Netflix「京城クリーチャー」がメインポスターと予告映像を公開した。

まず、ポスターの中の夕暮れの空と舞い散る桜は浪漫的な雰囲気を演出しているが、闇が色濃いオンソン病院とその中から伸びた長い触手は、彼らが立ち向かわなければならない巨大な秘密を暗示する。強烈なシナジー（相乗効果）を発揮する圧倒的な存在感の出演者たちにも注目だ。

京城一の情報通であるチャン・テサン（パク・ソジュン）、実力のあるトドゥクン（行方不明になった人を探す人）のユン・チェオク（ハン・ソヒ）、京城一帯で影響力を発揮する家の奥さんである前田（スヒョン）、クムオクダンの執事であるナウォル（キム・ヘスク）とク・カプピョン（パク・ジファン）、ユン・チェオクの父親のユン・ジュンウォン（チョ・ハンチョル）、オンソン病院のカトウ中佐（チェ・ヨンジュン）とイチロウ（ヒョン・ボンシク）、月光酒場のナ・ヨンチュン（オク・ジャヨン）、チャン・テサンの友人で独立軍のクォン・ジュンテク（ウィ・ハジュン）まで、華やかさと闇の境界に立っている10人の人物がオンソン病院の秘密をめぐって繰り広げる没入感の高いドラマを予告している。

これと共に公開された予告映像は、正体が分からない存在に向き合ったチャン・テサンの凄絶な顔から始まる。京城一の質屋クムオクダンの主人のチャン・テサンは、桜が枯れる前までイシカワ警務官の愛妾を探すため、行方不明になった人を探してくれる専門トドゥクンの父娘ユン・ジュンウォン、ユン・チェオクに助けを求める。ユン・チェオクは10年前に消えた自分の母親を探すために京城一の情報通であるチャン・テサンと手を組むことにする。この3人はオンソン病院に一度運ばれた患者たちは誰も戻れなかったという噂を聞くが、それぞれの目的のため病院に潜入することにする。オンソン病院の秘密を暴き始めるチャン・テサンとユン・チェオクは、華やかな街の向こうで徐々に姿を現す暗い貪欲に立ち向かって熱い死闘を繰り広げる。

チョン・ドンユン監督は「緊張感が流れる暗い空間をオンソン病院とし、クムオクダンと本町は明るくて華やかに表現しようとした」と、空間の劇的な対比も、作品の中で意味を持っていると説明した。出演者たちは「その時代の中で生きていく人物たちと、面白さを倍増させるクリーチャーの要素が緊張感を与える」（パク・ソジュン）、「時代劇にクリーチャーがプラスになって多様性がある」（ハン・ソヒ）と伝えて、クリーチャージャンルが与える独創的な雰囲気とストーリーへの期待を高めた。

「京城クリーチャー」パート1は今月22日、パート2は2024年1月5日にNetflixで独占配信される。