「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「ザ・グローリー」が韓流ドラマ部門の作品賞に!「ソウルドラマアワード2023」話題作が続々受賞(総合)

OSEN |

「ソウルドラマアワード2023」で、チェ・ミンシクと「カジノ」チームがゴールデン・バード賞を受賞した。パク・ウンビンとペ・スジはそれぞれアジアスター賞と女子演技賞を受賞したが、授賞式には出席しなかった。

「ソウルドラマアワード2023」が21日、KBS 2TVを通じて生中継された。チョン・ヒョンムとイ・セヨンがMCを務め、ユ・ソンホと元SISTARのダソムがプレゼンターとして登場した。国際コンペティション部門の作品賞の短編ドラマ部分ではイギリスの「Mayflies」、メキシコの「私立探偵ベラスコアラン」が受賞した。

ペク・ソンヒョンとチン・ジヒが、国際コンペティション部門の個人賞として演出賞と作家賞を授与した。演出賞はフランスのStéphanie Muratが受賞し、作家賞はイランのNima JavidiとフランスのAude Marcleが受賞した。

アジアスター賞は、韓国のパク・ウンビンとタイのGun Atthaphan Phunsawat、フィリピンのKathryn Bernardoが受賞した。残念ながら授賞式に出席できなかったパク・ウンビンは、映像で感謝の挨拶を伝えた。彼女は「いつも愛してくださって心から感謝しています。最近感じるのは、愛は見えるということです」とし「誰かを愛することができる気持ちとエネルギーが本当にすごいです。そのすごさを私に見せてくださった皆様に感謝します」と伝えた。そして「これから書き下ろされる1ページが、意味のあるものになるように最善を尽くします。次の作品もたくさん愛してください」と付け加えた。

イ・サンヨプとペク・ジニが個人賞の男子演技賞と女子演技賞を授与した。男子演技賞は中国のWei Fanが、女子演技賞は「アンナ」のペ・スジとノルウェーのNina Ellen Ødegårdが受賞した。

残念ながら出席できなかったペ・スジは映像で感想を伝えた。映像の中で彼女は「このような意義深い賞を受賞し、感謝しています。『アンナ』という作品のためご尽力くださった全ての方々、本当にお疲れさまでした。全ての方々にこの栄光を捧げます」とし「これからさらに頑張る女優になります」と感想を語った。

続けて国際招請部門の特別賞はノルウェーのCammoが受賞し、「IDOL CHAMP」アーティスト演技者賞はENHYPENのソンフンが受賞した。国際コンペティション部門の作品賞としてミニシリーズと長編部門はコ・ジュンウォンとナム・ボラが授与した。作品賞のミニシリーズ部門は「財閥家の末息子」と中国の「ロング・シーズン~長く遠い殺人」が受賞した。作品賞(長編)は中国の「去有風的地方/Meet Yourself」、ギリシャの「Act Like You're Asleep」に与えられた。

韓流ドラマ部門の個人賞はキム・スンスが授与した。韓流ドラマ個人賞のOST(挿入歌)賞は「三姉弟が勇敢に」で「Meet you among them」を歌った歌手のキム・ホジュンが、韓流ドラマ部門の演技者賞は「財閥家の末息子」のイ・ソンミンが受賞した。

韓流ドラマ部門の作品賞は「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」と「ザ・グローリー」が共同受賞した。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」を演出したユ・インシク監督は「Netflixで高い壁を感じた。でも、ご存知のように魔術のようなことが起きて、ヨンウがクジラに乗って飛び上がってその壁を越えてしまった」とし「壁があるという僕の考えが偏見だったと思う。良い話とキャラクター、良い演技はいくらでも文化と言葉の違いを超え、人の心を揺さぶることができるという勇気を得た」と感想を伝えた。

監督は「脚本家さんの台本とパク・ウンビンさんの驚くべき演技がなかったら不可能なことだった。一生懸命に演技してくれた俳優、苦労なさったスタッフの皆様に感謝する。何よりヨンウを心から大切にしてくださった全世界の視聴者の皆様に深くお礼申し上げる」と付け加えた。

「ザ・グローリー」のキム・テウォンディレクターは「力の原動力には台本が持つ力があると思う。脚本家のキム・ウンスクさん、改めて尊敬し、感謝申し上げる。アン・ギルホ監督とスタッフ、俳優の皆様に本当に感謝する」と挨拶した。

国際コンペティション部門の大賞は、フランスの「The Fragile Colossus」が受賞した。最後に国際招請部門としてゴールデン・バード賞の個人賞は「カジノ」のチェ・ミンシクが受賞した。初めてゴールデン・バード賞を受賞したチェ・ミンシクは「ドラマと映画は制作が終わって色々なことを考えるようになる。一見思い出すのは賞も良いけれど、一緒に汗を流した同僚たちが先に思い浮かぶ」とし「このような光栄な賞を受けることになって幸せで、この賞を同僚たちに捧げたい」と感想を伝えた。

チェ・ミンシクは「蒸し暑い日、ものすごい量をこなすため昼夜を問わず犠牲にしたスタッフと監督、俳優の皆さんにこの栄光を捧げる」と付け加えた。

作品賞も韓国の「カジノ」が受賞した。チョン・ヒョンムは「カジノ」チームに「二重の喜び」と祝った。イ・セヨンも「全世界のドラマのテーマから私たちの人生を感じた」と感想を語った。

今年で18回目を迎えた「ソウルドラマアワード」はドラマを愛する世界の人々の祭りで文化体育観光部とソウル市、KBS、MBC、SBS、EBS、CBSが後援する。公正な審査を経て、計24ヶ国の作品と29人に賞が与えられた。今年は44ヶ国で史上最多の344作品が出品され、史上最高記録を更新した。

【「ソウルドラマアワード2023」受賞作(者)リスト】

◆国際コンペティション部門作品賞(短編ドラマ):「Mayflies」(イギリス)「私立探偵ベラスコアラン」(メキシコ)

◆個人賞(演出):Stéphanie Murat(フランス)

◆ 個人賞(作家賞):Nima Javidi(イラン)、Aude Marcle (フランス)

◆ アジアスター賞:パク・ウンビン、Gun Atthaphan Phunsawat(タイ)、Kathryn Bernardo(フィリピン)

◆ 男子演技賞:Wei Fan(中国)

◆ 女子演技賞:ペ・スジ、Nina Ellen Ødegård(ノルウェー)

◆「IDOL CHAMP」アーティスト演技者賞:ENHYPEN ソンフン

◆国際招請部門・特別賞:Cammo(ノルウェー)

◆国際コンペティション部門・作品賞(ミニシリーズ部門):「財閥家の末息子」(韓国)「去有風的地方/Meet Yourself」(中国)「Act Like You're Asleep」(ギリシャ)

◆韓流ドラマ部門・個人賞(OST):キム・ホジュン(「三姉弟が勇敢に」)

◆韓流ドラマ部門・個人賞(演技者賞):イ・ソンミン(「財閥家の末息子」)

◆韓流ドラマ部門・作品賞:「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「ザ・グローリー」

◆国際コンペティション部門・大賞:「The Fragile Colossus」(フランス)

◆国際招請部門・ゴールデン・バード賞(個人賞):チェ・ミンシク(「カジノ」)

◆国際招請部門・ゴールデン・バード賞(作品賞):「カジノ」

記者 : キム・スヒョン