「ペイバック~金と権力~」イ・ソンギュン&ムン・チェウォン、それぞれが最悪の事態に【ネタバレあり】

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写真=SBS「ペイバック」画面キャプチャー
「ペイバック」イ・ソンギュンとムン・チェウォンが最悪の危機を迎えた中、7%台の視聴率を記録した。

1月21日に韓国で放送されたSBS金土ドラマ「ペイバック」(脚本:キム・ウォンソク、演出:イ・ウォンテ)第6話は、視聴率調査会社ニールセンコリア基準で首都圏視聴率7.5%、全国視聴率7.1%を記録した。また最高視聴率は9.3%を記録、全チャンネルの同時間帯1位はもちろん、土曜日に放送された全チャンネルミニシリーズ平均1位を記録した。また広告関係者たちの主要ターゲット指標である20〜49歳の視聴率は3.1%で、1週間放送されたミニシリーズドラマで1位となった。

この日、ウニョン(イ・ソンギュン)はGMiバンクの株価捏造事件に関連、オ・チャンヒョン(イ・ギヨン)代表を脅迫して極端的な選択をさせたという汚名を被ったまま、逮捕された。ウニョンは、記者たちの前で「オ代表はいいビジネスパートナーだっただけ」と言いながら「自身とオ代表の関係を証明してくれる友人がいる」という意味深長な話で、自身と交渉した検察の首脳部を緊張させた。そして、チャン・テチュン(カン・ユソク)もウニョンに密かに押収捜索文件を送ったことがバレて、公務上機密漏洩の疑いで緊急逮捕される状況となった。

結局、ファン・ギソクはウニョンの発言のせいで戦々恐々としている監察部長を再び手なずけて、自身の味方にし、ウニョンをミョン会長がいる拘置所に送った。

その間、パク・ジュンギョン(ムン・チェウォン)は、ファン・ギソクの標的捜査と選挙介入犯罪を証明する決定的証拠書類の原本を入手し、ペク議員(クォン・テウォン)と2次記者会見を準備しながら敵を追い立てる準備をした。

しかし、ウニョンはミョン会長たちに攻撃され、その過程で同じ収監者を殺したという殺人罪の濡れ衣まで着せられる最悪の危機を迎えた。すると、ミョン会長の娘ミョン・セヒ(ソン・ウンソ)はチャン・テチュンを呼んでパク・ジュンギョンが持ってきる証拠原本書類をくれれば、ウニョンの濡れ衣を晴らしてあげると懐柔した。チャン・テチュンはパク・ジュンギョンにこのことを知らせたが、パク・ジュンギョンは「同じ問題は間違わない。ファン・ギソクとは取引も、交渉もない」という強硬な態度をとった。

チャン・テチュンは再びパク・ジュンギョンのもとを訪れ「家族は救わないといけないじゃないか」とお願いしたが、パク・ジュンギョンは「あいつたちと取引してもあなたのおじさんを救うことはできない」と退かなかった。

しかし、パク・ジュンギョンは2次記者会見場に向かう道でひどい攻撃を受け、気を失い、原本のUSBを取られてしまった。パク・ジュンギョンと一緒にいられなかったことを自責していたチャン・テチュンは、パク・ジュンギョンの車のブラックボックスに、ウニョンが少年院で同期だったイ・ジンホ(ウォン・ヒョンジュン)の顔がキャッチされたところを見て即時手配指示を下した。

ウニョンが収監中で、パク・ジュンギョンも意識不明になっている間、ファン・ギソクは大手証券会社の非理を探る捜査で国民的な支持を受け、保釈金を払って出てきたミョン会長もファン・ギソクの権力を利用して別のファンド商品を企画しながら元の地位を回復した。そして、ウニョンは監獄の中でミョン会長たちと戦いながらもっと冷酷になり、自身の勢力を確保していった。何事にも平常心を失わなかったウニョンが味方を再び死地に追い出す怪物たちに向かって極限の憤怒を表現、今後どんな復讐が繰り広げられるか、緊張感を高めた。

記者 : パク・アルム