事実上の解散発表…NU'EST、メンバーそれぞれが手紙でファンに心境を告白「本当に幸せな10年間でした」

Newsen |

写真=Newsen DB
NU'ESTのメンバーたちがPledisエンターテインメントを離れる心境を明かした。

レンは2月28日、自身のInstagramに「ありがとうございました」というコメントと共に直筆の手紙を掲載した。

過去10年間を振り返り、メンバーとファンのおかげで幸せだった時間について綴った彼は「長い時間を共に過ごしてきただけに、このような決断を下すのは簡単ではなかったけれど、僕ははNU'ESTを離れて、少し違う方向に歩んでみようと思う」と述べた。

続けて「未熟な僕を信じてそばにいてくれたメンバーたちとL.O.Λ.E(ファンの名称)がいたからこそ、今の自分が存在すると思う。これからもこの気持ちを忘れずに、堂々と歩んでいきたい」と付け加えた。

またJR、ベクホ、アロン、ミンヒョンもファンへの感謝と共に、それぞれの心境を語った。

所属事務所のPledisエンターテインメントは同日「NU'ESTの専属契約が3月14日で終了する」とし「JR、アロン、レンは熟考の末に、当社を離れて新たに出発することになった。ベクホ、ミンヒョンは当社と再契約を締結する」と発表した。

※この記事は現地メディアの取材によるものです。

・NU'EST、事実上の解散へ…メンバー3人の契約終了をPledisが公式発表(全文)

・NU'ESTからSEVENTEENまで…ファンへ愛溢れる旧正月の挨拶「幸せな一年になりますように」(動画あり)

【レン 直筆メッセージ全文】

こんにちは。NU'ESTのレンです。

まず、誰よりも再契約に関するニュースを待っていたであろうL.O.Λ.Eの皆さんにこのようなニュースをお伝えすることになり、申し訳ない気持ちです。

16歳で歌手の夢を抱いて両親のそばを離れ、練習生としてスタートしたのが昨日のことのようですが、NU'ESTとしてデビューして早10年の時が経ちました。

まだ幼かった当時、家族に対する恋しさはもちろん、デビューに対する不安と焦りのため、周りに心配をかけた日々も多かったですが、メンバーたちと一緒に同じ目標に向かって走っていくことができました。デビューした後は、メンバーたちはもちろん、僕たちといつも一緒にいて幸せな時間を作り、応援してくださったL.O.Λ.Eの皆さんがいたからこそ、そのすべての時間を乗り越えることができました。

これまでL.O.Λ.Eの皆さんが一緒にいてくれて、本当に温かくて幸せな時間でした。

長い時間を共に過ごしてきただけに、このような決断を下すのは簡単ではなかったですが、僕はNU'ESTを離れて、少し違う方向に歩んでみようと思います。今まで歩んできた道ではないので、少し怖くて慎重になりますが、勇気を出して歩んでみようと思います。今後どのような道に進むか、僕もまだ分かりませんが、今まで一緒にやってきた気持ちを原動力にして、勇気を出して歩んでみようと思います。

未熟な僕を信じてそばにいてくれたメンバーたちとL.O.Λ.Eの皆さんがいたからこそ、今の自分が存在すると思います。これからもこの気持ちを忘れずに、堂々と歩んでいきます。

今までNU'ESTのレンとして一緒に過ごしたすべての時間に感謝します。

【JR 直筆メッセージ全文】

こんにちは、NU'ESTのJRです。

もうすぐ春が訪れるのか、最後の寒さが胸を震わせています。
L.O.Λ.Eのみなさんは、どのようにお過ごしですか?

どう話を切り出したらいいか、書いては消してを何十回も繰り返した気がします。
長い間考えて悩んだ末に、メンバーはそれぞれの道を歩むことに決めました。

振り返ってみると、NU'ESTとしてデビューするために準備した時間、NU'ESTとしてみなさんと一緒に過ごした13年間、1日も感謝しなかった日はありませんでした。
その間、いつも僕と一緒に歩んできてくれたL.O.Λ.Eとメンバーたちがいたから可能だったということを本当によく知っているので、独り立ちするのがまだ怖いです。

どんな言葉でも、L.O.Λ.Eの残念な気持ちや辛さを慰めてあげられないかもしれません。
そしてL.O.Λ.Eのことがどれほど好きで、どれほど考えていたのか、どんな文章でも表現することはできないと思います。
僕の10代と20代を見守ってくださり、美しい道だけ歩けるように案内してくれたL.O.Λ.Eのみなさん。
心から感謝し、愛しています。

感謝して愛する心は、過去形ではなく現在進行形であり、未来形であるはずです。

何も知らなかった田舎の少年を、悪い道にそれることがないようにお世話をしてくださり、リードしてくださったハン・ソンス代表をはじめとするPledisスタッフのみなさんに、心より、深く感謝申し上げます。

今までやってきたように、正しく誠実に、そして再びひとつひとつ積み上げていこうと思います。
春の雪が咲いて、気分のいい風が吹き始めるとき、良い知らせと共にご挨拶します。

それでは、NU'ESTのJRでした。

【アロン 直筆メッセージ全文】

こんにちは、L.O.Λ.Eの皆さん。NU'ESTのアロンです。

今この手紙を書きながら、どのような言葉で伝えたらいいか悩んでいます。

僕たちNU'ESTは2012年にデビューして、今年2022年までL.O.Λ.Eの皆さんだけを見て走ってきました。10年間大変なことも多く、諦めたい瞬間も多かったのですが、そばにいてくれた皆さんのおかげで乗り越えることができました。

皆さんのおかげで、愛、感謝、そして貴重な瞬間をたくさん感じ、受け取り、そして学びました。NU'ESTのアロンとして、そして一人の人間として成長できたのは、皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。NU'ESTを通してL.O.Λ.Eの皆さんと出会うことができました。一生忘れられない思い出を僕に与えてくれてありがとうございます。本当にとても幸せでした。

今後、一人で歩むのがとても不安で怖くもありますが、ずっと一緒にいるので悲しまないでください。これまでの10年間、多くの方に愛していただいた分、頑張ってお応えしていきますので、今後も僕と一緒に歩んでいただけたら嬉しいです。

そして、今後も輝き続けるメンバーたちのことも沢山応援し、愛していただければと思います。

L.O.Λ.Eの皆さんには心から申し訳なく、感謝しています。愛しています。

【ベクホ 直筆メッセージ全文】

こんにちは、NU'ESTのベクホです。

僕がNU'ESTというグループで、ベクホというメンバーとして、もう10年という時間を過ごしました。

デビュー前から今までを振り返ってみると、僕に夢ができて、夢見ていたことが叶って、新しい夢をまた見ることもでき、またある時は想像もできなかったことが起きたりもしました。

実は、僕はこのように10回も感謝の言葉を言えると思ったばかりです。
こんなにも感謝を述べることができて、メンバーたちにも感謝し、L.O.Λ.Eのみなさんにもとてもありがたく、本当に多くの方々に感謝しています。

このように一緒に過ごしてきた時間を胸に、今まで、そしてこれからも僕という人が生きていくと思います。

時には焦ったり漠然とした考えをすることがありましたが、L.O.Λ.Eと一緒に過ごした時間が長くなればなるほど、ゆっくりと長い間一緒に過ごしていきたいという気持ちが大きくなりました。
これからも1歩ずつ、一緒に笑って泣いたりしながら、たくさんの感情を共有できるように活動していきます。

そしてNU'ESTのメンバーたち、愛してるよ。

【ミンヒョン 直筆メッセージ全文】

こんにちは、L.O.Λ.Eのみなさん。NU'ESTのミンヒョンです。
手紙で心を伝えるというのは、本当に久しぶりですね。
伝えたい話があり、ペンを持つことになりました。

10周年を前に、誰よりもときめいて喜んでいるL.O.Λ.Eに、どのような言葉から掛けたらいいのか、たくさん悩みました。
NU'ESTのこれからと未来について、メンバーたち、そして事務所とたくさん悩んで話をした末に、僕とメンバーたちは全員、新しい出発をすることに決めました。

2012年にデビューし、現在2022年まで、前だけを見て走ってきました。
時には疲れて辛くて、泣きたいときもありましたが、L.O.Λ.Eのことを考えながら乗り越えて、耐えてこられたと思います。
疲れることなく走ってこれた理由、原動力はL.O.Λ.Eの応援と愛のおかげでした。
みなさんが愛してくださったことに対する感謝の気持ちは、一生忘れることなくお返ししますね。

L.O.Λ.Eのみなさん。
NU'ESTにいつも温かく幸せな瞬間をプレゼントしてくださってありがとうございます。
幸せでした。
L.O.Λ.Eに出会って、愛して愛される方法を学びました。
これから誠実に、長く活動する姿でお応えします。

最後に、僕の親友であり家族であるNU'EST全員の未来が輝けるように、一緒に歩いてください。

記者 : イ・ミンジ