イ・スマン、SMと対立後初の公の場…「韓国・モンゴル経済人晩餐会」に出席

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SMエンターテインメント(以下、SM)の元括プロデューサーであるイ・スマンが、SMの株式をHYBEに売却した後、初めて公の場に立った。

イ・スマンは2月14日午後、ソウル・グランドハイアットホテルで開かれた「韓国・モンゴル経済人晩餐会」に出席した。彼はこの日、「K-POP、韓流の未来と地球のための役割」をテーマに講演を行った。最近、深刻化しているSMの現経営陣(イ・ソンス、タク・ヨンジュン共同代表取締役)との紛争に関する言及は一切なかった。

彼の隣には、SM所属の歌手兼俳優のキム・ミンジョンがいた。彼は、SMの経営紛争が深刻化した状況で5日、SM全社員にイ・スマンの退陣に関するメールを送り、イ・ソンス&タク・ヨンジュン共同代表を批判した。

海外に滞在していたイ・スマンは、イ・ソンス&タク・ヨンジュン共同代表が3日、KakaoとSMの新株および転換社債の買収に関する契約を締結したと明らかにすると、急遽帰国した。

イ・スマンは、SMの現共同代表(イ・ソンス、タク・ヨンジュン)が、自身に何の協議もなしにALIGN PARTNERSの提案に合意したと怒りを表し、8日に法律代理人である法務法人ファウを通じて、SMを相手に新株、および転換社債の発行禁止仮処分申請書を提出した。

その後、イ・スマンは筆頭株主として自分が保有していたSMの持分14.8%を、2月10日にバン・シヒョクが率いるHYBEに売却した。SMの筆頭株主になったHYBEは10日、「イ・スマンの持分14.8%を、4,228億ウォン(約440億円)で買収する契約を締結した」と開示した。

SMの現経営陣と多数の役職員は10日、HYBEを含むすべての敵対的M&Aに反対するとし、「一人(イ・スマン)にすべての権限と名誉が集中していた過去から離れて、各分野の専門家、集団的知性が集まって、一緒にアーティストを成長させて、その喜びと報酬を共に分かち合う姿をお見せする」と明かした。

記者 : ファン・ヘジン