俳優のイ・スンギがイ・ダインと結婚を発表した中、彼らが結婚を決心した理由と過去の行動に注目が集まっている。

イ・スンギは7日、「愛するイ・ダインさんと恋人ではなく、“夫婦”として残りの人生を共にすることにしました。プロポーズをして、承諾を得ました。4月7日に結婚式を挙げます」と発表した。

5歳違いの2人は俳優という共通の職業と趣味のゴルフなどを通じて親しくなり、2年前の2021年5月に熱愛を認めた。イ・スンギとイ・ダインが江原道（カンウォンド）束草（ソクチョ）でデートをする様子やイ・スンギがイ・ダインを祖母に紹介する様子がキャッチされた。熱愛報道後に双方の事務所が交際の事実を認め、芸能界屈指のスターカップルが誕生した。

しかし、2人の恋愛は順調ではなかった。女優キョン・ミリが母親、実姉もまた女優のイ・ユビと知られているイ・ダインは、父親がかつて株価操作の疑惑に巻き込まれたこともあり、大衆から良い評価を受けられなかった。このため、イ・スンギのファンが熱愛反対のデモを繰り広げるなど、苦しんだ。

また、最近はイ・スンギがデビューから18年間一緒に過ごしてきた所属事務所HOOKエンターテインメントと収益精算問題で紛争に巻き込まれていった。苦労が続いた2人には、破局説まで出た。

静かに交際を続けてきた2人は、公開恋愛2年にして結婚という実を結んだ。すでにプロポーズをし、承諾まで得ている状態であるだけに、イ・スンギとイ・ダインの結婚準備は一気に進むものとみられる。

イ・スンギとイ・ダインの結婚のシグナルは、今回の発表前から見受けられていた。熱愛説が報じられた当時、イ・スンギが祖母にイ・ダインを紹介したことが結婚説の始まりだった。イ・スンギが親しい同僚や関係者に彼女を紹介し、イ・ダインの母親であるキョン・ミリと姉のイ・ユビとも会って挨拶をしたことが知られ、結婚説が浮上した。これに対してイ・スンギは当時、結婚説を否定していた。

その後、イ・スンギが2020年に約56億ウォン（約5億8千万円）で購入した城北洞の建物の社内取締役としてイ・ダインの名前が登録されているという主張も提起され、結婚説が再び浮上した。当初、イ・スンギは自身の個人事務所を立ち上げるために同建物を購入したが、当時イ・ダインとの熱愛説が報じられて適切に対応できなかったため、元事務所と再契約した。この過程で同ビルが新たな事業所として登録され、イ・ダインの本名であるイ・ジュヒという名前で社内取締役に登記されたという。

数回の結婚説の中で、今回ついに本当の結婚報道を伝えたイ・スンギは、イ・ダインに対して「心が温かく、愛が溢れており、永遠に私の側に居てほしい人です」と明かした。最近、元事務所と精算の問題で対立し、大変な時間を過ごしたイ・スンギにとって、そばで温かく応援して慰めてくれたイ・ダインが、大きな力になったことは間違いない。

彼は「生涯、責任を負う人ができたので、嬉しい気持ちでこのニュースを皆さんに直接伝えたいと思いました」とし、「一緒に喜びを共有し、生きていきながら、大変なことがあっても握った手を離さず、試練を乗り越えたいです」と伝えた。

結婚発表後、イ・スンギはイ・ダインのInstagramをフォローし、注目を集めた。

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