タレントのホン・ソクチョンが、梨泰院（イテウォン）の事故で知人が犠牲になったと告白した。

ホン・ソクチョンは2日、自身のInstagramで「昨日の夜は大変だった。知り合いの女性が事故現場から抜けだすことができず、友人と一緒に天国へ行った」と伝えた。

彼は「葬式場で最後の挨拶をした。もっとよくしてあげればよかった。もっとたくさん会えばよかった。一人娘を亡くした親はしばらく気を失っていた」と伝えた。

続いて「帰り道に勇気を出して梨泰院に設けられた追悼の場所に寄った。20年以上毎日通った道だった。一歩踏み出すのがこんなに大変だとは思わなかった。祈って、また祈った。申し訳なかった。話したいことがいっぱいあるけど、話せる言葉はあまりなかった。犠牲者たちに申し訳ないとしか言えない」と心境を告白した。

さらに「もっと熱心に生きていかなければならない。悔しくも犠牲になった人々に恥ずかしくないように生きていく。毎瞬間愛する人々を失った遺族のことを考えると限りなく申し訳ない気持ちになる。犠牲者の人々を末長く記憶して生きていく。今後何をしながらどう生きていけばいいか悩まされる」と悲しみを吐露した。

先月29日にソウル龍山（ヨンサン）区梨泰院で起きた事故により、現在までで156人の死亡が確認されている。

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