映画「ただ君だけ」に主演した俳優のソ・ジソブとハン・ヒョジュが7日、日本での公開に合わせ東京都内で会見した。

ソ・ジソブは相手役を演じたハン・ヒョジュについて、「テレビではとても明るい印象だったが、実際は演技に苦悩しながら慎重に取り組んでいるので驚いた」と語った。ハン・ヒョジュはソ・ジソブを「温かく余裕のある雰囲気の先輩で、私に欠けている部分を補い気持ちを楽にさせてくれた」と感謝の気持ちを表した。

2人はこの日、東京・丸の内ピカデリーで開かれたジャパンプレミアにも出席した。ファンの歓声に迎えられたソ・ジソブは「今、恋をしている人は、相手に最善を尽くしてほしい」と、ハン・ヒョジュも「皆さん、たくさん恋をしてください」とメッセージを伝えた。

「ただ君だけ」は第16回釜山国際映画祭の開幕作品として話題を集めた。心を閉ざして生きてきた元ボクサー(ソ・ジソブ)と、交通事故で視力を失いつつある女性(ハン・ヒョジュ)の運命的な恋を描く。30日から日本で公開される。