン(約68万2693円)に当たる無料手術を要求。エイミーが整形手術の副作用により他の病院で手術を受けた治療費2250万ウォン(約219万4372円)をチェ氏から受け取り、エイミーに渡した。

検察によると、チョン検事は生活苦に苦しむエイミーに約1億ウォン(約975万2767円)を渡したという。このお金の出所に関して監察本部は、チョン検事がマイナス通帳(ある指定した金額をいつでも借りられる通帳)を開設し、担保ローンとカードローンまで申し込み、エイミーに約1億ウォンを渡したと伝えた。

また検察は、エイミーはチョン検査に自身の厳しい状況を話すなど、“単純に頼んだ”だけだったため、処罰は下さなかったと明かした。

記者 : キム・ギョンミン