ハン・ソヒ、YGヤン・ヒョンソク前代表の裁判に証人として出席「脅迫の言葉は取り調べ中に思い出した」

OSEN |

写真=OSEN DB
YG ENTERTAINMENTの前代表であるヤン・ヒョンソクから脅迫を受けたと主張している元アイドル練習生のハン・ソヒが、裁判で「君1人殺すのは簡単なことだ」という発言は、警察の取り調べ中に思い出した言葉だと明らかにした。

本日(13日)、ソウル中央地方裁判所第23刑事部主管で開かれたヤン・ヒョンソクの特定犯罪加重処罰などに関する法律違反(報復脅迫など)に関する裁判で、被害者のハン・ソヒが証人として出席した。

同日、ヤン・ヒョンソク側がハン・ソヒに対する反対尋問を行った。ハン・ソヒは、ヤン・ヒョンソクが脅迫しながら「君1人殺すのは簡単なことだ」と話したと供述。しかし、この言葉は公益通報書や公益通報をしながら報道されたマスコミの記事には全く言及されていなかった。ハン・ソヒは「警察で取り調べを受けながら警察が私の記憶を想起させようと努力した。私がでっち上げたものではなく、その途中で急に思い出した言葉だった」と話した。

続いて、ヤン・ヒョンソク側が「公益通報書を作成した当時は思い出せなかったが、取り調べを受ける途中で急に思い出したということか?」と聞くと、ハン・ソヒは「そうだ」と答えた。

公益通報書には、ヤン・ヒョンソクの脅迫に関する罪名も残っていない。当時、公益通報書の作成に協力したのは、パン・ジョンヒョン弁護士だった。パン・ジョンヒョン弁護士が指摘したヤン・ヒョンソクの容疑は、脅迫ではなく犯人逃避教唆罪だった。ハン・ソヒは「公益通報書をもらったけれど、詳しく読めなかった。後で自分が受けたのが脅迫だと言われて、そのように思った。公益通報書を書く当時、パン・ジョンヒョン弁護士に十分に伝えられていなかったようだ」と当時を振り返った。

ヤン・ヒョンソク前代表は、2016年に元iKONのB.Iの麻薬疑惑を隠そうと、ハン・ソヒに陳述を覆すよう強要した疑いで、現在裁判を受けている。ハン・ソヒは麻薬使用などの疑いが有罪に認められ、先月に懲役1年6ヶ月の刑が確定され、現在収監中だ。

ハン・ソヒは、2020年7月に尿検査でメタンフェタミン(ヒロポン)やアンフェタミンなどの向精神性医薬品の陽性反応が出て、保護観察所に拘禁された後、起訴された。当時、彼女はすでに麻薬類管理法違反の疑いで懲役3年、執行猶予4年を2017年に宣告され、執行猶予の期間中だった。ハン・ソヒは、第1審裁判で有罪が認められ、昨年に懲役1年6ヶ月を言い渡されて法廷拘束された。先月開かれた控訴審判決期日で、棄却の判決を受けて懲役懲役1年6ヶ月が確定されたが、これに不服して裁判所に上告状を提出した。

記者 : パク・パンソク