ソン・ジェリムさん、学生のために善行も…過去のインタビューに再注目「お祭りのような葬儀にしたい」
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写真=マイデイリー DB
俳優のソン・ジェリムさんの訃報が伝えられた中、彼の善行と生前のインタビューに再び注目が集まっている。ソン・ジェリムさんは過去、YouTubeチャンネル「MKスタジオ」でインタビューに応じた。彼はバケットリストに関する質問に「ちょっと虚勢を張っているように見えるかもしれないけれど、僕の葬儀場では、皆にシャンパンを飲んでほしい。お祭りのような葬儀をすることがバケットリストだ」と願いを伝えた。
死を目前にして、一番最初に頭に思い浮かぶ人は誰だと思うかという質問には、「やはり両親だと思う。僕が先に死ぬことはできないじゃないか」と答え、見る人々の胸を痛めた。
写真=YouTubeチャンネル「MKスタジオ」キャプチャー
故人の温かさは、ボランティアからも垣間見ることができる。彼は2019年度大学修学能力試験(日本でいう大学入学共通テスト)の当日、遅刻しそうな受験生をバイクで送るボランティアをしたことがある。故人は自身のSNSを通じて、受験生をバイクで送るボランティアをした後、家に帰るところだとし、「大学修学能力試験の日である今日。すべての受験生を応援します。まもなく大人になるでしょう。試験用紙よりたくさんの質問と答えがありますが、誤答もない社会へようこそ」とメッセージを送った。さらに「keep goin on #あなたが正解だから #普通のライダー」というハッシュタグをつけ加え、受験生たちを応援した。
彼はある番組でこれに言及し、「試験日にだけ活動しただけなのに、良い記事を書いてくださった」と恥ずかしがる姿を見せた。彼は「実は当時、一人も乗せることができなかった」としながらも、「当たり前だと思う、理想的な状況だった。試験に遅刻した人もいなかったし、道路の統制も完璧だった」と伝えた。
訃報が報じられると、該当インタビューとボランティア活動が再び取り上げられ、ネットユーザーたちは故人を哀悼している。
写真=ソン・ジェリム Instagram
ソン・ジェリムさんは12日の昼12時30分頃、ソウル城東(ソンドン)区の自宅で死亡した状態で発見された。享年39歳。警察によると、他殺などの事件性はなく、現場で遺書が見つかったと伝えられている。故人は汝矣島(ヨイド)聖母葬儀場に安置され、出棺は14日正午に行われる。
ソン・ジェリムさんは2009年に映画「女優たち」でデビューし、MBCドラマ「太陽を抱く月」を通じて名を知らせた。その後、「幻想巨塔」「TWO WEEKS」「インヨ姫」「優しくない女たち」「グッバイ ミスターブラック」「パーフェクトカップル ~恋は試行錯誤~」「秘密の女たち」「とにかくアツく掃除しろ!~恋した彼は潔癖王子!?~」「君の歌を聴かせて」「まだ、慣れない30歳」「美男堂の事件手帳」など多数の作品に出演した。
2014年には、女優のキム・ソウンとMBC「私たち結婚しました」で仮想夫婦として共演し、多くの視聴者から愛された。その後、2人はSBSドラマ「パーフェクトカップル ~恋は試行錯誤~」で再会し、注目を集めた。
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記者 : キム・ハヨン