「ペントハウス2」チン・ジヒ“すべてのシーンで泣いた…それほど感情の深さについて悩んだ”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=C-JeSエンターテインメント
いじめが社会的な問題になっている今、「ペントハウス2」でいじめの被害者を演じたチン・ジヒが感想を伝えた。

最近、SBS金土ドラマ「ペントハウス2」でジェニ役を務めた女優チン・ジヒのインタビューが行われた。

「ペントハウス」シーズン2で彼女は、以前の悪行を反省してロナ(キム・ヒョンス)と仲良く過ごすが、ヘラパレスの友人たちに背を向けられている状況で、一人きりで激しい死闘を繰り広げる姿を披露した。食べ物でいじめられ、ストレスで円形脱毛症ができる姿は視聴者の胸を痛めた。

この日、チン・ジヒは「シーズン2までたくさん愛されて心より感謝しています。シーズン2でジェニの心境の変化が多かったですが、視聴者の方々がそのような姿を応援してくださったおかげで、より良いジェニを完成させることができたようです。今もシーズン3を待っています」と放送終了の感想を伝えた。

「復讐のカルテット」に続いて脚本家のキム・スンオクと2度目のタッグを組んだ「ペントハウス」。チン・ジヒは「プレッシャーを感じるよりは期待感がもっと大きかったです。『復讐のカルテット』の時も台本が良かったので、今回の作品でも一緒に作業することができて栄光でした。脚本家さんも『ジェニ、よくやっているよ』と応援してくださいました。脚本家さんが俳優たちに生姜茶もプレゼントしてくださいました。ありがたかったです」と述べた。

チン・ジヒが演じたジェニは「ペントハウス」の子供の中で、シーズン2で最も大きな心境の変化を経験した人物だった。彼女は「私がこれまでドラマで見せたことがなかった姿を、シーズン2で見せたようです。このシーズンはすべてのシーンで泣きました。それほど感情の深さについて悩んで、演技的にも成長できるチャンスでした」と告白した。

シーズン2で友人たちにいじめられたジェニ。チン・ジヒは「脚本家さんが(いじめの内容を)書いたタイミングが、社会的にいじめが問題になった時期とほぼ同じでした。そのため人々の反応が気になりました。あまりにも残酷に描きたくなかったです。その瞬間のジェニの感情をよく表現しようとしました。視聴者の共感を引き出すために、体を惜しみませんでした。ただそれを極端に表現するよりは、あの人の感情に焦点を合わせて被害者の感情を伝えようとしました」と述べた。

そしてチン・ジヒは「いじめはあってはいけません。私も残念に思っています。私がいじめられたことはないか、いじめたことはないか、自分自身を振り返ってみる時間になりました。芸能界だけではなく、誰にでも起こってはいけない事件です。幸せな国になってほしいと思います」と所信を伝えた。

劇中でチン・ジヒが選んだ最も悲しいシーンは、円形脱毛症を告白するシーンだった。彼女は「私もそんなに嗚咽するとは予想もできなかったですが、思わず涙が出ました。視聴者の方々の反応も良かったです。そのシーンの放送後にシン・ウンギョン先輩に『反応がいいです』と自慢しました」とエピソードを公開した。

最後にチン・ジヒは「シーズン3の台本をまだもらっていません。楽しみにしています」と、新しいシーズンへの期待感を示した。

記者 : イ・スンギル