ユ・スンジュン、韓国への入国が可能に?ビザ訴訟の2審で勝訴

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写真=ユ・スンジュン SNS
韓国で活動したアメリカ国籍の歌手ユ・スンジュンが提起した2度目の行政訴訟の控訴審で1審の敗訴判決が覆され、勝訴した。

本日(13日)午後、ソウル高等裁判所行政9-3部(部長判事:チョ・チャニョン、判事:キム・ムシン、キム・スンジュ)は、ユ・スンジュンがロサンゼルス総領事館を相手に提起した査証(ビザ)発給拒否処分取消訴訟の2審で、1審の判決を破棄し、勝訴を宣告した。

裁判部は「再審の判決を取消し、ビザ発給拒否を取り消す。訴訟の費用は被告がすべて負担する」と明かした。韓国系外国人が韓国に長期滞在するために在外同胞ビザを取得すると、配達員など単純労働を除いて韓国で就職可能となる。

先立って、ユ・スンジュンは2002年に入営通知書を受け取った後、海外コンサートを目的に出国した状況で、アメリカの市民権を取得し、兵役逃れの疑惑がもたれ、出入国管理法11条に基づき、韓国入国禁止の対象となった。その後、在外同胞の入国ビザでの韓国入国を数回試みたが発行を拒否され、行政訴訟を提起して勝訴した。

しかし、ロサンゼルス総領事館は最高裁判所の判決後もビザ発給を拒否し、ユ・スンジュンは2度目の訴訟を提起した。1審で総領事館が勝訴したが、ユ・スンジュンは控訴。最終的に2審で1審の判決が破棄され、韓国への入国が可能になった。

記者 : チャ・ヘミ