「PRODUCE」シリーズの被害練習生11人に補償が完了…Mnetがコメント“残り1人とは協議中”

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写真=Mnet
Mnetが「PRODUCE」シリーズの投票操作の被害練習生11人に対する補償手続きを完了した。

8月2日、MnetはNewenの取材に対し「弊社は、真正性のある姿勢で最善を尽くして、被害者と補償の協議を進め、12人のうち11人に対して被害に対する補償を完了した。残り1人の事務所とは補償の協議を進めている」と明らかにした。

また、残り1人の事務所に補償を終えていない理由について「弊社は被害補償に対して真正性のある姿勢で最善を尽くしてきた。現在、最後の1人の事務所とも被害補償の協議を進めている」とし「残り1人の事務所にも合理的な補償を提示したが、この部分に対して弊社と意見の食い違いがあった。弊社は引き続き対話を続け、責任を持って補償を完了するように努力したい」とコメントした。

これに先立って、2019年12月に業務妨害と詐欺などの疑いで起訴された「PRODUCE」シリーズの制作陣は、警察と検察の捜査の結果、2016年に放送された「プロデュース101」シーズン1、2017年の「プロデュース101」シーズン2、2018年の「PRODUCE 48」、2019年の「PRODUCE X 101」の計4シーズンいずれも投票を操作していたことが明らかになった。プロデューサーのアン・ジュニョンと制作陣は、「PRODUCE」シリーズの視聴者の投票結果を特定の参加者に有利になるように操作し、特典を与えた疑いを受けた。

シーズン1では、キム・スヒョンとソ・ヘリンが1次投票の操作の被害を被り、シーズン2ではソン・ヒョヌとNU'ESTのベクホがそれぞれ1次投票、4次投票の操作の被害者になった。シーズン3では、イ・カウンとハン・チョウォンが4次投票の操作により脱落し、シーズン4ではアンジャルディー・ディモデが1次投票、B of Youのキム・グクホンとGHOST9のイ・ジヌが3次投票、CRAVITYのジョンモとUP10TIONのイ・ジニョク、クム・ドンヒョンが4次投票の操作の被害を受けた。

今年の3月11日午前、ソウル瑞草(ソチョ)区最高裁第3部(主審:キム・ジェヒョン最高裁判事)で行われた業務妨害、詐欺などの疑いに関する上告審の判決公判で、プロデューサーのアン・ジュニョンとチーフプロデューサーのキム・ヨンボムは、それぞれ懲役2年と懲役1年8ヶ月が言い渡された。

記者 : パク・ウネ