Vol․1 ― 「社内お見合い」「恋慕」チェ・ビョンチャン、来日インタビュー!“日本ファンはかわいいと言ってくれる(笑)”
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7月1日(土)に自身初となる日本ソロファンミーティング「CHOI BYUNG CHAN 1st Solo Fan meeting in Japan [PICNIC -Always with you-]」を開催したVICTON出身のチェ・ビョンチャン。Kstyleではイベント翌日にインタビューを敢行。前編では、ファンミーティングの裏話や近況、気になる今後の活動の展望まで、率直かつ誠実に語ってくれた。
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日本初のソロファンミーティング「ときめきながら準備」
――初のソロファンミーティングはいかがでしたか?チェ・ビョンチャン:ファンの皆さんの応援の声が大きくて、本当に楽しくて幸せでした。
――ファンの方々はどんな表情でビョンチャンさんを見ていましたか?
チェ・ビョンチャン:「かわいい、かわいい」という表情ですね。僕がなにをしても「かわいい」と言ってくれました(笑)。ファンミ―ティングのために日本の曲や、プレゼント企画など、いろいろな準備をしてきましたが、喜んでいただけてよかったです。
――ひとりでステージに立った気分はいかがでしたか?
チェ・ビョンチャン:ちょっと複雑な心境というか……。最初は心配もあったのですが、ファンの皆さんのことを考えて、ときめきながら準備をしました。実際にステージに立ったら、ファンの皆さんがとても喜んでくださったので、気分がよかったですし、一生懸命に準備をした甲斐があったなと思いました。
――日本の曲「変わらないもの」(奥華子)を歌いましたが、選曲の理由を教えてください。
チェ・ビョンチャン:「時をかける少女」というアニメの主題歌ですが、アニメを観て好きになった曲なんです。今回、ファンの皆さんのためになにを歌おうかと考えて、一生懸命に練習してきました。
――ランダムダンスのゲームでは、NewJeansやLE SSERAFIM、ブソクスン(SEVENTEENのユニット)のダンスなどに加えて、なにわ男子の「初心LOVE」のダンスを披露したことが話題になっていました。
チェ・ビョンチャン:なにわ男子は、よく知っていますよ。メンバーの道枝駿佑さんの映画「今夜、世界からこの恋が消えても」を観ました!
グッズ売り場に着ぐるみでサプライズ登場も!?
――開演前には、グッズ売り場にひよこの着ぐるみ姿で登場したそうですね。チェ・ビョンチャン:サプライズでやったのですが、とても喜んでいただけたようでよかったです。韓国のファンは「ビョンチャンだ!!」とすぐにわかったみたいです(笑)。日本のファンの方々は驚いた後に「かわいい、かわいい」って言っていました。
――日本のファンからは“ひよこ”の愛称で愛されていますね。
チェ・ビョンチャン:ずっと呼ばれている愛称ですが、日本でも「ひよこ、ひよこ」と呼んでくださって、そういうふうに親しみを込めて呼んでくださること自体が、とても気分がよくてありがたいです。
――次にファンミーティングをするなら、どんなことがしたいですか?
チェ・ビョンチャン:ファンミーティングツアーをしたいです。今回は東京だけだったので、次は大阪、名古屋……。日本全国どこにでも行きたいです。
――今回の来日ではプライベートな時間はないそうですが、その中でも楽しみにしてきたことは?
チェ・ビョンチャン:食べ物ですね。昨日、かつ丼を食べましたが、やっぱりかつ丼は日本で食べてこそだと思いました(笑)。
――日本食で特に好きなものは?
チェ・ビョンチャン:ラーメン、もつ鍋、焼き鳥、すき焼き、全部好きです。韓国でも最近は日本の味を楽しむことができるようになったので、よく食べています。
――料理はしますか?
チェ・ビョンチャン:はぁ……(ため息をつきながら日本語で)料理は、全然ダメです(笑)。
――明日は写真集の撮影をすると聞きました。
チェ・ビョンチャン:ファンの皆さんは僕に関連するグッズなど、記念や思い出に残るものをとても喜んでくださるので、いい写真を撮って、ファンの皆さんへのプレゼントのような写真集になればいいなと思います。
――写真集では、かっこいい、かわいい、セクシーなど、いろいろなビョンチャンさんの表情が見られると思いますが、ご自身はファンからどんな褒め言葉を聞くとうれしいですか?
チェ・ビョンチャン:「お疲れ様」という言葉が一番うれしいです。もちろん「かっこいい」とか「かわいい」という言葉もうれしいのですが、「お疲れ様」「ご苦労様」「ありがとう」という言葉を聞くと、自分が頑張ったことをねぎらっていただけた気持ちになるので。
新事務所で再スタート!演技・ボーカルまで幅広く準備中
――これまでの事務所を離れて新しい場所で動き出しましたが、周りやファンからの反応・応援の声はいかがでしたか?チェ・ビョンチャン:ファンの皆さんは「新しいスタートをきることができてよかった。これからいいことばかり起きるよ」と言ってくれました。家族や周囲の人たちは、いろいろと心配して気にかけてくれていましたが、僕が新しい会社で一生懸命に頑張っている姿を見てホッとしたようです。だから、僕を気にかけて応援してくださる方々のためにも、より懸命に努力をしているところです。
――最近はどのように過ごしていますか?
チェ・ビョンチャン:この後、タイや韓国でもファンミーティングをするので、その準備をしています。そして今年はまだドラマを撮影していないのですが、なるべく早い段階で皆さんにドラマでお目にかかりたいと思って、一生懸命に準備をしています。プライベートでは運動を欠かさずに体力管理をしていますし、それ以外にもあらゆる準備をしています。どんな仕事でも、声がかかった時に準備ができているかどうかが重要だと思うので。
――運動は1度にどのくらいしていますか?
チェ・ビョンチャン:一度ジムに行ったら、2時間半くらいはトレーニングをしています。
――運動以外に自己啓発のためにしていることは?
チェ・ビョンチャン:演技やボーカル、発声のレッスンを受けています。今やれることはすべて一生懸命にやっています。
――ボーカルレッスンということは、これから歌手としても活動する予定があるのでしょうか?
チェ・ビョンチャン:これからファンミーティングで歌うこともあるし、いつも同じことだけをやるわけにはいかないので、多様な歌を歌えるようにレッスンを受けています。でも、ソロ歌手として活動することは今のところないですね。もし曲を出すとすれば、ファンソングとかならあるかもしれませんが……。やはり、まずは俳優として活動したいという気持ちが強いです。
VICTONと俳優活動の両立は「いつも感謝の気持ち」
――俳優としては近年「恋慕」「社内お見合い」など、Netflixの話題作に続けて出演して注目を集めましたが、ご自身にとってどんな作品になりましたか?チェ・ビョンチャン:「恋慕」は事前ミーティングから撮影までを含めると1年間ぐらいかけて撮ったんです。僕にとってすごくいろんなことを教えてくれた作品ですし、演技について一歩前進できた作品です。また、僕という存在を多くの人に知っていただけた作品でもあるので、とても意味深いドラマです。「社内お見合い」は「恋慕」と同時に撮影を進行したのですが、“家族”というものを強く感じた作品です。先輩方やセジョンお姉さん(キム・セジョン)など、家族を演じた俳優さんたちと呼吸を合わせて、視聴者に“家族”として見てもらえるようにイメージを作っていく。視聴者から見た“家族”というものをとても意識しましたし、家族として演技することについて教えてくれたドラマでした。
――演技を始めた時はすごく緊張もしたと思いますが、難しさはありましたか?
チェ・ビョンチャン:やはり最初に挑戦した時は、緊張や恐れがありました。でも、自分が選択したことですし、ファンの皆さんに見せたい姿を考えたら、恐れよりもやる気が上回りました。そして、実際にやってみるうちに、人間というものはだんだんと適応できるものなんですね。
――当時はVICTONの活動もあったので、スケジュールを両立するのは大変ではなかったですか?
チェ・ビョンチャン:大変といえば大変ですが、僕にとって多くの仕事ができることは喜ばしいことだと思っていました。睡眠時間が少なくて疲れることもありましたが、俳優と歌手という仕事を両立させながら、さまざまな姿をお見せできることに感謝しました。こんなに多くのことをずっとやっていける保証はないので、いつも感謝の気持ちを持っています。
――セリフを覚えることに苦労はなかったですか?
チェ・ビョンチャン:覚えることの苦労というよりも、最初はほかの人と呼吸を合わせてセリフを発することが少し難しかったです。それもやっていくうちに慣れてきて、監督から「うまくやってるよ」と褒められるようになりました。
――セリフの覚え方は人によって違うようですが、ビョンチャンさんはどうやって覚えますか?
チェ・ビョンチャン:セリフを何度も口に出して覚えます。台本にいろいろと書き込んで覚える方もいるし、頭の中で反復して覚える方もいるようですが、僕は口に出したほうがうまく覚えられるようです。
取材:安部裕子 / 撮影:前手秀紀
記者 : Kstyle編集部