イム・ジヨン、新ドラマ「庭のある家」への出演を決めた理由は?“原作と台本を読んで惚れた”

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写真=KTスタジオ genie
イム・ジヨンが「庭のある家」で大胆なイメージチェンジを予告した。

韓国で6月19日に放送がスタートするgenie TVオリジナル「庭のある家」は、同名のベストセラー小説を原作にするドラマで、裏庭からする怪しい匂いによって完全に異なる人生を生きていた2人の女性が出会って繰り広げられるサスペンススリラーだ。

イム・ジヨンは悲惨な現実からの脱出を夢見るサンウン役に扮し、前作とは全く異なる姿を見せてくれる。今ホットな彼女の次回作に関心が高まっている中、彼女は出演理由について「原作小説と台本を読んで惚れた。おそらくサンウン役でなくても出演したと思う。2人の女性の共通項が印象的だったし、そのように生きていく女性たちの人生を私も女優として一度生きてみたかった。また、台本を読みながらどんな話が繰り広げられるのか、気になって興味深かった」と伝えた。

何より彼女は、前作とはビジュアルから性格まで全く異なる人物を演じることになった。そのため、没入が難しいのではないかと聞くと「台本を見てとても演じたい人物だと思った。没入が難しいというよりは、女優として新たな挑戦になるだろうと思った。前作が公開される前に選択した作品だったけれど、あいにく正反対な2人の人物が連続で出てくることになった。前作のキャラクターを消したいというより、新しい姿を視聴者の方々にお見せできると思ってわくわくする」と感想を伝えた。

また、チュ・サンウン役について「同情するよりも、どこかで見たような周りの人物の姿だ。『演技するのは本当に難しい』と思った」と語った。それから「本当のイム・ジヨンを演じてみようと思った。何の色も感情もない、虚しさだけのこの女性はどうだろうかと思いながら演じた。さらに、メイクも何もしていない姿でそのままカメラの前に立った」とし「原作小説と台本の中のサンウンは少し違う感じだったけれど、それで原作を読まれた読者の皆様が想像するサンウンよりもう少しイム・ジヨンらしいものを探してみようと思ってアイデアも出した。あえて演技しなくても、私が持っているサンウンの姿が顔に出てきた。感情を表に出さない感じで、とても暗くて大変だったけれど、完璧な被害者であることを知りながらも、何とかもがいて抜け出そうとする人がどうなるだろうか気になり、また面白かった」と話し、チュ・サンウンというもう一つの人生のキャラクターを誕生させる彼女の熱演への期待を高めた。

また、キム・テヒとの共演でさらに関心が高まった。これに対し、イム・ジヨンは「テヒ姉さんと初めて一つの作品で息を合わせることになったけれど、本当に良かった。前からぜひ作品でお会いしたいと思っていたけれど、一緒にするという話を聞いてわくわくした。姉さんがとても気楽に接してくれたし、息も合わせてくれて、私もサンウンのことをよく表現することができた」と共演の感想を語った。それから「私たちの阿吽の呼吸も楽しみにしてほしい」と強調し、2人の女優が発揮する相乗効果への期待を高めた。

最後にイム・ジヨンは「『庭のある家』は、全く異なる人生を生きてきた2人の女性が会って繰り広げられるサスペンススリラーだ。予測できない2人の女性のケミストリー(相手との相性)と、どんでん返しを繰り返すしっかりしたストーリーが見どころだと思う。サンウンとジュランにどんなことが繰り広げられるのか、彼女たちの話に注目してご覧になれば『庭のある家』の魅力をきちんと感じられると思う」とし、直接見どころを挙げた。これと共に「これまで見られなかったジャンルのドラマ、また私が今までお見せしなかった新しいキャラクターをお見せすることになってわくわくする。予測できない話を盛り込んだ『庭のある家』を楽しみにしてほしい」と伝え、ドラマへの期待を高めた。

「庭のある家」は、6月19日からgenie TVとgenie TVモバイル、ENAで見ることができる。

記者 : ペ・ヒョジュ