キム・ナムジュ&ASTRO チャウヌ出演の新ドラマ「ワンダフルワールド」キャラクター予告映像を公開

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写真=MBC「ワンダフルワールド」
キム・ナムジュとASTROのチャウヌのキャラクター予告映像が公開された。

「夜に咲く花」の後番組として3月1日に韓国で放送がスタートするMBC新金土ドラマ「ワンダフルワールド」(脚本:キム・ジウン、演出:イ・スンヨン、チョン・サンヒ)は、息子を殺した殺人犯を自ら処罰したウン・スヒョン(キム・ナムジュ)が、その日にまつわるミステリアスな事件を暴いていくサスペンススリラーだ。

ドラマ「トレーサー」シーズン1&2、「ボイス2 ~112の奇跡~」で感覚的な演出力を披露したイ・スンヨン監督と、ドラマ「嘘の嘘」「清潭洞スキャンダル」で卓越した筆力を披露した脚本家のキム・ジウンがタッグを組む。ここにキム・ナムジュ、チャウヌ(クォン・ソンユル役)、キム・ガンウ(カン・スホ役)、イム・セミ(ハン・ユリ役)が出演することで、さらに注目が集まっている。

まず、ウン・スヒョンの予告映像は「死ぬのは簡単だ。生き続ける方が難しい」という言葉と共に、かけがえのない息子を殺した殺人犯を、自ら処罰した母親の苦しい世界を映し出した。出口が見えないトンネルを歩き続け、ぼろぼろの囚人服と血の気のない顔で刑務所生活に耐え、降りしきる雪の中に一人で座り、人生の重みを背負っている彼女の姿が、悲痛な雰囲気を漂わせる。また、片手に握っている子供靴、血まみれの小さな手、道の片隅に設けられた追悼スペースと共に嗚咽する彼女の姿が映され、見る人々の胸を締め付けた。予告映像の終盤では、悲しさに慣れたように、どこかを見つめるウン・スヒョンが「その心一つでここまで来た。私を殺すことはできても、この心を殺すことはできない」と語り、本編への好奇心を刺激した。

そして、クォン・ソンユルの予告映像は、荒々しい世界に体を投げ出した一人の青年の姿を危機感が迫る演出で映し出し、目を引いた。喪服のような真っ黒なスーツを身にまとい、何もない空間にぽつんと立っている彼の姿からは、寂しさが漂っている。疲れ果てたように焼酎瓶を持つ彼の手、ぼんやりと炎を見つめながら一筋の涙を流す姿が、切ない雰囲気を醸し出した。さらに、自分自身を苦しめるかのようにバイクで危険な運転をし、激しい格闘の末に傷だらけになった彼が「こんなことでもしないと生きていけないから。こうしないと死にそうだから」と話し、ベールに包まれた彼のストーリーへの関心を高めた。

ウン・スヒョンとクォン・ソンユルを演じるキム・ナムジュとチャウヌは、強烈な存在感を放っている。キム・ナムジュは短い映像で子供を失った母親の切ない母性を余すところなく伝え、名実ともに認められた“ドラマクイーン”の真価を発揮した。チャウヌは今まで見たことのない男らしさに哀愁を加え、魅力的なキャラクターを表現する。また、それぞれのキャラクター予告映像で2人は似たような眼差しを見せ、劇中で2人がどのような関係を形成し、相乗効果を生み出すのか、さらに期待が高まった。



記者 : キム・ミョンミ