※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
イ・ソンギュンとムン・チェウォンが、復讐協攻以来最悪の危機を迎えた。

韓国で28日に放送されたSBS金土ドラマ「ペイバック」（脚本：キム・ウォンソク/演出：イ・ウォンテ）第8話が、ニールセン・コリア基準首都圏視聴率10.7％、全国視聴率10.7％を記録。また、最高視聴率は13.2％まで上昇し、全チャンネル同時時間帯1位はもちろん、土曜日に放送された全チャンネルミニシリーズ平均1位を占めた。

この日の放送でウン・ヨン（イ・ソンギュン）は、ファン・ギソク（パク・フン）にミョン会長（キム・ホンパ）を裏切ろうと提案し、同時にチャン・テチュン（カン・ユソク）はファン・ギソクの後輩であるイ・ヨンジン（パク・ジョンピョ）が部長検事を務める刑事部に復帰。また、ウン・ヨンはファン・ギソクとの取引を通じて捜査諮問の名目で出廷し、金監院の資料を分析する作業に熱を上げた。チャン・テチュンはファン・ギソクが裏切るに決まってると心配したが、ウン・ヨンは「君も僕もファン・ギソクの思い通りに放っておくわけがないのではないか」とし、銭には法で、法には銭で出ることを覚悟した。

その間、次長検事として栄転したファン・ギソクは証券犯罪特別捜査団という政界進出の踏み台を用意したが、特別な捜査アイテムが出てこないと気に入らなかった。この時、ウン・ヨンの作戦指示を受けたチャン・テチュンは、「オークレイ」株価操作アイテムを提案。これは証券会社ブローカーに賄賂を渡し、時間外取引を通じて大量持分を渡してリスクをヘッジするいわゆる「ブロックディール技術」を通じて、収益を実現した事件だったのだ。チャン・テチュンは言論で扱った時、人々が理解しやすいストーリーテリングだとし、汝矣島の暗行御社ファン・ギソクが率いる正義の特殊団にこれほどのアイテムはないと懐柔、ファン・ギソクの欲望を刺激した。

これに応じたファン・ギソクはミョン会長にブロックディールゲート捜査文書を渡し、今後自身が与える情報だけで取引しろと話し、ミョン会長は予想通り再び「バウファンド」資金で空売りを試みた。ウン・ヨンがファン・ギソクにアイテムを流すと、彼は正義の捜査で名誉を得て、ミョン会長はファン・ギソクが流した内部情報で秘密資金を投資して金を稼ぐ貪欲の循環が続いたのだ。

ウン・ヨンはファン・ギソクの検事たちを利用してミョン会長のすべての投資先を一斉に攻撃し、投資金を凍結させ、ミョン・セヒ（ソン・ウンソ）はミョン会長を訪ねてバウファンド代表の座を自分に渡すように言った。ミョン会長は、ウン・ヨンとファン・ギソクが手を握って自分を裏切ったという事実に怒り、ウン・ヨンに「バウファンド」を破産させると話した。また、自身のお金を受け取った検察高位関係者が自身を告発するのかとし、「今回の勝負はお前が負けた」と冷ややかに笑った。

結局、翌日に「バウファンド」は買い戻し中断され、罪のない個人投資家が天文学的な損失をそのまま背負う最悪の金融詐欺事態が発生。ミョン会長は自身のパートナーのイ・スドン（クォン・ヒョク）にすべての罪を被せ、ファン・ギソクを呼んだ後、パク・ジュンギョン（ムン・チェウォン）から奪ったUSBを目の前で振りながら「お前の首輪は私が握っている」という侮蔑感を抱かせた。

ファン・ギソクもまた、ウン・ヨンが自身とミョン会長を行き来する二重取引で裏切ったことに怒り、彼に「バウファンド」社債と関連して情報を流した内部者として、チャン・テチュン検事と組むという警告を飛ばした。ウン・ヨンの躊躇なかった復讐の歩みに、もう一度座礁を迎えた中で「私たちの味方」を守ることができるのか、成り行きが注目される。

そうかと思えば、パク・ジュンギョンは刑事たちの目を避けて自分を攻撃したミョン会長の部下のイ・ジンホ（ウォン・ヒョンジュン）を拉致し、ミョン会長とオ・チャンヒョン（イ・ギヨン）の死亡間の怪しいタイムラインを指摘した後、イ・ジンホにどんな関係があるのか追及。彼女がイ・ジンホの口を開けて疑問に満ちた死亡事件の糸口を解き、ウン・ヨンの濡れ衣を晴らすことができるのか好奇心を刺激した。