故チェ・ジンシルさんの息子Z.flat「母が生きていても、俳優を強いたりはしなかっただろう」

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写真=MBC every1「ビデオスター」 放送画面キャプチャー
ラッパーで故チェ・ジンシルさんの息子のZ.flatが、演技ではなく音楽を選んだ理由を明かした。

最近韓国で放送されたMBC every1「ビデオスター」には、ソン・ヨンギュ、キム・デヒ、イ・ジョンヒョン、パク・スンミン、Z.flatが出演した。

同日、Z.flatはMBC「覆面歌王」に出演してからリアルタイム検索ワードランキングで1位になったことについて「全然予想していなかった。優勝したいとも思わず、『1ラウンドで健闘しよう、落ちたとしても』と(思っていた)。そのほうが心が楽だと思った」と言った。

パク・ソヒョンが「俳優より歌手を選んだ理由が特別だと聞いた」と質問すると、Z.flatは「代を継ぐという心もなくはなかった。母(故チェ・ジンシルさん)、叔父(故チェ・ジニョンさん)も芸能人だったので、夢は俳優、歌手、監督などしか持っていなかった。そんな中で歌手という職業を選んだ」と答えた。

キム・スクが「演技は合わなかったか」と質問すると、Z.flatは「演技は台本に合わせて監督が求める感情を出すべきだけれど、音楽は僕が望んでいる、自分の感情を表現できるので、感情の表現が拙い僕にはより合っていたと思う。母が生きていたとしても、俳優を強いったりはしなかったと思う」と答えた。パク・ソヒョンは「本人が好きなものをしなさいと言っただろう」と頷いた。

キム・スクが「デビュー曲を聴き慣れていないとか。本人は、デビュー曲を3回しか聴いていないというのは本当か?」と質問すると、Z.flatは「デビューしようと作った曲ではなく、1年前に作った曲だ。あまりにも暗くて、アップビートに編曲した。僕の強みを見せられる感性からは離れている雰囲気だ」とし、編曲バージョンのデビュー曲はまだ慣れていないと打ち明けた。

パク・ナレは「事務所と合わないのでは?」と冗談を言った。Z.flatは「本当に待遇がいい」と否定した。即席でZ.flatのデビュー曲「Designer」の2つのバージョンをめぐって投票が行われ、全員一致でZ.flatのバージョンを選ぶと、彼は「(事務所の)代表に申し訳ない」と言い、純粋な一面を見せた。

パク・ソヒョンは「“『SHOW ME THE MONEY』に出れば、僕は無条件で1位”と言っていたと聞いた」と質問した。Z.flatは「最近言ったのではない。音楽を始めたばかりの頃に、自惚れて。2018~2019年の話だ」と言って恥ずかしがった。

パク・ナレが「どうして出演しなかったの?」と質問すると彼は「その頃、一緒に音楽をしていた仲間が『高等ラッパー』や『SHOW ME THE MONEY』に出演して有名になった。それをきっかけに頑張ったけれど、出演してすぐ落ちたら、世間知らずの者が音楽をしているというイメージになるのではと思った。もう少し遠い絵を見たいと悩んでいたら年をとって、『高等ラッパー』に出れなくなった」と答えた。

Z.flatは「無料の音源を掲載するサイトに、僕が2年間1人で音楽を作ってアップロードした曲が多い。未発売のものだ。これから出る僕の音楽が気になったら、そこで聴けばいいと思う。『High Ello』で検索すると出る。愛着があるので、残してある」と伝え、音楽への情熱をアピールした。

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記者 : ユ・ギョンサン