「コッソンビ熱愛史」シン・イェウン&リョウン、お互いを守るために危険な決断【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
SBS月火ドラマ「コッソンビ(イケメンの士)熱愛史」でシン・イェウンとリュウンが、お互いを守るために危険な決断を下し、相手への気持ちを少しずつ表した。

4月4日(火)に韓国で放送されたSBS月火ドラマ「コッソンビ熱愛史」第6話は、首都圏視聴率4.4%、最高視聴率5.7%まで急上昇し、視聴率を伸ばした。切なさもミステリーも、さらに規模が大きくなったストーリーの力を証明し、視聴者から好評を得た。

まず、ユン・ダノ(シン・イェウン)は、チャン・テファ(オ・マンソク)がイ・ソルと思われるキム・シヨル(カン・フン)を自宅で尋問すると、疑問を抱き、これまでチャン・テファが言った言葉をもとに、イ・ソルは番人を捕まえるための手段にすぎないことに気付いた。そして番人を捕まえれば、借金をすべて帳消しにしてくれるというチャン・テファの言葉を思い出したユン・ダノは、灰の中から見つけたカン・サン(リョウン)の矢じりを持って出てきたが、カン・サンに出くわして、驚いて母親の遺品である玉指環(玉で作った指輪)を池に落としたと嘘をつき、カン・サンを池に向かわせた。カン・サンが池でユン・ダノの玉指環を一生懸命探していた時、飛んできた竹筒の中の書簡で、チャン・テファの家に名もわからない士1人が捕まっていることを知って、目を光らせた。

チャン・テファの元に向かっていたユン・ダノは、矢じりを取り出し、「これをチャン判官に渡したら、カン・サン兄さんは死ぬんだろうな」と言って、結局矢じりを川に投げ捨てた。そしてどこかへ向かっていたカン・サンに出くわしたユン・ダノは、「今行ったら捕まりますよ!」と急いで止めたが、カン・サンは走って行ってしまった。その後、カン・サンはチャン・テファの家近くの丘で、キム・シヨルを拷問するチャン・テファに向かって矢を射たが、怪我した腕のせいで失敗し続けた。その時、カン・サンを追いかけてきたユン・ダノが登場し、カン・サンを助けて矢を命中させ、キム・シヨルの2度目の拷問を阻止した。飛んできた矢にチャン・テファが驚いた瞬間、シン・ウォンホ(アン・ネサン)が現れて怒鳴りつけ、キム・シヨルを義禁府に連れて行って、チャン・テファに侮辱を感じさせた。

その後、ユン・ダノとカン・サンはチャン・テファの部下に追いかけられ、兵士たちが通り過ぎた村社の中に入って身を隠した。カン・サンは何も聞かないユン・ダノに「怖くないのか? 僕を誰だと思っているんだ」と聞き、ユン・ダノは不安そうな眼差しで「知っています。兄さんが番人だってこと」と心の中で言った後、「怖かったです。あの日、駕籠の中で怪我した兄さんを見て、この瞬間が最後になるのが怖かった」と告白した。またユン・ダノはカン・サンの怪我した部分を見ようと言い合い、カン・サンの袖から落ちた魚の形の硯滴が、過去の父親のものであることを知り、複雑な気持ちを表した。カン・サンは「たいしたことではない。小さくて光るものを探してほしいと言われたから」と言って池に入ったことを知らせ、ユン・ダノは「とても気に入りました」と満面に笑顔を浮かべた。

そしてカン・サンは肩を貸して、しばらく休むようにと言ったが、ユン・ダノは「怪我したのはお兄さんなのに……。ちょっと寄りかかりますか?」と明るく言って、カン・サンもいたずらをしながらユン・ダノの肩に寄りかかった。時間が経って、カン・サンに寄りかかって眠っていたユン・ダノが先に目を覚ました。彼女はカン・サンをずっと見守っていたが、彼と目が合うと慌てて壁に頭をぶつけて笑いを誘った。

翌日、ユン・ダノはプヨンガクでファリョン(ハン・チェア)に会って、「イファウォンを諦めに来ました」と言った後、士たちが居続けられるようにしてほしいと頼んだ。同時刻、カン・サンはチャン・テファについて調べてほしいと頼んだキム・チウン(ペ・ヒョンギョン)から「あの女性のためですよね?」と言われて動揺し、ユン・ダノの姉とチャン・テファの息子によって、イファウォンとチャン・テファが絡んでいることを知った。一方でユン・ダノは、ユク・ユクホ(イン・ギョンジン)、ナジュテク(イ・ミド)、ユン・ホンジュ(チョ・ヘジュ)にもイファウォンを売りに出したと伝えた後、冬に布団を洗濯することを不審に思ったキム・シヨルが、「イファウォンをチャン判管に渡すつもりか?」と聞くと、「守るんです。イファウォンの人々が誰も傷つかないように」と真剣に語った。

その後、カン・サン、キム・シギョル、チョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)は、一晩にして空っぽになってしまったイファウォンを見て、ユン・ダノを心配した。一方でチャン・テファは、ユン・ダノから「イファウォンを差し上げます」という書信をもらった後、尙膳(イ・ジュンヒョク)が言った「ユン・ダノを探すな」という言葉と、番人について知っているというユン・ダノの言葉を思い出し、「ユン・ダノ! あの子が見つけたのだ。玉指環を!」と言って、すぐにイファウォンを探したが、世孫であることを証明する証拠が見つからず、表情が険しくなった。

そしてユン・ダノを心配していたチョン・ユハは、ユク・ユクホを筆頭に、ユン・ダノが隠れている場所へ向かい、2人の会話をチャン・テファの部下であるチェ・ジョンス(ソン・ジヒョク)が聞いて緊張感を高めた。チョン・ユハがユク・ユクホと一緒にユン・ダノがいる庵に向かった時、谷で水を汲んでいたナジュテクは、チャン・テファと部下の行列を見て、すぐに庵へ戻り、そのことを伝えた。押しかけたチャン・テファと対峙したユン・ダノは、「イファウォンを渡したじゃないですか? なのにどうして……」と警戒し、チョン・ユハをチャン・テファの部下を止めた中、チャン・テファはユン・ダノに「けしからん。私に隠し事があった」と挑発した。チャン・テファは「君はイ・ソルを見つけた。誰だ」とユン・ダノの首に剣を突きつけたが、ユン・ダノは口を固く閉じてチャン・テファを睨みつけた。その瞬間、庵の屋根の上から飛んできた覆面の剣客がユン・ダノの前に突っ立ち、手を握った。笠の下の眼差しを見てカン・サンであることを悟ったユン・ダノは安心し、「来たか、番人!」と叫んだチャン・テファと覆面の裏のカン・サンの様子が捉えられ、スリリングな展開と共に好奇心を刺激した。

キム・シニョルの義禁部での尋問に登場したキム・ホンイクは、ムハク(イ・ドンヒ)僧侶に「心配するな。無事に解決したから」という言葉で疑問を抱かせた。実家の母親が残した遺品を見ていたチョン・ユハは、小さな箱に入っている珍しいトンゴッ(サントゥ(髪を結び上げ頭のてっぺんで結んだもの)を止めるための装身具)を注意深く見て手に取り、好奇心を刺激した。

SBS月火ドラマ「コッソンビ熱愛史」第7話は、韓国で4月10日(月)の夜10時に放送される。

記者 : パク・アルム