IVE ウォニョンを誹謗中傷した炎上系YouTuber、初公判で容疑を否定

Newsen |

写真=Newsen DB
IVEのウォニョンに関する悪質なデマを流した炎上系YouTuberが疑惑を否定した。

2日、仁川(インチョン)地方裁判所でサイバーレッカー(再生回数や利益を目的にゴシップなどを扱う炎上系YouTuberの通称)「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者A氏の情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律違反(名誉毀損)などの疑いに対する初公判が行われた。

A氏は、映像を制作した事実は認めたが、名誉毀損や業務妨害など公訴の事実は否定した。A氏の弁護人は「故意がなく、真実だと信じていたため違法性がない」とし「意見を示したことに過ぎず、名誉毀損と見ることは難しい」と主張した。

また弁護人は、A氏が仁川地検で追加の容疑で捜査を受けていると明かした。これも名誉毀損や侮辱の疑いだという。

A氏は2021年10月~2023年6月、ウォニョンなど有名人を誹謗中傷する動画をYouTubeチャンネルで公開し、名誉を毀損した疑い(情報通信網法上の名誉毀損)で今年5月に在宅起訴された。A氏は、有名人を誹謗中傷する動画で約2億5,000万ウォン(約2,900万円)の収益を得たという。

今回の裁判とは別に、ウォニョンの所属事務所STARSHIPエンターテインメントは、A氏に名誉毀損による損害賠償を請求し、現在裁判を行っている。

今年1月、ソウル中央地裁はウォニョンがA氏を相手に提起した1億ウォン(約1,100万円)の損害賠償請求訴訟で原告一部勝訴の判決を下したが、A氏は1審判決に不服を申し立て、控訴状を提出すると共に、強制執行停止を申請した。これに対し、裁判所は調停手続きを決定したが、調停は決裂した。

記者 : イ・ミンジ