キム・ビョンチョル、行定勲監督に申し訳なく思った“ある出来事”とは?「完璧な家族」の主要キャスト3人にインタビュー!

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“完璧”に見えた家族と家族を取り巻く人々の様々な過去が徐々に明らかになり、目が離せない展開の連続で視聴者を熱狂させたミステリードラマ「完璧な家族」。行定勲監督にとって初の韓国ドラマ演出となり、日本でもLemino®で独占配信され話題を集めた。

今回、「完璧な家族」の配信を記念して、主要キャスト3名のインタビューが到着! キム・ビョンチョル、ユン・セア、パク・ジュヒョンが、作品に対する思いや驚きの撮影秘話、さらには日本の気になるスポットなど、たっぷりと語ってくれた。

本格的な役作りは特にせず「食事を楽しみながら少しずつ」

――「完璧な家族」のあらすじを教えてください。

パク・ジュヒョン:このドラマは、誰が見ても完璧な家族がある事件をきっかけに、お互いがお互いを疑い始めることになるミステリードラマです。

――それぞれ演じられた役についてご紹介いただけますか?

キム・ビョンチョル:私は「完璧な家族」において一家の大黒柱かつ凄腕の弁護士であり、完璧な家族の姿をどうにかして守ろうとする“チェ・ジニョク”という人物を演じました。

パク・ジュヒョン:私は“チェ・ソニ”を演じました。ソニは、勉強もトップクラスで交友関係もよく誰が見ても完璧であり、完璧な家庭の中で育った1人娘です。

ユン・セア:私は完璧な母“ハ・ウンジュ”を演じました。ウンジュは神経精神科の専門医でしたが、不慮の事故によって失意にのまれてしまい、ソニを養子に迎えて新しい人生を生きていく役です。娘のためだったらどんなことでもやるし、無償の愛を注ぐ。とっても温かい母性愛を持った母親です。

――今作に出演することになったきっかけと、初めて台本を読んだ際の感想を教えてください。

キム・ビョンチョル:私は、台本を読んでから出演を決意しました。台本を読んだ時、内容がどのように展開していくのかとても気になったので、一気に最後まで読みましたね。ですから、出演を決めた1番のきっかけは、台本でした。

パク・ジュヒョン:私も初めて台本を受け取った時、インパクトがとても強くて休む暇もなく読みました。そのくらいスピード感があり、次の展開がとても気になる内容だったので出演したいという気持ちになりました。また、ソニは今まで私が演じてきた役とは少しタイプが異なります。だからこそ、やってみたいという気持ちも強かったです。

ユン・セア:私は、原作を読んだ時から面白いなと思っていました。台本を読んでいる段階でウンジュという役に感情移入してしまい「ウンジュという人物を表現したい」と思いました。絶対に出演したかったです。

――出演するにあたって事前に役作りをしましたか?

キム・ビョンチョル:そうですね、事前にしたことは特になくて……。普段は、出演が決まると共演者たちとご飯を食べながら、作品に関する話などをして、その中で少しずつ作品を研究していくタイプで……今回も同じような過程を経ましたね。私たち3人で一緒にご飯も食べて……。

ユン・セア:ごちそうになりました。

パク・ジュヒョン:おいしいお店にたくさん連れて行っていただきました。

ユン・セア:ウナギ!

パク・ジュヒョン:本当にごちそうさまでした。私は……高校生役を演じるということで、肌管理に気を遣いましたね。

ユン・セア:え、本当?

パク・ジュヒョン:はい。やっぱり“若さ”は必要だなと思って……。

ユン・セア:なるほどね(笑)。

パク・ジュヒョン:役柄の部分に関しては、先ほどビョンチョル先輩がおっしゃったように台本を何回も読んで、先輩とたくさん会話をしました。そうして共演者や監督と積極的に会話をしながら、お互いにすり合わせていきましたね。

ユン・セア:私は母性愛についてたくさん悩みました。娘とは仲がよくて近い関係でありながらも、とても大切だからこそ下手に近寄れないという点をどう表現すべきか研究しましたが、幸いにもソニがとても愛らしくて……。ソニにたくさん助けられました。ありがとうね、(日本語で)ソニチャン。

パク・ジュヒョン:ありがとうございます。

キム・ビョンチョル:初めて聞く話のような?

パク・ジュヒョン:はい、私も初めて聞きました。


行定勲監督との裏話も!「みんなで監督に申し訳ないと思ったことが…」

――本作は日本の行定勲監督が演出を手掛けたことで話題になっていますが、初めてその話を聞いた時はどう思われましたか?

キム・ビョンチョル:私は、その情報が確実なものか? 間違って伝わったのではないか? こんなにも有名な監督が手掛ける作品に私がキャスティングされることがあるのかと、何度も確認をした気がします。なので、初めは信じられなかったですね。後日正式に聞いた時はとても楽しみでしたし、どのような経験ができるのかとワクワクが止まりませんでした。

パク・ジュヒョン:私も、とてもワクワクしました。まず、行定勲監督が映画監督界のスターであり、私自身の話だと外国の方との撮影が初めてだったので、どのように進んでいくのかと。異なる国の監督と撮影を行うのがとても楽しそうだなと思っていました。

ユン・セア:私も、このようなグローバルな作品に参加できるということで、とても誇らしく感じました。行定勲監督の奥深い余韻と本作品が合わさった時、すごく神秘的だろうな~と思っていたので、幸せでしたね。

――行定勲監督とはどのようにコミュニケーションを取りましたか?

キム・ビョンチョル:通訳をしてくださる方が現場に何名かいらっしゃったので、そこまで難しいとは思いませんでしたね。監督とは家族に関する話をしたことがあるのですが、少し印象的なお話でした。原作となったWEB漫画は、読み進めるうちに善悪の構図が段々と明確になっていくんです。ただ、監督はそのような明確な善悪構図より、悪者にも共感できる余白に対してたくさん考えていらしたので、私とは少し視点が違うなとも思いました。監督と話をしながら作品に対する視野が広くなり、様々なことを通して監督と仲良くなれた気もして、良い影響を受けた記憶があります。

パク・ジュヒョン:監督とはたくさん話しながら撮影したのですが、監督が初めて覚えた韓国語が「私の考えは……」だとおっしゃったんです。「監督、私の考えは」と私たちが積極的に意見をしたから。1番初めに覚えた韓国語が「私の考えは」だったというのが申し訳なくもなったり、そんなに話しすぎていたのかなとも思ったり……。でも、それほどたくさん意見を交わしたということですよね?

キム・ビョンチョル&ユン・セア:そうだね。

ユン・セア:文化や感情の受け取り方が少し違うので、監督は何か主張をするというよりかは、間接的に柔らかくお話をされていました。そんな中、私たちが「私たちの考えは」「私の考えは」と主張をしていたので、すごく大変だったと思います。驚かれていましたもん。

キム・ビョンチョル:意思疎通を頑張ろうとしても言葉が通じないので、要点をしっかりと整理して話さなきゃという考えから「私の考えは」という言葉が出たんだと思います。

――これまで行定監督の作品をご覧になったことはありますか? また、どのような印象を受けましたか?

キム・ビョンチョル:「世界の中心で、愛をさけぶ」を観ました。繊細という印象を受けながらも、最後まで集中力を失わせない物語であると感じました。そういった点は「完璧な家族」と似ている部分があるとも感じましたね。

ユン・セア:「世界の中心で、愛をさけぶ」はとても胸が詰まって、余韻が深いじゃないですか。実際に監督にお会いすると、とても愉快かつ物静かで可愛らしい方なのに、なぜこんなに寂しい表現がお上手なのかと、さらに監督のことが気になりましたね。

――皆さんが考える「完璧な家族」の見どころはどこですか?

キム・ビョンチョル:私は、家族と言ったらお互いをよく知っていて、防壁にもなるような存在であると考えていました。「自分の考えとは全く異なる家族と出会ったらどうだろうか?」とこの作品を通して体感していただけたら、更に興味深いドラマとしてご覧いただけるのではないかと思います。

パク・ジュヒョン:この作品は事件を追いかけていきながらも、答えが見えるようで見えません。次々とどんでん返しが待っていて、最後まで予測不可能な魅力があると思います。その真相は、ドラマを最後までご覧いただいて、答えを探していただければと思います。

ユン・セア:とても寒い時期にスタッフと俳優陣が集中し、長時間続いても疲れた様子を見せずに、一生懸命撮影をしました。お2人のそんな姿を見て、私も最後までやりきることができました。それが本作からしっかり感じられるので、俳優の好演! だと思っています。

パク・ジュヒョン:ありがとうございます。


現場でまさかの心霊騒動?拍子抜けの真相に笑顔も

――ウェブ漫画が原作ですが、原作を意識した点、あるいは原作とは変えて演技をした部分などはありますか?

キム・ビョンチョル:既に台本を受け取った状態で撮影に取り掛かったので、特別意識したことはないです。台本自体、完成したのは撮影が始まってからだったので……監督も私たちも、結末は原作とは少し違った方向性を考えていました。そのことを念頭に撮影をしながら相談や調整をして、変えるものは変えながら進めていきました。

ユン・セア:私は原作とのシンクロ率を高めたかったです。そうすればとても面白そうだなと思ったので、衣装の試着もたくさんして、難しいヘアスタイルにも挑戦しました。スタッフさんも私が再現したいところまでやってくださったので、とても楽しかったです。その過程でイメージトレーニングもできたので、むしろウンジュに近づけたのかなと思っています。

キム・ビョンチョル:そうなんです。漫画から出てきたと思える程のシンクロ率でした。あれは難しいヘアスタイルでしたね。

パク・ジュヒョン:とてもお似合いでしたよ。先輩の大きな目も一役買ったと思います。

ユン・セア:照れますね。でも、いい感じだったでしょ。

キム・ビョンチョル:とても素敵でした。ずっと言いたかったのですが、最高でした。最高。

ユン・セア:すごく嬉しいです!

パク・ジュヒョン:私は原作を読んだ時に、ソニというキャラクターがもどかしく感じたんです。でも、原作は漫画だから違和感がないんですよ。これを実際に演じるとなると、もどかしさが逆に好感度を下げるかもしれないと思いました。ですので、そういった部分でたくさん悩みましたね。私1人で決められることではないので、監督と先輩方とたくさん意見を交わしました。もどかしさを感じさせない1人の人物として、生きている人として見えるように努力しました。その部分を漫画のキャラクターより立体的に表現できたのではないかと思います。

ユン・セア:本当に一生懸命研究していましたね。感情を15段階、20段階と分けてソニの様々な姿をお見せしよう、ソニとしての一貫性を表現しようと努力したパク・ジュヒョンさんの活躍を見守ってください。ジュヒョン最高!

―― 一番面白かったNGや記憶に残っている撮影ビハインドがあれば教えてください。

ユン・セア:あの話をしなきゃですよ。

キム・ビョンチョル:私たちがスタジオで撮影をしていた時なのですが、掛け合いのシーンで1人が台詞を言うたびに誰かの……何と言っているのか分からないほど小さな声がこだまのように聞こえてくるんです。「おはよう」と言ったらゴニョゴニョ、「ご飯食べた?」と言ったらゴニョゴニョ……ずっと聞こえるんです。怖かったので真相を調べたところ、通訳の方が私たちの台詞を監督に日本語で小さく伝えている声でした。

ユン・セア:でも私たちは、「おばけの声が聞こえる」「このドラマは大ヒットする」って。韓国にはそんな都市伝説があるでしょう?

パク・ジュヒョン:ええ、おばけが関与していると大ヒットするとか……。

ユン・セア:「え、聞こえる? 私も聞こえるんだけど!」って(笑)。

キム・ビョンチョル:真相は明らかになったけどね。

パク・ジュヒョン:人間だった。おばけじゃなかった。


画鋲を踏んでも演技を続行!?驚きのエピソード続々

――作品の中で特に印象的だった、忘れられない場面があれば教えてください。

パク・ジュヒョン:いつも話すことなのですが、ビョンチョル先輩が私に怒るシーンです。お母さんは後ろで見守っていて、ビョンチョル先輩が物を投げるシーンなのですが、画鋲が床に落ちたんです。私は怒られて下を向いていたので画鋲がよく見えたのですが、先輩はそこで止まらずに画鋲の上を歩いたんです。その時、これは一旦中断しなければと思ったのですが、最後まで演技を続ける姿を見て、先輩はやはり先輩なんだなと、素直に驚きながらも役者としての姿勢を学べました。

ユン・セア:本当に表情を1つも変えずに歩いてきた時に「この集中力すごい!」と思いました。ぜひ、そのシーンを注意深く観てください。

キム・ビョンチョル:実は、落ちていることを知っていました。

ユン・セア:うわあ……。

パク・ジュヒョン:見えていたと思います。すごくたくさん落ちていたじゃないですか。

キム・ビョンチョル:上手く計算すれば、これを踏まずに歩けるなと。

パク・ジュヒョン:さすがの判断力ですね。もう1つ印象的だったのが、お2人のギャップです。本作でのお母さんとお父さんって怖く映らなければならないじゃないですか。そのため撮影中は冷たい表情をしているのですが、カットがかかると「ふふふ」と2人が笑い合っていて。そういった姿を見るのが、本当に面白かったです。

キム・ビョンチョル:そんな感じでしたか?

ユン・セア:しかも、ビョンチョル先輩と双子のように動くシーンがとても多くて……。

パク・ジュヒョン:ピタっと! タイミングも合っていて。

ユン・セア:わずかなズレも合わせてみようとしたり。しかも時には若干笑いをこらえながら撮影をしたので、1番記憶に残っています。あと、演出的な部分が1番気になりますよね。

キム・ビョンチョル:そうですね。

パク・ジュヒョン:監督が演出についてたくさん考えていらして。ご覧になった通り、とても映画みたいな雰囲気があるじゃないですか。素晴らしい映画を作った監督の作品だということがパッと分かるんです。

ユン・セア:そういう細かい仕掛けがとても気になります。どのように表現されているのか……早く観たいですね!

――3人が初めて顔を合わせた時、お互いの第一印象はいかがでしたか?

パク・ジュヒョン:私はですね、先輩方との共演を何年も待っていました。ずっと同世代の方々と共演していたので、私も先輩と仕事がしたい、早く先輩たちから学びたい、先輩たちはどんな演技をするのかと気になっていて。そんな時に、この作品に出演することが決まりました。ですので、最初はとても難しかったです。先輩方の印象って、見てのとおり温かい感じではないので……。

キム・ビョンチョル:私がですか?

パク・ジュヒョン:どちらかというと、冷たくないですか?

キム・ビョンチョル:私がですか?

パク・ジュヒョン:ご自身でも分かっているじゃないですか。(スタッフに)お2人ってクールに見えません?

キム・ビョンチョル:私がですか(笑)?

パク・ジュヒョン:けれど、ビョンチョル先輩は思っていたよりもよくふざけるし、ウィットに富んでいてとても気楽に撮影ができました。セア先輩もエネルギーがあって、ポジティブでとても楽に接してくれます。だから、本当にお2人に感謝しています。私はこの3人の中で1番年下なのに、私が演技に集中できるように環境や雰囲気を作ってくださって……本当に感謝しています。

キム・ビョンチョル:どういたしまして!

――家族として長期間撮影をした中で、本当の家族のように感じた瞬間はありますか?

一同:……。

パク・ジュヒョン:え、ありますよね(笑)?

キム・ビョンチョル:家族ってずっとそばにいてくれることが当たり前だと思っているから、時には失礼なこともしちゃう。そういうものだと思うのですが、お2人にはそのような気楽さを感じた気がします。私がとても気楽に接したから、お2人が少し困っていた時もあった気がして。申し訳なくも感じます。

パク・ジュヒョン:本当ですか? いつです?

キム・ビョンチョル:こんなに気楽でいいの? 私がそう思っているだけか? って思う時もあって……。

パク・ジュヒョン:私も家族のように感じた瞬間がありますよ! 最後に家族が抱きしめ合うシーンがあるじゃないですか。ほとんど終盤の。その時、お母さんとお父さんが私を抱きしめてくれて、感情の調節が上手くできていなかったと思います。すごく……何て言えばいいんだろう……。悲しくて離れたくない気持ちになりました。

キム・ビョンチョル:(感情が上手く出ていて)良かったです。監督がディレクションもしてくださって、何度も角度を合わせたりしていたから……。

ユン・セア:うんうん。

パク・ジュヒョン:演出や映りに合わせて「このやり方だとやりづらいけれど、でもこれは表現しなきゃ」とかって、特に気を遣う部分じゃないですか。けれど、抱きしめられた時はそのことを忘れるくらいに感情が溢れていた気がします。

キム・ビョンチョル:それは、ジュヒョンさんがいい俳優だからですよ。

パク・ジュヒョン:ありがとうございます。

ユン・セア:私が本当の家族のように感じたことは……やっぱり撮影をしながら大変な時って誰にでもあって、実際にそれを近くで見ているじゃないですか。心が痛みましたね。しかも、ジュヒョンは薄着なんですよ。劇中の内容に合わせて室内もすごく寒かったんです。食欲がなくなるくらい寒かったのにアウターも脱いでいたりするから、本当にこんな娘がいたら頭が痛いだろうな、苦労するだろうなって。毎日「服を着なさい!」「何でもいいから早く上に着なさい!」と、そんな小言を言うようになりました。

パク・ジュヒョン:本当にお母さんみたいでした(笑)。


日本は行きたい場所が多すぎる!「視聴者の皆さんにもお会いしたい」

――登場人物の中で他の役を演じることができるとしたら、誰がいいですか?

ユン・セア:私は、チェ・イェビンさんが演じていた“スヨン”を演じてみたいです。様々な変化がある、そんな演技を1度してみたいです。イェビンがとても楽しそうに演技していたので、私も楽しくやってみたいです (笑)。

――ジュヒョンさんは以前、キム・ヨンデさんと「禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー」で共演されました。今回は全く異なるジャンルでの再共演となりましたが、いかがでしたか?

パク・ジュヒョン:まずは、とても嬉しかったです。前回は時代劇だったので韓服を着ていましたが、今回は制服だったので完全に雰囲気が違いました。生まれ変わって再会した感じ? 生まれ変わっても彼が私を好きでいるから「ずっと私を好きでいるんだな」とも思いました(笑)。

――皆さんが演じられた“家族”は、幸せに見えながらもどこか不気味に感じるところが印象的です。そのように見せようと意識したことはありますか?

パク・ジュヒョン:愛していながらも、信じていないこと。そこがポイントだったような気がします。ものすごく愛していて守りたいけれど、100%信頼はできていないという気持ちが、どこか不安で不気味に見えたのではないでしょうか。

――今回、行定監督と共に撮影をされましたが、韓国の監督と撮影された時との違いはありましたか?

キム・ビョンチョル:国の違いで言えば、特になかったです。ただ、監督は今までたくさんの映画を制作してこられたので、私が経験してきた韓国ドラマの演出やアングルなどとは少し異なる構成だなと感じました。例えば、深く呼吸するシーンやカットを使ったりしているので、視聴者の方々にも新鮮な雰囲気で楽しんでいただけるのではないかと思っています。

――日本へ旅行するとしたら、行ってみたい場所や食べたいものがあれば教えてください。

パク・ジュヒョン&ユン・セア:そんなの多すぎて……。

キム・ビョンチョル:何か教えてください(笑)。

パク・ジュヒョン:実は日本が好きで10回以上は行ったことがあります。その中でも沖縄が1番良かったです。

ユン・セア:わかる!

パク・ジュヒョン:冬は札幌に行って……。

ユン・セア:おっ、私も!

パク・ジュヒョン:温泉に入って、生ビールを飲んで。

ユン・セア:酒! 酒!

パク・ジュヒョン:一杯だけグッと飲んで……美味しいものも多いじゃないですか(笑) 。

ユン・セア:ラーメン!

パク・ジュヒョン:あ~、ラーメンも美味しいですよね! お腹すいてきたな……ぜひこの作品がヒットして、私たちが日本のファンの方々に直接お会いできればいいなと思っています。

――最後に視聴者の方々へメッセージをお願いします。

キム・ビョンチョル:「完璧な家族」がいよいよ放送され、日本の皆さまにもお届けすることができました。ドラマに興味を持って、たくさんご視聴いただけたら嬉しいです。

パク・ジュヒョン:このドラマは、見れば見るほど分からなくなる……そんな“迷宮の魅力”があるドラマです。ぜひ最後までご覧ください。

キム・ビョンチョル&ユン・セア:クダサイ♡

ユン・セア:行定勲監督と撮影できたことに、特別な意味がある気がします。日本のファンの皆さま、「完璧な家族」をたくさん応援してください。お会いできることを楽しみにしています。

一同:日本の皆さま、「完璧な家族」をたくさん愛してください~!

■配信概要
「完璧な家族」
Leminoで日本独占配信中!

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記者 : Kstyle編集部