BTS ジンを見るため無断で軍を離脱?看護将校が嫌疑を否定「誰が彼なのか区別できなかった」

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BTS(防弾少年団)のジンを見るため、勤務地を無断で抜け出した疑いが持たれている看護将校A氏が、軍検察から取り調べを受けている。

軍関係者によると、某陸軍部隊所属のA氏は1月、約2時間にわたり、陸軍第5師団新兵教育大隊を訪れた。

第5師団所属の兵士に腎症候性出血熱の2回目の予防接種を行ったA氏は、接種を終えた後、第5師団の新兵教育大隊で助教として服務しているジンを見るため、部隊の許可なしに勤務地を無断で抜け出したという疑いが持たれている。軍人が上部への事前報告なしに勤務地を無断で離れた場合、軍刑法第79条(無断離脱)により、1年以下の懲役や禁錮刑を受ける。

A氏は容疑が浮上した後、一度否認した。ハンギョレ新聞の単独報道によると、A氏の法律代理人は19日、「A氏は第5師団の新兵教育大隊の看護将校から協力の要請を受け、訪問し、予防接種だけを行った」とし「注射を打つのは医療行為であり、誰でも注射することはできないため、予防接種の支援を要請した」と明らかにした。

法律代理人は他部隊所属であるにもかかわらず協力を要請し、これを受け入れた理由について「2人の看護将校は部隊に転入して4ヶ月ほど経っており、新型コロナウイルス感染症により業務が急増した中、先輩たちから引き継いだ通り、仕事が多い時は隣接部隊の看護将校に協力を求めて仕事をしてきた」とし「1時間以内に訓練兵200人余りを対象に1人当たり3隊ずつ注射しなければならない状況なので、訓練兵の顔を見たり、話しかける時間は全くなかった。訓練兵はマスクをつけており、他の部隊の所属だった看護将校の立場では、誰がジンなのか区別できなかった」と説明した。

また、A氏が予防接種業務支援のため他部隊を訪問する前、自身が所属している師団義務班長(軍医)に事前に口頭で報告し、承認を受けたと主張した。

軍当局はA氏に対する懲戒議員会を先送りし、軍検察に調査を依頼した。

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記者 : ファン・ヘジン