オ・ジョンセ、ドラマ「模範刑事」放送終了の感想を伝える“俳優として成長できた”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=Blossom Story 、JTBCスタジオ
「模範刑事」でオ・ジョンセはレベルの違う悪役演技を披露し、ドラマの内容をより豊かにした。

24日と25日に韓国で放送されたJTBC月火ドラマ「模範刑事」は、ユ・ジョンソク(チ・スンヒョン)が掘った落とし穴に落ちて、殺人の容疑者として逮捕された。ジョンソクが自ら命を絶ち、まるでジョンテ(オ・ジョンセ)に殺されたかのように見せかけたのだった。ジョンソクはジョンテに会う前に、自身の殺人を告白する最後の記事を残して、すべての真実を明らかにした。これにより、該当事件と繋がっていたジョンテの殺人や、彼が自分の罪をイ・デチョル(チョ・ジェユン)に濡れ衣を着せて死刑に導いたという事実まで、すべて明らかになった。ジョンテは過去の犯罪歴に加え、ユ・ジョンソクを殺害した有力な容疑者となり、窮地に立たされた。

過去、ジョンテに有利に作用した判決が、打って変わってジョンテの足を引っ張ったのだった。続いてユ・ジョンソクが緻密に準備しておいた計画によって、逃げ場がなくなると、ジョンテは最後の手札であるチン・ソギョン(イエリヤ)に面会を要請をした。ジョンテは「記者として真実を明らかにする。もしこのまま知っていながら沈黙すれば、記者として生涯自責の念にさいなまれると思う」とチン・ソギョンを懐柔しようとした。しかし、チン・ソギョンは「今感じた。その真実はおそらく私の人生を壊してしまうと。あなたのような人間を助けたということを、一生後悔しながら暮らすところだった。私のためにも、あなたは殺人犯にならなければならない」と答えて、ジョンテにこれ以上の味方が残っていないことを伝えた。

最終公判の日、オ・ジョンテはジョンソクがチョ・ソンギとチャン・ジンスを殺害する映像を公開し、その資料をもとに自分の無罪を主張して流れを変えようとした。しかし、過去のイ・デチョルの再審の際に、彼を死刑台に送ったチョン・サンイル(イ・ドグク)検事が良心による告白をし、状況は終了した。チョン検事は「イ・デチョルは無罪で、すべての事件は真犯人である被告オ・ジョンテが操作しました」と明らかにし、オ・ジョンテは最終的に無期懲役を言い渡された。

オ・ジョンセは「模範刑事」でキーパーソンとなる悪役を演じ、楽しみと教訓、その両方を視聴者に伝えて、毎週好評を受けてきた。初登場から殺伐とした悪人オーラを放ったオ・ジョンセは、最終回まで変わることのない“本物の悪者”の姿を完全に消化して、悪役界の新境地を開いた。

これを受けてオ・ジョンセは、「生きていれば誰でも犯す可能性のある大小の過ちの前で、今の社会が自身の過ちから逃げずに直面する勇気を持ってほしいという気持ちで臨みました。『模範刑事』の中で、オ・ジョンテは妥当な罰を受けて、俳優のオ・ジョンセは学び、成長することができました。寒い冬の現場で苦労していたスタッフや俳優の方々に深い感謝の意を伝えたいと思います」と、放送終了の感想を伝えた。

参加する作品ごとに異なる魅力でドラマに活力を吹き込んでいるオ・ジョンセは、映画とドラマを越えて広告界でも大活躍している。「サイコだけど大丈夫」に続き「模範刑事」まで成功裏に終了した人気俳優オ・ジョンセの次回作に、人々の関心が集中している。

記者 : キム・ミリ