パク・ウンビン、新ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で新たな挑戦“怖い部分もあった”(総合)

Newsen |

写真=ENA
パク・ウンビンが、自閉スペクトラムを持つ天才新人弁護士に変身した。

6月29日午後、ソウル広津(クァンジン)区紫陽洞(チャヤンドン)ロッテシネマの建大入口店で、ENAチャンネルの新ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(演出:ユ・インシク、脚本:ムン・ジウォンの製作発表会が行われ、ユ・インシク監督、パク・ウンビン、カン・テオ、カン・ギヨンが出席した。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は天才的な頭脳と自閉スペクトラム症を持つ、大手法律事務所の新人弁護士ウ・ヨンウが様々な事件を解決し、真の弁護士に成長するヒューマン法廷ドラマだ。少し異なる視線で世の中の偏見や不条理に立ち向かっていくウ・ヨンウの挑戦を、温かく愉快に描く。

見慣れず大変な、新しい世界に進むウ・ヨンウの姿は、私達が世の中を見る上で新しい視線を提供する。そして、決まった枠組みから離れて、自分だけの方法で限界を克服して事件を解決していくウ・ヨンウの成長が、感動とカタルシスを与える予定だ。依頼人の事件に近づいていくウ・ヨンウのアプローチ方法が、新しい楽しさと共感を呼ぶとみられる。

パク・ウンビンは、自閉スペクトラムを持つ天才新入弁護士ウ・ヨンウ役を務める。カン・テオは、ウ・ヨンウと交流して慣れない感情に陥る訟務チームのイ・ジュノに扮する。また、カン・ギヨンはウ・ヨンウのメンター(良き指導者)であり、法務法人ハンパダのシニア弁護士チョン・ミョンソク役で活躍する。

同日、パク・ウンビンは「この作品を決定するまで、ユ・インシク監督と脚本家のムン・ジウォンさんに対する信頼が大きかった。怖い部分があったけれど、おかげで勇気を出して参加することができた」とし、「あらかじめ申し上げると、私の俳優人生で監督と脚本家さんに出会えたのは大きな幸運であり、幸福だと思う7ヶ月を過ごしている」と話した。

続けて「私がヨンウを愛らしく感じているように、見る方々もヨンウを温かい目で見ていただきたい。ヨンウという人が見せる世界、見ている世界を一緒に理解して共感して感じていただきたい」と伝えた。

さらに「実は俳優として初めて役に会うのは、テキストになっている台本だ。初めて文章を読んだ時、『このように演技すればいい』という感じが全然掴めなかった。下手に先入観を持って接してはならない台本のようで、慎重に思った。『私が演技をすること自体に問題はないだろうか』という疑問を持った」とし、「演技というよりは、ヨンウの気持ちを分かってあげて、ヨンウの心やパク・ウンビンの心を加えて、観ていただいている方々にもその心を感じていただきたいというのが、基本のベースになった」と打ち明けた。

そして、「メディアで具現化されたことがあるキャラクターを模倣したくなかった。模倣することを最優先で排除した。実在の人物やキャラクターを無意識のうちに記憶して誤ったアプローチをしそうで、自分が演技することで誤った認識を植えつけるんじゃないか、その部分が最も心配で、慎重になる作業だった」と付け加えた。

ユ・インシク監督は、パク・ウンビンに対して「パク・ウンビンさんをキャスティングした後、千軍万馬を得た気分だった」と愛情を示した。

続けて「パク・ウンビンさんの前作が大変な役だったし、準備する時間が多くなかったので不安もあったけれど、最初に私たちに会って『どのように演技をすればいいか全然イメージできない』と言われて、驚いていないふりをしながら、脚本家さんと『分かる』『私たちが準備をたくさんした』と話した。実はウ・ヨンウがどのように演技するかによって、ドラマの性格やすべてのイメージが変わる。『でもパク・ウンビンだから上手にやってくれるだろう』と思って応援した」と明かした。

また、「私たちもいろんな準備をしていたけれど、多くの部分は俳優が背負って、現場で自身の直観を見せるしかない。そのプレッシャーがすごく大きかったと思う」とし、「テスト撮影のときに『私の名前はウ・ヨンウ、逆から読んでもウ・ヨンウ』という部分を見て、『あっぱれ』と思った。俳優がぱっと突破してくれた地点があって、次からは私がスムーズに助けることができた」と付け加えた。

最後にパク・ウンビンは「私が感じているこのドラマは、様々な人々が様々な事件に接して、お互いを理解して、受け入れて、成長する話だ。毎回特別出演してくださった俳優たちの活躍もすごいし、ハンパダチームのチームワークも最高だ。その幸せなエネルギーを皆さんも見ながら良い時間を過ごしてほしい」と明らかにした。

また、「心から人間に焦点を合わせて観れば、皆に愛情が持てるし、愛するようになると思う」と関心を呼びかけた。

「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」は韓国で29日午後9時、ENAチャンネルで放送がスタートし、seezn、Netflixを通じても公開される。

記者 : キム・ミョンミ