「ハピネス」ハン・ジュヌは恩人?それとも悪役?不可解な行動に疑問

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「ハピネス」の放送画面
ハン・ジュヌの正体に対する疑問が深まっている。

韓国で20日に放送されたTVINGオリジナル「ハピネス」で、ハン・ジュヌが意味深な眼差しと言葉で正体を暗示した。ハン・ヒョジュの切実な願いに応えるも、狂人病を引き起こす薬を飲んだという証言と、パク・ヒョンシクに家のドアを開けない不可解な行動が視聴者の視線を釘付けにした。

アパート全体に狂人病が広まり、キム・セフン(ハン・ジュヌ)は、状況が落ち着いて封鎖が解けるまで、家の外に出ないと宣言した。泣きっ面に蜂で、ジムの職員まで狂人病に感染して、追い出すかどうかを投票で決めなければならない状況に陥った。

これに対し、ユン・セボム(ハン・ヒョジュ)は反対意見を一票でも多く得るために、切実な思いでキム・セフンのもとを訪ね、「おじさんがここに隠れていて、人が一人死ぬかもしれません」と切実に頼み込んだ。じっと聞いていた彼は心が揺れたのか、防疫服で完全に身を固めてジムへ向かった。そして「“追い出さない”に一票」と言って素早く消え、人との接触を最大限に避けようとした。

キム・セフンはユン・セボムと一緒に自宅へ向かい、軍隊オタクらしく、実際に銃弾を探すことはできるのか尋ねた。また、終末に対する自身の考えや各種の生存装備、国別の戦闘食糧などを保有していると言って、ユン・セボムを家に招待した。その時刻、辛うじてアパートを追い出されることから免れたジムの職員は、自身が不利な状況に直面すると、薬を買って行った人としてキム・セフンを挙げた。

話を聞いたチョン・イヒョン(パク・ヒョンシク)が現れ、家のドアをノックすると、キム・セフンは顔を少し出したまま「今ちょっと忙しいんですが、すぐ出てきます。少し待ってください」と言いながらも、意味深な眼差しを見せた。狂人病の薬を飲んだとされている中で、ドアを開けない姿に妙な勘が働いたのだ。そのため、ドアを挟んで2人の緊張感溢れる神経戦が繰り広げられ、息の詰まるようなエンディングを披露した。

このようにハン・ジュヌは、好奇心をそそるキャラクターで存在感を放っている。狂人病が広まることを予想したという予知能力と、危なっかしい子供のような純粋さが“キム・セフン”のキャラクターに立体感を与えている。本心が分からない眼差しと行動、すべてを警戒しながらもハン・ヒョジュにだけ寛大な姿が疑問を呼び、恩人なのか、または悪役なのかに対する視聴者の好奇心を刺激している。

ハン・ジュヌの正体が気になるTVINGオリジナル金土ドラマ「ハピネス」は、韓国で毎週金・土曜日の夜10時40分にTVINGとtvNで公開されている。

記者 : パク・パンソク