オ・ジョンセ、新ドラマ「模範刑事」でカムバック…財産で人の価値を測る社長を演じる

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写真=Blossom Story、JTBCスタジオ
「模範刑事」のオ・ジョンセがいよいよベールを脱いだ。

7月6日に初放送されるJTBC新月火ドラマ「模範刑事」は、180度異なる二人の刑事が隠蔽された一つの真実を追う痛快な捜査ドラマだ。オ・ジョンセは財産がその人間の価値だと考えている、仁川(インチョン)第一信託の代表オ・ジョンテ役を演じる。“つまらないキューティー”“中身は優しいのに悪い行動ばかりする男”などの代名詞を誕生させながら多くの視聴者に愛された彼のミステリアスな変身に、注目が集まっている。

仁川最高の巨富の息子オ・ジョンテ、彼に善と悪、道徳と良心は存在しない。ただ、やりたいことをやるだけだ。そんな彼にとって目の敵のような存在がいる。いとこのオ・ジヒョク(チャン・スンジョ)だ。つまらない人間だと思っていたが、彼が父親から莫大な遺産を受け継いで一瞬にして自身と同じ地位になったという事実が許せない。さらにカン・ドチャン(ソン・ヒョンジュ)とオ・ジヒョクが追跡する5年前の事件とも関係しており、好奇心を高める。

10日に公開されたスチールカットでは、前作のイメージを消して180度変わったオ・ジョンセのオーラが視線を圧倒する。パーマをかけたヘアスタイルとレジャージャケットを羽織った不良なイメージは、会社の代表という席には似合わない。無表情な顔、鋭い眼差しは彼の本当の顔に対する疑問を呼び起こす。キャラクターに完璧になりきったオ・ジョンセの演技も「私たちが知っているオ・ジョンセなのか?」という疑問を抱くほど異なる顔を見せる。

制作陣は「刑事の世界を揺るがす人物であるオ・ジョンテの変身は、彼が本当にどんな感情を感じているのか、あるいは裏に何を隠しているのか分からないところがポイントだ」とミステリアスなキャラクターを強調した。続けて「細かい演技で出演する作品と演じるキャラクターごとに“最愛キャラクター”を誕生させてきたオ・ジョンセが描くオ・ジョンテはどんな姿なのか、またソン・ヒョンジュとチャン・スンジョに会ってどんな存在感を披露するのか、初放送までたくさん楽しみにしていてほしい」と伝えた。

名演出家チョ・ナムグク監督と実力派俳優ソン・ヒョンジュのタッグで期待を集めている「模範刑事」は、「アンタッチャブル」「覆面検事」「ビックマン」を手掛けたチェ・ジンウォン脚本家が執筆し、完成度を高める予定だ。7月6日の午後9時30分に韓国のJTBCで初放送される。

記者 : キム・ミリ