Mnet「PRODUCE」全シリーズに放送審議委員会が課徴金を命令“参加者の努力を無駄にした”

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写真=Mnet
視聴者投票の結果を操作して物議をかもしたケーブルチャンネルMnetのオ―ディション番組「プロデュース」の全シリーズに、放送法上最高水準の懲戒である“課徴金”が決定した。

放送通信審議委員会は10日、ソウル木洞(モクトン)放送会館で全体会議を行い、2016年から4年間にわたって放送された、「プロデュース101」「プロデュース101」シーズン2、「PRODUCE 48」「PRODUCE X 101」など4つの番組について審議し、このように決定した。課徴金の金額は、次の全体会議で決定する。

先立って「プロデュース」シリーズの制作陣は、視聴者投票の前に最終ランキングを事前に決定し、合格者と脱落者を入れ替えた後、これをまるで視聴者投票の結果であるかのように発表した。

放送審議委員会は今回の決定について「番組は“視聴者の参加投票だけでグループの最終メンバーを決定する”ということを番組の主要特徴として前面に打ち出し、有料メール投票を督励していた。それにも関わらず、投票結果を操作して視聴者を欺き、公平性を毀損しただけではなく、オーディションの参加者たちの努力を無駄にした点は重大な問題だ」と伝えた。

「プロデュース」全シーズンを演出したアン・ジュニョンプロデューサーは今年5月、第1審裁判で懲役2年に追徴金3700万ウォン(約330万円)の宣告を受けた。一緒に起訴されたキム・ヨンボムチーフプロデューサーには、1年8ヶ月が宣告された。その後、アンプロデューサーと検察側が裁判結果について控訴した。

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記者 : パク・ユンジン