「偶然出会った、あなた」チン・ギジュ、キム・ドンウクと1987年に残ることを決める【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「偶然出会った、あなた」放送画面キャプチャー
「偶然出会った、あなた」のキム・ドンウク、チン・ギジュが1987年に残ることにした。

韓国で今月2日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「偶然出会った、あなた」(脚本:ペク・ソヨン、演出:カン・スヨン、イ・ウンヒ)第2話では、時間旅行を始めた後、本格的に“運命チェンジ”に突入したユン・ヘジュン(キム・ドンウク)とペク・ユニョン(チン・ギジュ)の話が描かれた。

これに先立って、車にぶつかって意識を失い、1987年へ来たユニョンは母のイ・スネ(ソ・ジヘ)の運命を変えられるという考えで喜んだ。一方、ヘジュンは一日も早くタイムマシーンを動かして、ユニョンを帰らせようとし、車の修理が終わるまで彼女を自分の家に泊るようにした。「現在へ戻らなければならない者」と「過去に留まらなければならない者」の不思議な関係が始まって目を引いた。

過去へ戻って19歳の母スネに会ったユニョンは、不思議で幸せな気持ちで彼女をつきまとった。ユニョンは偶然、自分の父であるペク・ヒソプ(イ・ウォンジョン)とスネの初対面を目撃し、現在のすべての不幸が家族から始まったと思ったユニョンは、必死に二人の交際を反対した。一方、ヘジュンは不明確な身分で、1980年代を生きるユニョンが危機に直面するたびに助けてくれ、思わず時間旅行を一緒にすることになった二人が、互いをサポートすることを暗示した。

ヘジュンはタイムマシーンを通じて目撃した、自分の悲劇的な未来を防ぐため孤軍奮闘した。「ウジョン里殺人事件」の真犯人と自分を殺した犯人が同じ人物という事実まで知ることになった彼は、唯一の証拠品である古いマッチ箱から手がかりを見つけようとした。この時、ヘジュンはユニョンが2021年、母の死亡事故の現場で拾ってきた証拠品を偶然に見ることになり、問題のマッチ箱と同じ物という事実を知ってショックを受けた。34年という歳月の間で起こった事件が、どのようにつながっているのか視聴者の好奇心を刺激する。

ユニョンは自分が皮肉って、無視していた母が過去には感性的な本の虫だったということを知って胸を痛めた。自分と同じ夢でいっぱいだった母の青春に対面して、後悔する彼女の姿は、視聴者の涙腺を刺激した。同作は意味深長な展開をはじめ、豊かな感情まで伝え、人々を魅了した。

衝撃的などんでん返しも公開された。ユニョンの雇用主だった作家のコ・ミスク(キム・ヘウン)は、自分の初期作品である「小さい扉」が言及されるたびに極めて敏感に反応し、このような態度は視聴者に疑問を抱かせていたが、決定的な伏線になった。19歳のスネが書いた日記帳を覗き見たユニョンは、「小さい扉」が母の作品だったという事実に気づき、母は自ら命を絶ったのではないかもしれないという疑問を抱かせて、緊張感を高めた。

第2話の後半には、明確な目標ができたユニョンが現在へ戻らないと宣言する姿が描かれた。普段、友人たちにいじめられていたスネが川に落ちて危機を迎えた瞬間、ユニョンは母を助けるため走っていき、そこで若い時代のコ・ミスク(チ・ヘウォン)に対面した。自分が過去へ来たのが偶然ではなく、必然だと確信したユニョンは、真実を明かすことに決心した。ヘジュンに「私、今は帰れないです。やるべきことがあるから、ここで」と言うユニョンの様子は、よりスリリングでミステリーなストーリーの本格的なスタートを知らせた。

この日、第2話の視聴率は4.2%(ニールセン・コリア、全国世帯基準)で、同時間帯のドラマ中、1位を記録した。ユン・ヘジュンとウチョン里の刑事であるドンシク(チェ・ヨンウ)の緊張感溢れる対立を込めたシーンは、分当たり最高視聴率6.2%(首都圏世帯基準)となった。

記者 : パク・ソヨン