Vol.1 ― FNCの新人“P1Harmony”異例のスクリーンデビューで始動！事務所の先輩たちと共演も「あまりにも大きなプロジェクトなので…」
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日本出身のソウル、カナダ出身のギホ、韓国出身のテオ、ジウン、インタク、ジョンソプの6人で構成されたFNCエンターテインメントの多国籍新人グループ「P1Harmony」（ピーワンハーモニー）が本日ついにデビュー！
10月8日には、グループの世界観を描いたSF映画「P1H：新しい世界の始まり」が韓国で公開され、スクリーンデビューというこれまでにない形で芸能活動をスタートした彼ら。同じ事務所に所属するCNBLUE ジョン・ヨンファ、AOA ソリョン、チョン・ヘインらと共演し、怒りと暴力性を極大化するウイルスによって廃墟となった地球を救うため、未来、過去、現在という別々の次元から集まった6人の少年を熱演した。
10月28日にデビューアルバム「DISHARMONY：STAND OUT」をリリースし、本格的に音楽活動を開始する6人に、インタビュー前編では、多国籍グループとしての魅力や映画の撮影秘話などを聞いた。
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【PHOTO】“日本人メンバーも所属”P1Harmony、多国籍ならではの魅力は？「文化を共有して、楽しいストーリーを作っていける気がします」
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ギホ：デビューが確定したときはすごくワクワクしました。でも、決定したとはいってもまだまだ長い道のりが残っていますよね。だから、「頑張っていかなきゃ。いよいよデビューだから、多くの人々の前で僕たちの姿をお見せする日に向けて、完璧に準備をしなきゃ」という気持ちが大きかったです。6人のメンバーが出会ってからいっそう楽しくなったし、チームというものができたことでシナジーが高まりました。
ジウン：P1Harmonyという僕たちのグループ名には、“未知の1をPlusすれば、無限のHarmonyが生まれる”という意味が込められています。そこが最も大きな魅力になるんじゃないかなと思います。この“1”はファンのみなさんになるかもしれないし、他のアーティストの方になるかもしれないし、新たな音楽への挑戦、環境、活動など、僕たちが何かをするたびに新しいカラーとハーモニーが生まれるという可能性を表しています。そこに向かって活動を準備して試行錯誤を続けているので、魅力を感じていただけるのではないかと思っています。
韓国・日本・カナダ出身…多国籍グループの魅力は？
ギホギホ：僕はリーダーとボーカルを担当しています。歌が大好きで、歌うことが特技だと思っています。……他には特にない気がします（笑）。あ、写真を撮るのが得意です！ メンバーの写真を撮ったり、どこかに行くたびによく写真や動画を撮っています。今はスマホで撮っていますが、最近カメラが欲しくなってきて。フィルムカメラやスチールカメラなど、古いカメラに興味があるので、機会があったらいつか買いたいです。
テオ：僕はP1Harmonyでボーカルを担当しています。グループの中では、なるべく中立の立場を守ろうとしています（笑）。メンバーたちの意見が分かれたりしたときにうまく間を取り持つ、仲介役ですね。趣味はバレーボールや野球を観ること。最近できた趣味なんですが、釣りも好きです。特技はバレーボールと水泳、そしてやっぱり歌だと思います。
ジウン：ラップとボーカル、そしてダンスを担当しています。ダンスが得意で、特技は作詞作曲です！
インタク：僕はラップとダンスパートを担当しています。ダンスを始める前はサッカー少年でした。地元の友達ともよくやっていましたし、父もアマチュアですが若い頃にサッカー選手をやっていたことがあって。サッカーが趣味兼、特技！ 我ながら、なかなかうまいんじゃないかなと思います（笑）。
ソウル：こんにちは～。僕はP1Harmonyでラップとダンスを担当しています。得意なのはダンス！ チームの中での存在は……うーん、どうなんだろう！？（笑）いつも僕は静かにしているので。みんなが話しているのを静か～に聞いてる感じです。聞いて……ただ聞いてます！
ジョンソプ：僕は15歳で、P1Harmonyではラップを担当しています！ ダンスと作詞もやっています。作曲はまだ得意というわけではないのですが、これから頑張って、素敵な曲をたくさんお聞かせしたいと思っています。
テオギホ：いろいろな国からやってきたメンバーが集まっているので、お互いの文化を共有して、それぞれのいい部分について話し合いながら、楽しいストーリーを作っていけるような気がしています。僕も韓国では外国人ですが、僕が生まれ育ったカナダの文化、あるいはソウルが生まれ育った日本の文化、僕がまだ知らない韓国の文化など、お互いの文化を知りながら時間を過ごして、どんどん近づいていっています。違っている部分をお互い不思議がったり、新しい発見をしたり、そういうところが楽しいです。
――ソウルさんは日本から、ギホさんはカナダから韓国にやってきましたが、家族や友達の反応はいかがでしたか？
ソウル：応援してくれていました。やっていけるだろうかという不安はあったと思うんですけど、行くなという反対はなかったですね。
ギホ：僕も家族の反対はありませんでした。もともと高校も芸術学校に通っていて、歌をやろうということは決めていたので。どういうふうにやるかということはまだ決まっていませんでしたが……。母は「よかった。じゃあ韓国に行って、やってみなさい」って応援してくれて。でも、友達はすごく寂しがっていましたね。カナダを離れることになるから、泣いて別れを惜しんで……でも、みんな応援してくれました。
映画で先輩たちとも共演「撮影の間もずっと…」
ジョンソプ：最初に映画に関する計画を聞いたときは、「本当にこれを長編映画でやるのか……！？」という気持ちになりました。あまりにも大きなプロジェクトなので、本当にこんな経験をすることができるのかな？ と思ったのですが、とても感謝すべきことに、多くの先輩方、監督さん、みなさんが助けてくださって、大きなプロジェクトでデビューすることになりました。撮影前はすごく期待が大きかったです。どんなふうに撮るのかな？ 撮影現場ってどんな雰囲気なのかな？ っていろいろ気になることがあって、最初の撮影のときはとてもドキドキしました。
――同じ事務所の先輩であるCNBLUEのジョン・ヨンファさんをはじめ、ベテラン俳優のチョン・ジニョンさん、また、チョン・ヘインさんなどが特別出演しましたが、共演はいかがでしたか？
テオ：みなさん大先輩なので、最初はものすごく緊張しました。でも、いろいろと気にかけて面倒を見てくださって、撮影の間もずっと僕たちの緊張をやわらげてくださったんです。とても感謝しています。
ジウンギホ：僕が演じたのは過去からやってきたギホ役で、時計を使って時空間を自由に移動できるキャラクターです。時空の移動もできるし、瞬間移動もできます。性格は幼い面もあるし、かわいらしくて、明るく溌溂としています。ポジティブで明るいところは僕と似ていますが、実際の僕には映画の中では見せていない姿もある気がします。役柄と100％同じではなくて、真面目な面があったり、もうちょっと客観的に考える面もあったり。
テオ：劇中のテオは銃の扱いがうまくて、廃墟と化した未来で生き抜いていくことのできる能力を持っています。2ヶ月間、アクションスクールで狙撃の練習をしました。僕は体を動かすことが好きなので、楽しかったです。性格はとても人見知りで、口数が少なくて、ぶっきらぼうな感じ。僕も人見知りがひどいので、そういう部分は映画に出てくるテオとまったく同じです。
ジウン：劇中のジウンは過去からやってくる人物で、指輪をはめると念力を使うことができます。念じるだけで物を動かしたり、破壊したりすることができるんです。性格は、慎重で分析的。最初は演技に対して少し負担も感じたのですが、僕たちの性格をベースに作られているキャラクターだったということもあって、感情移入しながらリラックスして楽しく演技をすることができました。とてもやりがいがあって楽しかったです。
インタクソウル：映画には、アルコルウイルスという、人を狂暴にするウイルスが出てきます。ウイルスピンを乗せたドローンが人間を襲撃するのですが、僕はアルコルウイルスにかからない免疫力を持っているという役をやらせていただきました。劇中でも外国人という設定です。本当に僕自身が出演しているという感じですね。
ジョンソプ：未来編で、機械の取り扱いが得意な天才的エンジニアを演じました。グループの中でもマンネ（最年少）ですが、劇中のジョンソプもマンネで、若さがあって明るくて、いつもおしゃべりで、かわいい性格です。ステージの上で歌ったり踊ったり、カメラの前で話をするときの僕とよく似ていると思います。
――映画のために演技スクールやアクションスクールに通って練習したとのことですが、初めての経験はいかがでしたか？
インタク：短期間で集中して映画を撮影したので、長い時間をかけて演技を習うことはできなかったのですが、アクションスクールには2ヶ月以上通いました。本当に全員が一生懸命に頑張って練習しました。アクションは経験したことがなかったので難しかったですが、ベストを尽くして頑張りました。毎朝スクールに行くときはウォーミングアップも兼ねて、数キロずつ走ってたんです。それがすごく大変でした（笑）。そうやって汗を流しながら映画を撮ったので、より意義深いものになったと思います。
初のアクション「ジャージャー麺が飛び散って大騒ぎに…」
ソウル：楽しかったことというか、驚いたことなんですが……。劇中で使うアーチェリーの弓で遊んでいたら、誰が撃ったかは忘れたのですが、本当は矢がまっすぐ前に飛んでいかないといけないのに、上に飛んで行って、天井に突き刺さったことがありました。びっくりしました！
ギホ：そんなことがあったの！？ 知らなかった！
――ギホさんはワイヤーアクションのときに面白い事件があったそうですね？
ジウン：ああ～！！
ギホ：中華料理屋にタイムスリップして、料理が並んだテーブルの前に登場するというシーンがありました。僕はワイヤーロープに吊られた状態だったんですが、バランスを崩してしまったんです。ぶんぶん宙を舞って、テーブルの上のジャージャー麺、酢豚、ちゃんぽんが飛び散って大騒ぎになりました（笑）。
――インタクさんは劇中でもダンスを披露しましたが、撮影はいかがでしたか？
インタク：最初は緊張したのですが、ダンスには自信があるので、うまくやれたと思います。カッコいい仕上がりになりました。ダンスのシーンは背景が練習室で、“いつもの練習室にカメラがある”という感じだったので、緊張がほぐれてからはそれほど難しくなかった気がします。ダンスよりも演技のほうが緊張しました！
ソウルギホ：映画の冒頭、未来編で流れる「Sweet Memories」を歌いました。歌詞はすべて英語で、僕が作詞をしました。
ジウン：過去編で僕とギホが襲われるシーンがあるのですが、そこで流れる「どうしろというのか」という曲を歌いました。愛する人が去っていくときの気持ちを描いた曲で、ちょっとレトロな雰囲気です。
テオ：現在編で流れる「Alone」という曲を歌いました。切ないバラード調の曲です。ジョンソプがラップを担当しました。
――映画は過去・現在・未来がポイントになっていますが、過去の自分と未来の自分に一言メッセージを送るなら？
ギホ：過去の僕には「よく頑張ってるよ。今のまま続けていってね」って。最近は自信を持てるようになってきましたが、昔は今ほど自信がなかったから。周囲の意見に振り回されず、自信を持って、カッコよく続けていってほしいです。未来は、「今の姿を絶対に忘れないようにしよう！」。年齢を重ねてもっと成熟して、芸能界で長く活動していくと思いますが、若い今のポジティブで幸せな姿を決して忘れずに、幸せでいられたら嬉しいです。
テオ：過去の僕には、「ダンスの練習をもっと頑張れよ！」と言いたいです（笑）。未来の僕には「欲張りすぎないようにね」って。
ジウン：過去の僕には「もっと頑張れ！」と伝えたいです。歌手という夢をもっと早く定めて、練習を始めていたらよかったんじゃないかなと思う気持ちもあって。もっと頑張って、未来についてもっとじっくり考えてね、と言ってあげたいです。未来の僕には「今の初心を最大限持ち続けよう！」。
ジョンソプソウル：過去の自分には「勉強をしっかりしとけや！」ってことを言いたいですね。学校の勉強もちゃんとやって、もっと夢に関する可能性の幅を広げてほしかったです。未来の自分には「自分がやりたいと思って選んだ仕事をやってるのだから、絶対にあきらめないこと」。そして、自分の思う未来があるじゃないですか？ こういう自分になりたい、っていうのが。その姿になれていたらいいなっていうのがありますね。
ジョンソプ：「未来のジョンソプ！ 成長を続けてるはずだと信じてるよ。父さんがいつも言ってたように、そこで満足してしまわないようにね。この仕事において満足をするというのは、そこで成長が止まるのと同じことだから。絶えず開発して、努力して、発展していってほしい。もっと多くのジャンルを学んで、感じ取っているだろうと思うよ。もちろん作曲も頑張ってるよね？（笑）」。そして、過去のジョンソプへ。「当時と今は大きく違うような気がするよ。あの頃は何も知らなかったから、今より自信があって怖いもの知らずで、ポテンシャルも高かったよね。それをずっと忘れずにいてくれたらと思うよ。歌手という職業、舞台に立つ職業には本当に必要なものだから。これからも、君が自分の選択を後悔していなかったら嬉しいよ！ ファイティン！」。
取材：藤田麗子 / 撮影：SHIM KYUTAI
■リリース情報
「DISHARMONY : STAND OUT」
10月28日（水）リリース
【仕様】
アウトケース（ハードボックス/152x203x21.7mm）
88Pブックレット（140x190mm）
折り畳みポスター（6種のうちランダム1種/280x380mm）
スタンディングフォトカード（6種のうちランダム1種/70x105x25mm）
ロゴタグ（30x103.5mm）
セルフィーフォトカード1枚（12種のうちランダム1種/55x85mm）
■関連サイト
P1Harmony日本公式Twitter：hhttps://twitter.com/P1H_official_jp
記者 : Kstyle編集部
