【20歳のインタビュー】4Minute クォン・ソヒョン「G-DRAGONのアルバムを全曲ダウンロードした」
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ちょうど20歳を過ぎた94年生まれのスターたちがいる。大人という言葉が与える責任感とプレッシャー、自身が夢見る未来への不安、そして時には甘い恋愛やダンスクラブで楽しく遊んでみたいというキュートな夢を持つ彼らのうちの一人、4Minute クォン・ソヒョンのリアルな本音を聞いてみた。
―20歳を迎えた最近の近況は?クォン・ソヒョン:卒業してからは、特に何もせずに過ごし、最近は4Minuteのアルバムを準備している。4Minuteは「Huh!」の時まで“私たちが最高だ”という雰囲気が強かったけれど、「コウラ コウラ ~鏡よ鏡~」の時からは恋の歌を歌って、女性らしいコンセプトが多くなった。再び強めのコンセプトに戻ったみたい。
―20歳になったばかりの頃と3ヶ月が過ぎた今の気持ちは?
クォン・ソヒョン:1月1日は「2012 MBC歌謡大祭典」の放送中だったので、20歳になったことも知らないまま20歳を迎えた(韓国は数え年で、元旦が来るたびに一つ年をとる)。私より、周りの人の方がより実感しているようだ。「20歳になりました」と言うと「あなたがもう20歳?」と言われる。時の流れが本当に速く、今や本当に大人になったようだ。それだけに、責任感が増したということも感じている。
―学校も卒業したが、どんな気分?
クォン・ソヒョン:不思議な気分だ。今まであった学生の身分というシールドがなくなり、「制服ももう着れないな」という感じで名残惜しかった。実は、私は大学には行かないので、もう社会人になった。最近、4Minuteのアルバム準備を始める前までは、スケジュールが多いわけでもなく、そのせいか、最近まで頭の中がぐちゃぐちゃだった。それでも中学校の時より、高校卒業の時までの写真の方が耀いて写っていた。中学校を卒業する時が、「卒業だね」という感じだとしたら、今は「本当にもう卒業なんだな」という感じで、スッキリする一方、何か寂しかった。泣いてはいないが寂しかった。
―学生の頃はどうだったのか?
クォン・ソヒョン:学生としての生活は、中学2年までしか経験していないと思う。芸能活動をしていたので、学校生活をまともに送ることができなかった。そのため、合宿や修学旅行の記憶もなく、学生時代に対する思い出もない。何というか、私の学生の時代は、辛くて寂しかった。楽しめなかったから。初めの頃は、友達は私の芸能生活を羨ましがり、そして新鮮に思っていたが、しばらくするとそうでもなかった。友達との思い出が少ないことが個人的には一番残念だ。
―大学進学を延期したのは、大きな選択だった。今後、進学する計画はあるのか?
クォン・ソヒョン:高校生の時も芸能活動のために、学校生活をまともに送れなかった。1年くらいは休みたいと思った。学校と芸能活動を並行して行っていたので、色々と気にしなければならない部分が多く、学校に対するストレスが多かった。大学で何を専攻するかもじっくり考えられなかった。もう少し勉強して修学能力試験(日本のセンター試験に当たる)を受け直したい。いつか本当に勉強したい気分になるまでは、大学に行かない方が良いのではないかと思う。
―20歳になってやりたかったことは、実践しているのか?
クォン・ソヒョン:G-DRAGONの「THAT XX」の歌をダウンロードしたくても出来ず、4Minuteの姉さんたちが聞いている時に隣で一緒に聞いたりしていたが、20歳になって直ぐ、その曲を含めてアルバム全曲をダウンロードした。そして、大人になったら4Minuteの姉さんたち、マネージャー、スタッフと共に飲み会をしたいと思っていたが、先日の3月1日についに飲み会を開くことができた。マネージャーたちは運転しなければならず、姉さんたちもあまり飲まない雰囲気だったので、どれだけ飲めるかはまだ正確には分からない。
―恋愛はしたくないのか?
クォン・ソヒョン:恋愛したい。恋愛をすれば、公開恋愛まではしなくても、少なくとも周りの人たちには知らせて、祝ってもらいたい。私は人を見る目がないので、代わりに見て欲しいと頼みたい。実は私は、私に対して親切な人は、みんな良い人だと思ってしまう傾向がある。
―どんな大人になりたいか?
クォン・ソヒョン:卑怯ではない大人になりたい。自分の発言に対し、責任を取れる人。小さい頃は子供だという理由だけで言い訳が出来たけれど、大人になったからには自分の言葉に責任を取らなければならないと思う。そして周りに対し、気楽に、人間的に近づくことの出来る、情の深い人になりたい。
記者 : イ・ミンジ