コン・スンヨンからユ・ジュンサンまで、日本の小説原作の新ドラマ「旅屋おかえり」台本読み合わせに参加

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写真=Big Ocean E&M
日本の小説を原作とする新ドラマ「旅屋おかえり」が、情熱と笑いが溢れる台本読み合わせ現場を公開した。

ドラマ「旅屋おかえり」(演出:カン・ソル、脚本:チョン・ヘヒョン、制作:(株)Big Ocean E&M)は、人生で一度もセンターだったことのないアイドル出身の旅行リポーターが依頼を受けた旅行に行きながら真の成功と人生の意味を悟っていく過程を描いたヒーリングトリップ感性ドラマだ。「ショーウィンドウ:女王の家」「デリバリーマン」を通じて演出力を認められたカン・ソル監督と、「自己発光オフィス」を通じてウィット溢れる筆力と共感できるストーリーを披露した脚本家のチョン・へヒョンがタッグを組んだ作品で、韓国の美しい景観と旅行の魅力を描いたヒーリングストーリーが、視聴者の心を捉えると期待を集めている。

この日の台本読み合わせ現場にはカン・ソル監督とチョン・へヒョンをはじめ、コン・スンヨン、ユ・ジュンサン、キム・ジェヨン、ホン・スヒョン、ユ・ジヨン、ドン・ヒョンべ、オ・ヒョンジュン、パク・ボヨン、キム・へファ、イム・ドユン、ソ・ジェウ、ユ・スジョン、イ・ユビンなどの出演陣が集結した。スタートに先立ち、演出を担当したカン・ソル監督は「みんなが幸せな現場で楽しく撮影してほしい。その感動をそのまま視聴者に伝えることができるように最善を尽くす」という覚悟を伝え、台本執筆を担当したチョン・へヒョンは「みんなの記憶に残りそうな、楽しく、気楽な撮影になってほしい。そうなるために一生懸命にバックアップする」と応援の言葉を述べた。

本格的な台本読み合わせが始まると、俳優たちはそれぞれのキャラクターに没入し、実際の撮影さながらの熱演を披露した。初対面であるにもかかわらず完璧にキャラクターを具現してそれぞれの魅力と存在感をアピールしたり、笑い声が絶えない和気藹々とした現場雰囲気を見せたりと、より期待を高めた。

まず、アイドル出身で、現在は生活情報番組で旅行コーナーのリポーターを5年間担当しているカン・ヨルムに変身したコン・スンヨンが目を引く。ポジティブのアイコンらしく、ビタミンのような魅力を思う存分にアピールすると同時に、愛らしく純粋な魅力もアピールしながらキャラクターを表現した。特に変化が多く、繊細な感情表現でコン・スンヨンにしか演じられないカン・ヨルムを完成させ、代替不可能な一面を見せた。

劇中で、カン・ヨルムが所属しているオグエンターテインメントの代表オ・サンシク役を演じるユ・ジュンサンは、その存在感だけで現場の雰囲気を圧倒した。医者の家系の末息子として生まれ、ボクサーから前職マネージャー、そして今のエンターテインメント代表を務めるまで人生の浮き沈みを経験してきたオ・サンシクの魅力を表現しながら、代替できない演技で一気に視線をとらえた。特にセリフだけでなく、眼差しやジェスチャーだけでも台本の中の状況をリアルに表現するのはもちろん、上手な緩急調節で現場の雰囲気をリードしながら“信頼できる俳優”として活躍を期待させた。

映画監督になりたがるイ・ヨンソク役に溶け込んだキム・ジェヨンの熱演も印象的だった。名門大を卒業して入社した大企業を1年で辞めて映画の道を選んだが、2年間デビュー作のシナリオを準備していた彼は、偶然にカン・ヨルムが担当していた旅行コーナーの編集のバイトをすることになってオグエンターテインメントと特別な縁を結ぶようになる人物だ。キム・ジェヨンは無愛想だが繊細で、スマートな面まで兼備したイ・ヨンソクの魅力を多彩に披露した。

最後にオグエンターテインメントの財務理事であるユ・ハナ役を担当したホン・スヒョンは、新たなイメージチェンジを予告した。女優志望だった時代にマネージャーとして出会ったオ・サンシクと10年間の縁を続けているユ・ハナは、厳しい忠告も辞さないほどヨルムには格別な愛情を持っている。ホン・スヒョンはユ・ハナ役を通じて感情を繊細に描きながらストーリーに緊張感を加える役割をこなした。

さらにユ・ジヨン、ドン・ヒョンべ、オ・ヒョンジュン、パク・ボヨン、キム・へファ、イム・ドユン、ソ・ジェウ、ユ・スジョン、イ・ユビンなどの俳優たちは、それぞれの個性と魅力を持っているキャラクターを完璧にこなしながら物語に力を加え、台本読み合わせが行われる間、適材適所で活力を吹き込んだ。

ドラマの制作陣は「初対面から俳優たちの息が良いので、演技を見るだけで時間の流れを忘れるほど面白かった。今この現場の温かい雰囲気が撮影現場にも、ドラマにもそのまま伝わるように最善を尽くす。たくさんの期待と関心を寄せていただきたい」と期待を呼びかけた。

ドラマ「旅屋おかえり」は現在編成を議論中で、本格的に撮影に突入した。

記者 : チョン・ヒョンテ