BIGBANGのプライド vs Wonder Girlsのギャップ vs f(x)のチャレンジ

Wonder Girls、BIGBANG、f(x)が音楽配信サイトのランキングで三つ巴の戦いを繰り広げている。

音楽配信サイトであるMelOn、Mnet、Olleh Musicなどのランキングを見ていると、一つの共通点を見つけることができる。ランキングの上位に上がる名前がどのサイトも同じであることだ。サイト別に1位～3位の順位が入れ替わるだけである。その主人公がWonder Girls、BIGBANG、f(x)である。

3日に「Wonder Party」とスペシャルエディション「STILL ALIVE」をそれぞれリリースしたWonder GirlsとBIGBANGは、逆転の発想からスタートした「ヒョンドンとデジュン」がランキングに波乱を起こしていた後、音楽配信サイトのランキングで激しい1位争いを繰り広げてきた。

それに続いたのがf(x)である。10日に2ndミニアルバムをリリースしたf(x)は、独特のエレトロニックサウンドに面白い歌詞が印象的な「Electric Shock」で注目を集めている。リアルタイムランキングはもちろんのこと、デイリーランキングでもBIGBANGやWonder Girlsと競争しており、カムバックステージへの期待が高まっている。

新曲「MONSTER」のミュージックビデオだけを発表し、一切のプロモーション活動を行っていないBIGBANGとは違って、Wonder Girlsは愉快さとスタイリッシュさを前面に出して、これまでの「Tell Me」「Nobody」「So Hot」「Be My Baby」の時とは、違うイメージを演出している。ヒップホップ風の「Like this」はキレのある振り付けというよりは、自由奔放さがさらに強調されるタイトル曲。Wonder Girlsの魅力がたっぷり詰まっていると評価されている。

そのため、f(x)のカムバックステージがさらに重要な意味を持つ。音楽配信サイトのランキングは“1日天下”と呼ばれるほどその変化が激しい。14日のMnet「M COUNTDOWN」を皮切りに様々な音楽番組に出演する予定のf(x)がどんなパフォーマンスを披露するかによって、三つ巴の戦いがこのまま続くかどうかが決まると見られる。