「ペントハウス」チン・ジヒ、シーズン1が終了“演じる年齢によって体重を増減させた”

MYDAILY |

写真=C-JeSエンターテインメント
“シーズン2では、より成熟した姿を期待してください”

チン・ジヒがSBS月火ドラマ「ペントハウス」を通じて、より成熟した演技を披露した。早い展開の中で中学生、高校生の姿を表現しなければならなかったが、チン・ジヒの繊細な演技がキャラクターをより立体的に作り上げた。

チン・ジヒが出演した「ペントハウス」は、100階建てのペントハウスに住む、近づくことができない“クイーン”、すべてを飲み込むほどの欲望に溢れた“プリマドンナ”、上流社会に入るために疾走する“女性”が、それぞれ満たされない欲望を抱いて繰り広げるストーリーを描く。

劇中チン・ジヒは、ユ・ジェニ役を務めてリアルな演技とどこか憎めないキャラクターで人気を博した。シーズン1の最後にはペ・ロナ(キム・ヒョンス)にサンドイッチを渡し、新しい関係を暗示して注目を集めた。

シーズン1の放送終了後に行ったインタビューでチン・ジヒは「最後にツンデレの役をやりました。多くの方々が関心を持っていただいて感謝しています。ジェニというキャラクターで出演することができて、大変光栄でした」と伝えた。

ユ・ジェニは悪行を行うチョンア芸術高校の子どもたちの中の1人だったが、安定した演技力でキャラクターへの理解度を高めた。彼女は「ジェニもヘラパレスの子どもたちのように悪行を行う子だけれど、憎まれないように演技しました」と伝えた。

「ジェニはお母さんに愛される子で、温かい心を持っています。そして単純な性格だから、可愛らしい姿を強調しようと思いました。中学生から高校生まで演技しなければならなかったので、体重や衣装、スタイリングに変化を与えて、ジェニの明るい魅力と成熟していく過程を見せようとしました」

チン・ジヒは“中学生のジェニ”と“高校生のジェニ”の違いを表現するため、短期間で体重を調節した。中学生のジェニを演じる時には体重を増やし、高校生のジェニを演じる時には4~5kgも減量したという。

これについてチン・ジヒは「体重計には乗らなかったので正確には分からないけれど、4~5kgぐらい減量しました。劇の前半は、お母さんから愛されて豊かに育った可愛い子という設定だったので体重を増やしました。高校生になってからは、より成熟した姿を見せるために減量しました。減量したというよりも、私の元の体重に戻ったんです」と説明した。

続いてチン・ジヒはキム・スンオク脚本家の世界観について「キム・スンオク脚本家の世界観はとても華やかで、人が想像できない、その以上の世界が盛り込まれています」と伝えた。

彼女は「なので視聴者の方々が『あら? 突然?』と感じる部分もあったと思いますが、最大にその中でジェニというキャラクターに近づき、ドラマの展開をリアルに表現しようと努力しました。私だけではなく、すべての俳優の皆さんが頑張ったので、良い作品が誕生したのだと思います」と語った。

「キム・スンオク脚本家は私に『ジェニは、憎めないキャラクターになってほしい』と言いました。なのでヘラパレスの子どもたちの中でも、面白くて明るい子に見えるように一生懸命に努力しました。その中でジェニだけが純粋な子だったので『ジェニはそういうシーンを柔らかく演出でき、もっと面白い役割ができる子だと思う』と言われて、そういった部分を強調しようと思いました」

ジェニの母親カン・マリ役を務めたシン・ウンギョンとの“母娘ケミ(ケミストリー、相手との相性)”にも言及した。

「母娘ケミが良かったという反応が多いです。台本読み合わせの時に先輩の演技に集中して、映像もたくさん探して見ました」と語ったチン・ジヒは「(監督に)『子どもたちは親のデカルコマニー(転写画)、ミニバージョンになってほしい』と言われて、先輩の演技を見てたくさん練習しました。なのでジェニからは母の姿を垣間見ることができ、母からはジェニの姿を垣間見ることができたと思います」と語った。

「シーズン2については言いたいことがいっぱいあるけれど、秘密だから詳しく話すことはできません。しかし、シーズン1より成熟して、シーズン1では見ることができなかった様子や、その中にあるストーリーをより詳しく表現できる時間になりそうです。そういった部分を、演技を通じてよく表現しようとしています」

SBS月火ドラマ「ペントハウス」シーズン2は、韓国で2月19日より金土ドラマとして放送される予定だ。

記者 : ホ・ソルヒ