「ペイバック」が5分のハイライト映像を公開した。

韓国で1月6日午後10時に放送がスタートするSBS新金土ドラマ「ペイバック」（脚本：キム・ウォンソク、演出：イ・ウォンテ）は、法と銭のカルテルに立ち向かって戦う“お金商売人”ウン・ヨンと“法律技術者”ジュンギョンの痛快な復讐劇だ。

「ペイバック」の5分ハイライト映像は、問題少年ウン・ヨン（イ・ソンギュン）が少年院を退所した後、パク・ジュンギョン（ムン・チェウォン）と汽車の中で初めて会う姿から始まる。2人は、列車の中で騒ぎを起こすごろつきと戦って、結局留置場に連れていかれるが、この時にパク・ジュンギョンの母親ユン・ヘリン（キム・ミスク）がやってくる。ユン・ヘリンは、ウン・ヨンを見ながら「この子が、うちのジュンギョンと味方となって戦った子なんですか？」と聞き「私が保護者として調査を受けます」とし、ウン・ヨンをかばう。

ウン・ヨンは生まれて初めて受けた他人の好意に困惑したようで「僕は少年院出身の前科者だ」と告白するが、ユン・ヘリンはこれを物ともせずに「あなたは私たちの味方なんでしょう？ 頻繁に会おう」とし、暖かく笑ってみせる。その後、パク・ジュンギョンと実の兄妹のように育ったウン・ヨンは「おばさんは初めて僕を人間として接してくれた大人だった。ジャングルのような世の中を生きていた僕にとっては、唯一晴れた空だった」と話して感動を与える。

しかし、ウン・ヨンが韓国を離れていた間、ユン・ヘリンが自殺する衝撃的な事件が起き、ウン・ヨンは「このような選択する方ではない」と疑問を抱く。そしてユン・ヘリン死亡事件に関連し、明洞（ミョンドン）の闇金を牛耳る闇経済のボスのミョン会長（キム・ホンパ）と、彼の婿でソウル地検特捜部部長検事のファン・ギソク（パク・フン）が登場して緊張感を高める。

そして、ウン・ヨンの甥で特別捜査部への進出を夢見る新米検事チャン・テチュン（カン・ユソク）は、ミョン会長とユン・ヘリンが絡んだ事件を担当することになり、ファン・ギソクから「法典は理想だし、ここは現実だ」という意味深な懐柔を受ける。そしてパク・ジュンギョンは、ウン・ヨンに「ファン・ギソクのほうに立つと、すべて敵だ。それがチャン検事、兄さんの家族であっても同じだよ」と警告するが、ウン・ヨンはユン・ヘリンが自分にそうだったように、パク・ジュンギョンに「君と僕は味方でしょう？」とし、パク・ジュンギョンのそばをしっかりと守る。

その後、ウン・ヨンはミョン会長の側近から絶えず無慈悲な攻撃を受けるが、折れない態度で「法ではなく、お金で大韓民国の検察を丸ごと買ってしまう」とし、「どん底に突っ込んでやる」と宣戦布告して戦慄を走らせる。キャラクターに完全に没頭した俳優たちの熱演、緻密で練り込まれたストーリーラインと特有のミジャンセンが加わえられた完璧な組み合わせが、本放送に対する期待を高めている。

製作陣は「ミステリアスな死亡事件をめぐる人物を中心に、私たちの作品だけの新鮮なストーリーと雰囲気をインパクトのある形で表現するために努力した」とし、「新しいジャンル物の誕生を切なく待っていた視聴者を一気に魅了するだろう」と伝えた。