「7人の脱出」チョ・ユニ、悪女の顔が明らかに…歪んだ母性愛と野望のまなざしに驚愕【ネタバレあり】

OSEN |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「7人の脱出」放送画面キャプチャー
「7人の脱出」のチョ・ユニが悪人としての顔を明らかにした。

韓国で13日、14日に放送されたSBS金土ドラマ「7人の脱出」第7、8話でチョ・ユニは、高校の美術教師コ・ミョンジ役で極端な感情を表現する熱演を披露した。

まず、ミョンジは自身の個展であらゆる表情で目を引いた。彼女は絵を褒める保護者たちのコメントに笑顔と共に謙遜した態度を見せた。一方、ミョンジは保護者たちのけなす言葉を聞くと、じっと無表情で見つめたり、強烈なまなざしで睨みつけ、むしろ図々しく絵を強制的に購入させた。このような優しい顔の裏に見せる彼女の悪人っぷりは、見る人を驚かせた。

また、ミョンジは双子の姉弟のことを深く愛する母性愛を見せた。彼女は娘に幼稚園でケンカしたことについて聞き、悔しそうにする娘に「暴力的な友達は強制的に他の幼稚園に送るべきね」と怒った。また、ミョンジは娘が自分の父親が再現俳優であることを知りながらも知らんぷりしたことに衝撃を受けた。「お母さんが心を痛めそうで知らないふりをした」という娘の言葉に、彼女は涙を流しながら申し訳なさそうにし、娘を抱きしめながら「スターにしてくれるお父さんを必ず作ってあげる」と誓った。

続いてミョンジは、家族のためなら何もいとわない一面を見せた。彼女はハン・モネ(イ・ユビ)のドラマに娘を出演させるべく、ソン・ジア(チョン・ダウン)の学生時代の実態を暴くインタビューをし、クム・ラヒ(ファン・ジョンウム)には娘がチェリーエンターテインメントでデビューできるように要求した。ラヒが冷静な態度をとるとミョンジはすぐに態勢を変えて、モネにチェリーエンターテインメントの代表ヤン・ジンモ(ユン・ジョンフン)にお願いしてほしいと、野望を込めた目を輝かせた。

チョ・ユニはドラマでミョンジの多彩な感情変化を描き、キャラクターを具体的に構築した。彼女は家族と一緒の時は優しい笑顔で和気あいあいとした雰囲気を作る一方、家族のために何かを手に入れようとするときはすぐに目が変わり、ミョンジの悪の本性と歪んだ母性愛をそのまま見せた。そのため、「7人の脱出」の展開への集中度を高めているチョ・ユニがこれから展開していく物語にさらに関心が集まっている。

記者 : カン・ソジョン