「幻影恋歌」パク・ジフン、ホン・イェジの言葉を聞き覚醒【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「幻影恋歌」放送画面キャプチャー
パク・ジフンが自身を威嚇する勢力を破り、ついに王位に就いた。

韓国で22日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「幻影恋歌」第6話では、危機から抜け出し、本当の自分の場所を見つけていくサジョ・ヒョン(パク・ジフン)とそんな彼のそばを守るヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)の姿が描かれた。

サジョ・ユン(ファン・ヒ)が送った殺し屋から逃げていたアッキ(パク・ジフン)は、ヨンウォルと一緒に川に身を投げた。お互いに言葉では言い表せない感情を抱き二人は、ゆっくりとキスした。しかし、この時、サジョ・ヒョンが目覚め、アッキが再び「心の空間」に連れて行かれる怒涛の展開が繰り広げられた。少し前とは異なる態度を見せる彼を見たヨンウォルは、彼が一つの身体に二つの人格を持っていることに気づいた。

二人を追い続ける殺し屋を避けていたサジョ・ヒョンとヨンウォルは急速に近づいた。二人は民家から服を借りて民の服装をして身分を隠し、若い夫婦のふりをして心優しい居酒屋の主人に宿を提供してもらった。サジョ・ヒョンは、ヨンウォルに自分から離れろと言いながらもアッキに嫉妬するなど、少しずつ愛の感情を表した。ヨンウォルも切羽詰まった状況でサジョ・ヒョンに頼り、彼の世話をする過程で愛を育んだ。

お互いにドキドキしていたにもかかわらず二人は結局、別の道を歩むことになった。サジョ・ヒョンは宮殿に戻り、父親の後を継いで王位に就こうとし、ヨンウォルは元々所属していた刺客団「風刀」に戻ることにした。サジョ・ヒョンは、淡々と彼女を送ったが、別れを惜しんで複雑な心境になった。二人の仲睦まじい姿を見守るしかなく、怒りが爆発したアッキの姿がコントラストをなし、彼らの三角関係に注目が集まった。

一方、サジョ・ユンは王位に就こうとする密かな計画を本格的に始動した。サジョ・ヒョンとヨンウォルが崖から落ちて消えたという報告を受けた彼は、遺体を探して持ってくるよう指示し、自身が貧民を助けることに尽力したという噂を広め、民心を得た。その後、太子のサジョ・ヒョンを追い出し、サジョ・ユンを王位につかせようとする世論が広がり、蜂起が起こるなど危機感が高まった。

サジョ・ヒョンは蜂起に加担する民の間に紛れ込み宮殿に向かい、官軍の攻撃を受けて人々が倒れ始めると再び過去のトラウマに苦しんだ。この時、別れたはずのヨンウォルが現れて彼を救い、罪悪感に苦しみ、宮殿に戻りたくないという彼に「アッキ様ならこのように逃げません」と言い放った。その言葉に覚醒したサジョ・ヒョンは元の場所に戻ることを決心し、ヨンウォルに側室として自身のそばにいてほしいと言い、二人は再びお互いのそばにいることになった。

終盤では、意外な味方がサジョ・ヒョンの即位を手助けした。太子妃のクムファ(ジウ)と彼女の父親のジン・ムダル(カン・シニル)は、王を殺害する時に使われた長い針がサジョ・ユンの母のチョンミョン妃(ウ・ヒジン)のものであると指摘し、怒ったサジョ・ユンは母親を投獄することを命じた。ちょうどその時、サジョ・ヒョンが無事に宮殿に戻り、盛大な即位式が行われた。

ついにアサテ国の主人になったサジョ・ヒョン、封印をくぐり抜けて出てこようとするアッキ、品位のない宮人に降格されたが、王のそばで仕えるようになったヨンウォル、復讐を誓って次の機会を狙うサジョ・ユン、望み通り皇后になったクムファまで、それぞれ異なる人物の欲望が激しくぶつかり合った。

記者 : カン・ソジョン