「シュルプ」オク・ジャヨン“SF9 チャニの次回作がすでに楽しみ”

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写真=青春エンターテインメント、tvN
女優のオク・ジャヨンが、ケーブルチャンネルtvNの土日ドラマ「シュルプ」(脚本:パク・バラ、演出:キム・ヒョンシク)で演じたファン貴人と別れる心境を伝えた。

彼女は韓国で最近放送終了となった「シュルプ」で、ファン貴人として熱演を繰り広げた。彼女が演じたファン貴人は、領議政(ヨンウィジョン:宮廷の最高官職)のファン・ウォンヒョン(キム・ウィソン)の長女であり、ウィソン君(SF9 チャニ)の母親で、宮中の暗闘の中心として活躍した。

ファン貴人は正道と品格を守る人物だが、大妃(キム・ヘスク)に対峙する時にはカリスマ性を失わず、中殿(キム・ヘス)に対しても自分の失った地位を取り戻そうとする欲望を隠さなかった人物だった。いつも優雅で完璧な姿を見せていたが、息子であるウィソン君の前では誰よりも尽くす母親で、愛の前では弱くなるキャラクターでもある。

オク・ジャヨンは「シュルプ」の登場人物の中でも、最も様々な感情を持つファン貴人を通じて、時にはその気持ちを隠したり、また時には強く表現して作品の完成度を高めた。特に大妃と中殿と対立し、自身の夢を叶えようとした彼女の演技は、視聴者の没入度を高めた。以下はオク・ジャヨンとの一問一答である。

――「シュルプ」が大人気の中で放送終了となりました。感想を教えてください。

オク・ジャヨン:心を傾けた作品が皆さんにたくさん愛されて幸せでした。愛してくださった視聴者の皆さんに深く感謝いたします。

――今回務めたファン貴人は、別の後宮とは異なって特別な前事があります。撮影に入る前、特別に気を使った部分はありますか?

オク・ジャヨン:幼い頃に宮に入ったファン貴人は、寂しさと悔しさを抱いている人物でした。自分に人間的に対峙し、心のこもった行動をしてくれる人に初めて会った時の心境、妊娠した時の心境など、すべての過程を想像しながら一人でロマンス映画を撮影したような気がします。

――特にクォン医官との関係が特別でしたね。

オク・ジャヨン:クォン医官とのエピソードへの反応が特に気になっていました。ものすごいどんでん返しでした。私もクォン医官の明確な実体については、撮影半ばに知りました。2人のストーリーを想像するのが面白かったです。最終回でクォン医官役のキム・ジェボム先輩と撮影したシーンが記憶に残っています。我が家族の悲しみが、視聴者の皆さんにも伝わってほしいです。

――キム・ヘスクさん、キム・ヘスさんのような先輩の前でも負けないカリスマ性が必要でした。共演した時や現場の雰囲気はいかがでしたか?

オク・ジャヨン:撮影現場の雰囲気はすごく良かったです。穏やかで柔らかな性格のキム・ヒョンシク監督、すべての出演陣、制作陣に優しいキム・ヘス先輩をはじめ、尊敬する先輩方、素敵なスタッフの方々と一緒に仕事ができて常に幸せでした。

特にキム・ヘス先輩と撮影する時、繊細な感情、カリスマ性と力が強く感じられました。後輩として学びたいと思います。またファン貴人として大妃のキム・ヘスク先輩と撮影するシーンが楽しかったのですが、それは2人とも本音が分からない人物だからです。感情や計略を隠し、碁を打つように一つひとつセリフを言うのが楽しかったです。キム・ヘスク先輩、キム・ヘス先輩、キム・ウィソン先輩など、綺羅星のような先輩と演技ができて感謝しています。演技的にも、役者の態度についても勉強になりました。心より感謝しています。

――息子ウィソン君を演じたチャニさんとの共演はどうでしたか?

オク・ジャヨン:息子として出会ったチャニさんとも本当に楽しく過ごしました。シーンについてたくさん話し合いながら撮影しました。本当に真剣な態度で、たくさん研究してくる方です。すでに次回作に期待しています。

――「シュルプ」終了後の活動と、2023年の計画を教えてください。

オク・ジャヨン:2023年には撮影済みのNetflix「京城クリーチャー」でお目にかかると思います。そしてまた新しい作品に出演すると思うので、応援をよろしくお願いします。

――最後に「シュルプ」を愛してくれた視聴者とファンの皆さんに一言お願いします。

オク・ジャヨン:「シュルプ」をご覧いただいた皆様に改めて感謝いたします。今後も初心を忘れずに精進する姿をお見せします。

記者 : カン・ダユン