Mnet「PRODUCE」シリーズのプロデューサー、11月4日に出所…真相究明委員会は解散へ

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写真=Mnet
Mnet「PRODUCE」シリーズの投票操作の疑いで裁判となったアン・ジュニョンプロデューサーが出所する。

「PRODUCEX101」「PRODUCE48」「PRODUCE101」シーズン2の真相究明委員会によると、アン・ジュニョンプロデューサーは11月4日に出所するという。キム・ヨンボムチーフプロデューサーは7月4日に出所した。

真相究明委員会は2019年8月1日、11月26日、11月28日に告訴代理人MAST法務法人を通じ、ソウル中央地方検察庁に株式会社CJ ENM所属の氏名不詳の直接実行者らと、彼らと共謀したと見られる氏名不詳の事務所の関係者らを詐欺の共同正犯の疑いおよび偽計業務妨害の共同正犯、背任受贈容疑で告発した。

第1審の裁判部は、昨年5月の判決公判で、アン・ジュニョンプロデューサーに懲役2年を言い渡した。キム・ヨンボムチーフプロデューサーは懲役1年8ヶ月を言い渡された。その後、被告人と検察の双方が控訴し、上告審まで行われた。

アン・ジュニョンプロデューサーは今年3月、最高裁判所から懲役2年と追徴金3700万ウォン(約348万円)、キム・ヨンボムチーフプロデューサーは懲役1年8ヶ月、李某補助プロデューサーは1000万ウォン(約100万円)の罰金刑が決定した。芸能プロダクションの関係者らも懲役刑の執行猶予と社会奉仕命令を言い渡された。

真相究明委員会は「被告人は練習生の夢を踏みにじって利用し、国民プロデューサーを投票というものを利用して騙しました。また、ファンを餌食にしようとする、その露骨で憎たらしい意図が露呈し、韓国の大衆文化の歴史に汚点を残したという事実が最高裁判所の判決で証明されました」と明らかにした。

続けて「被告人が、自身たちの過ちで被害を受けた多数の練習生に一生罪を償う気持ちで、これから社会でより一層責任をもって生きていくことを願っています」と付け加えた。

【「PRODUCE X 101」「PRODUCE48」「プロデュース101」真相究明委員会連合 声明全文】

こんにちは。「PRODUCE X 101」「PRODUCE48」「プロデュース101」シーズン2の真相究明委員会です。

私たち真相究明委員会は、CJ ENM傘下の音楽専門チャンネルMnetのオーディション番組「プロデュース」シリーズの投票結果がねつ造されたという疑惑を受け、一昨年に結成されました。

そして2019年8月1日、11月26日、11月28日、告訴代理人である法務法人MASTを通じて、ソウル中央地方検察庁に、株式会社CJ ENM所属の氏名不詳の実行者と彼らと共謀したものと見られる氏名不詳の所属事務所の関係者を、詐欺の共同正犯容疑及び偽計業務妨害の共同正犯、背任受贈容疑で告訴・告発しました。

これと関連し、放送通信審議委員会は2020年9月14日、Mnet「プロデュース」シーズン1からシーズン4まで、4つの番組にそれぞれ3000万ウォン(約300万円)の課徴金を科すことを決定し、最高裁判所3部(主審:キム・ジェヒョン最高裁裁判官)は2021年3月11日、被告人の上告を棄却し、控訴審の判決を最終的に確定しました。

これにより、アン・ジュニョンプロデューサーは懲役2年と追徴金3700万ウォン、キム・ヨンボムチーフプロデューサーは懲役1年8ヶ月、イ補助プロデューサーは1000万ウォンの罰金が決定し、芸能プロダクションの関係者らも懲役刑の執行猶予と社会奉仕命令が言い渡されました。キム・ヨンボムチーフプロデューサーは今年7月4日に刑期を終えて出所し、アン・ジュニョンプロデューサーは11月4日に出所する予定です。

「プロデュースシリーズ」はグローバルアイドルを夢見る練習生と国民プロデューサーの力で、公正な成功の神話に参加するという喜びを与え、その機会を平等に提供するという面で多くの人に愛されてきたオーディション番組です。

しかし、被告人は練習生の夢を踏みにじって利用し、国民プロデューサーを投票というものを利用して騙しました。また、ファンを餌食にしようとする、その露骨で憎たらしい意図が露呈し、韓国の大衆文化の歴史に汚点を残したという事実が最高裁判所の判決で証明されました。

被告人が自身たちの過ちで被害を受けた多数の練習生に一生罪を償う気持ちで、これから社会でより一層責任をもって生きていくことを願っています。

「PRODUCE X 101」「PRODUCE48」「プロデュース101」シーズン2の真相究明委員会は、本事件の真実を究明し、国民の知る権利を保障するため過去2年間、あらゆる手段を講じてきました。

これで真相究明委員会の実質的な役割は果たされたと判断していますので、今回の声明を最後に全ての活動を終了する予定であり、これからは一人の視聴者に戻って、再びこのように悲劇的な事件が発生しないよう、明るい眼差しで世の中を見守るつもりです。

真相究明委員会がこのような結果を導き出すことができたのは、今まで協力してくださった皆さまがいたからです。長い間、一心同体で信念を貫いてくださった告訴人の方々や、法律諮問に最後まで尽力してくださった法務法人MASTにも深くお礼申し上げます。

2021年11月3日

「PRODUCE X 101」真相究明委員会
「PRODUCE48」真相究明委員会
「プロデュース101」シーズン2真相究明委員会 一同

記者 : ファン・ヘジン