「ゾンビクラッシュ:ヘイリ」Girl's Day ソジン&イ・ミンジ&コン・ミンジョン“映画祭にノミネート…不思議だった”

Newsen |

映画「ゾンビクラッシュ:ヘイリ」(監督:チャン・ヒョンサン)に出演したコン・ミンジョン、イ・ミンジ、Girl's Dayのソジンは最近、ソウル広津(クァンジン)区にあるロッテシネマ建大(コンデ)入口で行われたインタビューを通じて実際にゾンビ事件と同じほど険しかった撮影現場で、苦楽を共にした末にお互いが親友になったと口をそろえた。

映画「ゾンビクラッシュ:ヘイリ」は、ゾンビウイルスで廃墟になった街を救うため、ジンソン(コン・ミンジョン)とヒョナ(イ・ミンジ)、カヨン(Girl's Day ソジン)の三銃士が奮闘する姿を描いたコミカルアクションアドベンチャーだ。「第24回富川(プチョン)国際ファンタスティック映画祭」で3冠を達成し、新しいKゾンビ作品の誕生を予告した。

様々な作品を通じて代替できない魅力が認められた女優のコン・ミンジョン、イ・ミンジ、ソジンが見せる愉快なコンビプレーと痛快な演技に期待が高まっている。陰惨な雰囲気に変わってしまったヘイリー町に現われた奇怪なゾンビたちのアクションアドベンチャーが観客の好奇心を刺激する。

――公開を控えた感想は?

コン・ミンジョン:富川国際ファンタスティック映画祭にノミネートされたことだけでも不思議でした。私たちの映画が果たして多くの方から共感を得ることができるのだろうかと確信できませんでしたが、映画祭に行くことができて良かったと思いました。また、こんなに早く公開されることになり感謝しています。

イ・ミンジ:こんなに早く公開するとは思いませんでした。自主制作映画は、いったん映画祭で評価を受けてから公開できる場合がかなり多いですが、映画を撮って1年後にすぐ公開されることになるとは思いませんでした。

ソジン:自主制作映画を撮って公開までされたのが初めてで、どういうふうに見られるのか気になります。公開後の反応も気になりますね。

――三銃士のケミ(ケミストリー、相手との相性)が印象的でした。共演はいかがでしたか?

ソジン:実際も仲良くなりました。あまりにも立派な女優たちじゃないですか。イ・ミンジのユーモア、コン・ミンジョンの賢いところが力になりました。本当に仲良くなって、それで生き残ることができたと思います。

――ゾンビ作品に挑戦した感想はいかがですか?

コン・ミンジョン:様々なジャンルを経験したい気持ちがありました。あれこれやってみたい気持ちが大きかった時期にシナリオをいただいて、自信がなくても一応やってみようと思いました。だからゾンビ作品という言葉を聞いた時、とてもやりたかったです。

イ・ミンジ:ゾンビ作品と考えるよりは「3人の女性の物語」ということに重点を置きました。なので「ゾンビ作品をやってみなきゃ!」という感じではなかったです。ただ、アクションスクールに通うようになってからは、この機会に軽くでもアクションを学んでみてもいいだろうと思いました。

ソジン:普段からとても怖がり屋でゾンビ作品をあまり見たことがありません。Netflixで「キングダム」ぐらいしか見ていない状況でしたが、この映画を撮ることになって、イ・ミンジと一緒に「ショーン・オブ・ザ・デッド」を見ました。また、私がゾンビになる役なので面白いと思いましたし、そのこと自体に大きな魅力を感じました。映画の中のゾンビは、私が思うほど怖くはありませんでしたが、それなりに面白かったです。

――ゾンビ作品であるだけに激しい撮影をこなさなければならなかったはずだと思います。

イ・ミンジ:自主制作映画、商業映画をすべてやってみましたが、今回の作品はどの現場よりも劣悪でした。ゾンビを演じた俳優の中にはスタッフも多いです。なので「家内手工業」という表現ができると思います。

――今回の映画で感じたことは何ですか?

コン・ミンジョン:B級映画の感じがする作品なので、皆に好かれることはないと思いますが、好きな方もいらっしゃると思います。私たちが新しい経験をしたように、観客の方々にも新しい気持ちで見ていただきたいです。

イ・ミンジ:低予算のゾンビ作品ですが、シナリオの中のB級の要素が良かったです。また、それほど時間とお金に対する心残りがあることも確かです。時間がもう少しあったら、監督も、また俳優たちも表現できる部分が多かったんじゃないかなと思いました。時間があまりにも足りなかったです。

記者 : ペ・ヒョジュ