「母とわたしの3日間」シン・ミナ、恋人のキム・ウビンも観覧“きっと泣いたと思う”
OSEN |
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ソウル鍾路(チョンロ)区安国洞(アングクドン)にあるカフェで、映画「母とわたしの3日間」に出演したシン・ミナとのインタビューが行われた。同作は、天国から休暇をもらって降りてきた母ボクジャ(キム・ヘスク)と、母のレシピで定食屋を運営する娘チンジュ(シン・ミナ)のファンタジーストーリーだ。
2001年に女優デビューを果たしたシン・ミナは、これまで休まず活動している。演技をすることに対するメリットを聞くと、「わからないです。チョン・ジェヒョンさんのYouTubeチャンネルを見ていたら、本当にやりたいことが沢山生まれるんです。色々なことを学んで感じてみようとしますが、いつもそれが長続きしませんでした。でも、演技は職業ではありますが、飽きたりしません」とし「体力面では大変ですが、作品に出演する時は、準備する過程もとても楽しいですし、うまくやりたいと思うし、そう感じたいし、そういう面では今も昔も変わっていません。そういう(前向きな)欲があるのだと思います」と伝えた。
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続けて「20年以上演技をしてきましたが、時代が時代だったら大変だったはずなのに、私もありがたいことに、作品にたくさん出演することができて嬉しいです。これからも女性主体の作品が沢山作られると思います」と付け加えた。
「僕の彼女は九尾狐」「オー・マイ・ビーナス」「私の愛、私の花嫁」に出演し、“ラブコメクイーン”と呼ばれている彼女だが、最近では「海街チャチャチャ」「私たちのブルース」「母とわたしの3日間」まで、ラブコメディよりも人間の内面を描く物語に出演している。作品を選ぶ基準を聞くと、彼女は「意図的にこの作品でイメージチェンジしなきゃという考えはないです。20代の時に出演した作品を見ても、『いったい私の好みは何だろう?』と思うくらい、行ったり来たりしましたが、不思議なことに明るい性格のキャラクターを演じる時も自分自身に似ているなと思いますし、何か事情を抱えている人物を演じる時も私の姿が垣間見えると感じます」と伝えた。
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また“ラブリー”と呼ばれていることについては、「気に入っています。最近、ラブコメディにも出演しましたし、たくさんの方々にそう呼んでいただいて嬉しかったです。撮影している時も面白くて、明るい演技で面白い人物を演じることが好きです。もともと笑わせるのが好きなので」とし「ユーモアセンスは母親譲りです。私の母も面白いです」とし、笑顔を見せた。
「母とわたしの3日間」を見た観客に、どんな反応を求めるのだろうか。彼女は「私も最近そういったことをたくさん考えます。私が愛する人たちに、(大好きだと)しっかり表現して、この感情をしっかり理解してもらえているのだろうか。ちゃんと上手く生きていけているのだろうか」とし「色々な別れがあると思うけれど、どう生きていけばいいのか。そんなことをたくさん悩んでいます。この映画にボクジャの過去が3つ描かれますが、多くの人が共感できると思う話は母と娘の話で、言いたいことを全部言えなかった時のチンジュの感情に共感すると思います」と話した。
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公開前のVIP試写会には、恋人である俳優のキム・ウビンも登場し、話題を集めた。2人は2015年7月に交際を認め、現在9年間にわたって交際中だ。映画を観た感想を尋ねたのかと聞くと、シン・ミナは「皆とても楽しみながら観て、面白かったと言ってくれました。(キム・ウビンも)同じような感情を抱いたのではないかと思います。少し泣いたのではないでしょうか」と答えた。
シン・ミナは現在39歳であと1ヶ月ほどで40歳になる。40歳のシン・ミナはどんな人であってほしいかという質問に「心も体も健康であってほしいです。演技に情熱があると言ったけれど、“人間シン・ミナ”も元気によく生きてこそ、仕事ともバランスが取れると思います。私は今の私の仕事が好きですが、そう思った方が私がもっと元気になれる気がして、本能的にそう思っているのだと思います」と伝えた。
最後に、いつも年末になると心温まる寄付を実行する彼女に、そのきっかけについて尋ねると「多くの人が皆一緒に幸せになってほしいと願う気持ちもありますし、私の寄付で誰かが幸せになれると思うと、私も心が温かくなります」と語った。
記者 : キム・チェヨン