Vol․2 ― チェ・ビョンチャン、なにわ男子に関心も「リーダーの明るいエネルギーがとてもいい」

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7月1日(土)に自身初となる日本ソロファンミーティング「CHOI BYUNG CHAN 1st Solo Fan meeting in Japan [PICNIC -Always with you-]」を開催したVICTON出身のチェ・ビョンチャン。Kstyleではイベント翌日にインタビューを敢行。後編では、俳優活動についてや、日本に関する質問にもたっぷりと答えてくれた。

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「VICTONの活動は、俳優活動に役立っている」

――VICTONのメンバーとして活動する中で培ったスキルや経験が、俳優としてのキャリアにどのように役立っていますか?

チェ・ビョンチャン:やはり表情の面では役に立っていると思います。いろいろなコンセプトでステージに立って、それに似合うジェスチャーや表情を見せてきました。そしてドラマもコンセプトと同じようにさまざまなジャンルがあって、キャラクターによって見せるべき表情が違いますから、それに適応するのにこれまでの経験が役に立っていると思います。

――表情の練習は、やはり鏡を見てするのですか?

チェ・ビョンチャン:そうですね。鏡を見てすることもありますし、相手役の人に見ていただいて意見を聞くこともあります。

――ご自身はエゴサーチはするほうですか?

チェ・ビョンチャン:そんなにたくさんはしませんが、ドラマ放送中は1日に1,2回くらいはしました。そんなに気難しく反応を気にするほうではないです。

――俳優として、どんなことが書かれているとうれしいですか?

チェ・ビョンチャン:もちろん褒めていただくこともうれしいのですが、僕の足りない点を指摘してくださることもすごくありがたいです。まだ俳優を始めたばかりなので、至らないところを指摘してくださるとすごく勉強になります。「もっとこうしたらいい」と具体的に書かれていると、修正してもう一歩前進するきっかけになるので。

――ファン以外の視聴者の意見も参考になりますね。

チェ・ビョンチャン:ファン以外の視聴者の皆さんは、また違う視点で意見をくださるので参考になります。でも、僕のファンでも「まだこういうところが足りない」「ちょっと残念だ」と率直に言ってくださる方も結構多いんですよ。その一つ一つを大切に聞いて、改善していこうと思っています。そして、僕はいつでも意見を受け入れる準備ができています。


「目標を立てるより、日々流れるような時間を過ごしたい」

――役柄を選ぶ際に重視する要素や基準はありますか?

チェ・ビョンチャン:会社の方々と相談して、僕のイメージとキャラクターが合っているか、そのキャラクターに魅力があるかということをまず見ます。もちろん合わないキャラクターに合わせるという選択もありますが、まだ俳優としてはそこまで演技の幅が広くないので、まずは僕に合うイメージを第一に考えています。それから、キャラクターが持つビハインドストーリーも重要だと思います。どんな背景があって、どんな考え方を持っている人物なのか、そういう部分も含めて考えて決めますね。

――監督とキャラクターについてじっくり話すほうですか?

チェ・ビョンチャン:事前のミーティングで監督から「こんな風に演じてほしい」と言われますが、それも現場では少し変わったりするんですね。そういう時は、納得するまで監督に確認するほうです。自分から「こうしたらどうですか?」と提案することもあるし。監督によってスタイルが違うので、柔軟に対応するようにしています。

――これからやってみたい役柄を挙げるならば?

チェ・ビョンチャン:これまで3本のドラマに出演しましたが、自分がやりたいと言っていた「学園もの」「時代劇」「家族もの」が幸い全部やれたんです。そして、これからやりたいものを挙げるなら2つ思い浮かぶのですが、ロマンチック・コメディと大学生の役です。やはり20代だからこそできる役柄もあるし、30代になってこそできる役柄もあると思うので、20代のうちに見せられる役をやってみたいという気持ちがあります。

――最近、ドラマはご覧になっていますか?

チェ・ビョンチャン:「復讐代行人2~模範タクシー~」と「九尾狐伝」をとても楽しく見ました。

――ドラマを観る時には、「自分だったらどう演じるか」と俳優目線で視聴するタイプですか?

チェ・ビョンチャン:自分だったらというよりも、イ・ジェフン先輩(「復讐代行人2~模範タクシー~」)とイ・ドンウク先輩(「九尾狐伝」)の演技を「どうしてこんなに上手なんだろう。堂々としながらも不自然でない演技がどうしたらできるのか」と思いながら観ていました。いずれにしてもドラマを観る時は視聴者という立場で見るので、演技に引き込まれながら観ているようです。演技は1年習うのと10年習うのでは差が大きいと思いますので、これからの時間と経験が重要だと考えています。

――共演してみたい俳優はいますか?

チェ・ビョンチャン:ロールモデルではなく、共演したい俳優さんですか? あまり考えたことがなかったですが、イ・ジェフン先輩とイ・ドンウク先輩とお会いしてみたいです。僕がもっと成長して、俳優という職業を堂々と名乗れるようになった時にお会いして、一緒に作品に出演できたらうれしいです。


――これからの目標を教えてください。

チェ・ビョンチャン:目標を立てるよりは日々流れるような時間を過ごしたいと思っていますが、やはりその一方で、いい俳優になりたいという気持ちが強いです。そしてファンの方だけでなく皆さんから期待していただける俳優になりたいです。僕自身も誰かに期待して、その方が出演する作品を待って観るということがありますので、「ビョンチャンの作品だったら期待できる」と期待してもらえる俳優になることが目標です。


日本のエンタメに関心「なにわ男子のリーダーが…」

――話題は変わって、最近日本のエンターテインメントで関心を持っていることは?

チェ・ビョンチャン:最近、J-POPをよく聴いています。日本はバンドが有名なので、X JAPANさんの曲は以前からよく聴いていましたし、ONE OK ROCKさん、Official髭男dismさん、あいみょんさんや優里さんの曲を、移動中や寝る前によく聴いています。友だちとカラオケに行って歌うこともあります。

――日本語の歌詞で歌うのは難しくないですか?

チェ・ビョンチャン:もちろん歌詞が出るのですが、友だちは歌詞を読みながら歌うのがなかなか難しいみたいです。僕は日本語に慣れているせいか、すごく楽しんで歌っています(笑)。あとアニメもたくさん観ました。最近は「チェンソーマン」「鬼滅の刃」とか……。韓国でも人気がある「すずめの戸締まり」はまだ観れていなくて、同じ監督(新海誠)の「君の名は。」と「天気の子」は観たので、「すずめの戸締まり」も観てみたいです。

――なにわ男子にも関心があると聞きましたが……。

チェ・ビョンチャン:日本で今ホットな新人さんだと聞いたので、関心を持つようになりました。道枝駿佑さんもですけど、リーダー(大橋和也)がとても明るくて、ムードメーカーという感じで、見ていると気分がいいです。他のメンバーの方々もみんな魅力的ですが、リーダーが持っているエネルギーがとてもいいなと思いました。

――ビョンチャンさんも明るいエネルギーを持っているから、雰囲気が似ていますね。

チェ・ビョンチャン:ありがとうございます(笑)。


日本ファンのイメージは?「ちょこんとしたかわいらしさが…」

――日本で行ってみたいところは?

チェ・ビョンチャン:まだ東京と大阪にしか行ったことがないので、どこがいいのかよくわからないのですが、友だちが地方の雰囲気がとてもいいと言っていたので行ってみたいです。あとは雪の降る北海道も雰囲気がよさそうなので、旅行で行ってみたいですね。実は4月に友だちと旅行で日本に来たのですが、ほとんど渋谷の周辺で過ごしていました。友だちと海外旅行に行くのは初めてだったから、とても意味深くて楽しい旅行でした。次は同じ仲間と大阪に行こうと話しています。

――日本では、やはりビョンチャンさんがお友だちを案内したのですか?

チェ・ビョンチャン:僕よりも友だちのほうが詳しくて、全部計画してくれたんです。だから僕はただ後をついて行きました(笑)。もちろん地下鉄の乗り方とかは僕のほうが詳しかったですけど。

――日本でもたくさんのファンが応援していますが、日本のファンのイメージは?

チェ・ビョンチャン:とてもかわいいです。なんというか、ちょこんとしたかわいらしさがあって、隣にいつもいてほしいようなイメージです。とても優しくて心が美しいと思います。

――最後にKstyleをご覧の皆さんにメッセージをお願いします。

チェ・ビョンチャン:僕は今たくさんのことを準備していますし、日本でも活動をしたいと思っています。これからも僕に関心を持って応援してくださったらうれしいです。

取材:安部裕子 / 撮影:前手秀紀

記者 : Kstyle編集部