怪物のような2人の男の熱い真実追跡が始まる。

今月19日に韓国で放送がスタートするJTBC新金土ドラマ「怪物」は初放送を控えて、イ・ドンシク（シン・ハギュン）とハン・ジュウォン（ヨ・ジング）の緊迫感溢れる探索戦を収めた第1話の予告映像を本日（15日）公開した。とぼけたイ・ドンシクと、真実を追ってマミャンに来たハン・ジュウォンの秘密とは何なのか、関心が集まっている。

心理追跡スリラー「怪物」はマニャンで繰り広げられる怪物のような2人の男の物語を描く。「怪物は誰か！ お前か、俺か、俺たちか」という質問を投げ続けて、事件の裏面に隠された人間の多面性を緻密に追う。「十八の瞬間」「真夏の思い出」で感覚的で細密な演出を披露したシム・ナヨン監督と「マッド・ドッグ～失われた愛を求めて～」などを通じて、緻密でしっかりした筆力を証明した脚本家のキム・スジンがタッグを組んで完成度を高める。

そんな中で公開された第1話の予告映像は、イ・ドンシクとハン・ジュウォンの隠された事情に興味をそそる。順風満帆のエリートコースだけを踏んできたハン・ジュウォンは、秘密を抱えてマニャン交番に赴任してくる。まだ幼いハン・ジュウォンを上司として迎えるようになったイ・ドンシクと、“怪物よりも怪物”のようなイ・ドンシクをパートナーに迎えるようになったハン・ジュウォンの間には、緊張した空気が漂う。初対面から順調ではない雰囲気が漂う中、2人の探索戦はさらに激しくなる。ハン・ジュウォンはイ・ドンシクがかつて2件の殺害・拉致事件の容疑者だったことを知り、イ・ドンシクは「自分が殺した」と挑発する。本音が分からないイ・ドンシクの謎めいた行動は、隠れたストーリーに好奇心を刺激する。

ハン・ジュウォンの秘密も暗示された。「誰がさんが派手に事故を起こしたんだよね」という言葉に続いた、父ハン・ギファン（チェ・ジノ）の圧迫は、彼がマニャンに来た理由に好奇心が掻き立てられる。異邦人ハン・ジュウォンの登場で揺れ動く田舎町マミャンの風景も興味深い。絞ってくる無言の圧迫と怪しい村の人々の間で真実を追跡していくハン・ジュウォン。闇が広がる薄暗い葦原を横切る彼の緊迫した表情に加わえられた「イ・ドンシク警査。1つ気になることがあるけど」という声はミステリアスな雰囲気を倍増させる。警戒と挑発を止めず、危険で奇妙な協力を繰り広げていくイ・ドンシクとハン・ジュウォン、彼らが追跡する真実とは何なのか、初放送に期待が高まっている。