Vol.2 ― ASTRO ムンビン&ユンサナ、日本語は「鬼滅の刃」で勉強中!?“呼吸という言葉を…”

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ASTROのデビュー以来、初となる公式ユニットを結成して話題を集めているムンビン&サナ。「不安な気持ちが消えるよう、良い思い出でいっぱいにする」というヒーリングのメッセージを込めた初のミニアルバム「IN-OUT」をリリースし、グループでは見られない新しい魅力を発揮している。

ビジュアル・パフォーマンス・ボーカルのすべてが完璧で、最高のシナジーを見せている2人が、ユニット活動にかける意気込みや近況を、時折日本語を交えながらたっぷりと語ってくれた。ここでは、寝る前のルーティンや日本に関することについて聞いた後編をお届けする。

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――おふたりには「タンコン」(サナのニックネームタナ→タン+ムンビンのビン→BEEN)と、「ビーサン」(2人の名前の頭文字から)というカップル名がついていますが、気に入っていますか?

ムンビン:はい、どちらも気に入っています。タンコンはピーナッツですけど、なんとなく僕らに似合っている気がします。

――ファンから呼ばれるとどんな気持ちですか?

サナ:かわいいなって思います。

ムンビン:斬新な感じがしていいです。


ドラマの見方に変化?演技にも挑戦

――話題は変わって、ムンビンさんは「十八の瞬間」「人魚王子」、サナさんは「愛の公式11M」で演技にも挑戦しましたが、俳優業に対しては、どんな意気込みを持っていますか?

ムンビン:意気込みというより、いつも一生懸命に、うまくやろうと努力することが当然だと思っています。歌手も俳優も芸能人という仕事じゃないですか。歌手という仕事は、歌詞に意味を与えて、ダンスを加えて表現することであって、俳優は、ステージでのパフォーマンスとは違って、力を抜いて僕が感じたままのことを自然に視聴者に伝えることだと思います。いずれにしても似たような共通点があると思うので、ステージでも、演技するときも、僕が知る限りのことを役立てようと努力しています。

――演技は難しいですか? 楽しいですか?

ムンビン:最初は新しいことを始めるのに恐怖心がありましたが、最近はそれを克服して、新しい経験を得ることに楽しさを感じるようになりましたし、演技するのが楽しいです。学ぶことが多いですね。

サナ:僕も昨年、演技に初挑戦しましたが、初めは正直言って心配でした。初めてだからミスもたくさんあったのですが、シナリオがおもしろかったし、撮影も楽しかったです。演技の楽しさを知ったので、僕も機会があれば、また演技する姿をお見せしたいです。

――先ほど、ドラマをよく見ると話していましたが、演技を始めてからはドラマの見方も変わってきたのでは?

サナ:そうですね。呼吸とか、視線とか、表情の演技を気にして見るようになりました。「こんな時、こんな状況では、この俳優はこんな表現をするんだな」って考えたりして……。でも、それ以外は、普通に楽しく見ています(笑)。


ユニット活動のため筋トレも「まだまだです」

――あるインタビューでムンビンさんが、夜寝る前にすることに「ウェブトゥーンを読む」と答えていましたが、最近見た中でおもしかった作品は?

ムンビン:ちょっと前に完結したんですけど「街談巷説(カダムハンソル)」という作品です。世間で流れている何の根拠もない噂のことを街談巷説というのですが、内容はそこまでディープではないけれど、深い部分もあって。読んでみたら、この作家がどんな意図でこの漫画を描いたのか、なにを伝えようとしているのかがわかると思います。胸に響くセリフがとても多いので、個人的には映画化してほしいです。

――サナさんは、夜寝る前にすることは?

サナ:僕はさっきも話したようにドラマを見ています。日本のドラマや映画も見ています。以前は、日本人YouTuberが日本語の使い方を教えてくれる動画なども探して見ていました。

――最近見た日本のドラマは?

サナ:たくさんあります。「アリバイ崩し承ります」とか……。あと「わたし、定時で帰ります。」がおもしろかったです。

――サナさんは大の「ドラえもん」ファンということで、一番使ってみたいドラえもんのひみつ道具は?

サナ:“どこでもドア ”です。自分が考えた場所にすぐに行けるので、今すぐに日本に行くこともできますよね。あったら、すごくいいと思います!!

ムンビン:僕はドラえもんがほしいです。もしくはドラえもんの四次元ポケット。ポケットの中にはなんでも入っているから。無限に物体を収納することができるから、なんでも叶えられるじゃないですか。

サナ:たしかに!!

――前回、Kstyleで掲載したソロインタビューで、サナさんがムンビンさんへの一言として「こわい」と書いていましたが、なぜですか?

サナ:理由ですか(笑)? ビニ兄さんは鍛えていて身体が大きいから、ただ冗談で書いたんです(笑)。力が強くて、下手に手を出したらいけない感じ。

――逆に、ムンビンさんがサナさんに一言いうならば?

ムンビン:サナさんは……。

サナ:かわいい?

ムンビン:(日本語で)こわい。今は背が一番高いから。筋肉もすごいです。

――最近、サナさんも身体を作ってましたよね。

ムンビン:(日本語)はい。でも、まだまだです~。でも、サナさんはこわい。

――どのくらい鍛えているのですか?

サナ:今はジムに行けないので、休み休みしていますが、今回のアルバムの準備のために一生懸命やりました。なぜなら、ビニ兄さんは身体が大きいので、僕がガリガリに見えちゃうと思って(笑)。


「次に日本に行ったら…」

――日本語が堪能なおふたりですが、最近覚えた日本語は?

サナ:今勉強していることで混乱しているのが「~られる」の使い方です。韓国語にはない使い方なので。

――それは日本人にも難しい文法です。ムンビンさんは?

ムンビン:僕は「鬼滅の刃」の……。“呼吸”とか“善逸さん”とか。善逸さん(我妻善逸)が好きです。

サナ:僕は最近アニメだったら「七つの大罪 憤怒の審判」を見ました。本当におもしろいです。「メリオダス~」「さてさてさ~て!」(笑)

――では、次に日本に行ったらやりたいことは?

サナ:あ~、本当に行きたい。

ムンビン:僕は福岡。

サナ:お、意外だね。

ムンビン:以前、福岡でMV撮影をしたことがあるんです。その時に食べたラーメンが本当においしかったです。福岡で有名なお店だということで食べてみたのですが、今までに食べたラーメンの中で一番おいしかったです。豚骨ともう一種類を食べましたが、しょっぱくなくて。他のラーメン店はちょっとしょっぱかったんです。

サナ:(日本語で)僕は本当に全部行きたいけど、その中で選べたら……。

ムンビン:エレベーター?

サナ:(苦笑)。札幌に行きたい。雪まつりに行きたいですし、かに味噌バターラーメンを絶対に食べたいです。そして温泉も行きたい。北海道には行ったことがないです。

――かに味噌バターラーメンはどうして知ったのですか?

サナ:僕の日本語の先生が、もし札幌に行ったら絶対食べてと推薦してくれました。

――いつか絶対に食べてください。最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

ムンビン:僕らが9月14日にムンビン&サナのユニットアルバム「IN-OUT」をリリースします。タイトル曲の「Bad Idea」をたくさん愛してくださったらうれしいです。ユニットではデビューなので、期待と同時に緊張もしますが、一生懸命に準備して、皆さんにかっこいい姿をお見せできるように努力します。そして今、全世界的に大変な時期ですが、一緒に乗り越えて、のちによい姿でお会いしましょう。

サナ:日本のAROHAの皆さんに本当に会いたいです。また会える日に、笑顔で会いましょう。

取材:安部裕子

■リリース情報
1stミニアルバム「IN-OUT」
9月14日リリース
2Versions (FADE IN/FADEOUT)

<収録曲>
01. Eyez On U
02. Bad Idea - Title
03. 島(Alone)
04. All I Wanna Do
05. Dream Catcher

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※ムンビン&サナの1人ずつと各1分、合計2分のオンライントークができます。

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<対象店舗>
・タワーレコード・TOWERmini全店
・タワーレコードオンライン

■関連サイト
ASTRO公式サイト:https://astro-official.jp/

記者 : Kstyle編集部