「涙の女王」オ・ジョンセ、精神科医役で特別出演…キム・スヒョンとの縁【ネタバレあり】

Newsen |

写真=tvN「涙の女王」放送画面キャプチャー
俳優のオ・ジョンセが、キム・スヒョンとドラマ「サイコだけど大丈夫」で兄弟を演じた義理を見せた。

韓国で3月9日に初放送されたtvN土日ドラマ「涙の女王」第1話にはオ・ジョンセが精神科医役で特別出演した。

ペク・ヒョヌ(キム・スヒョン)は妻のホン・ヘイン(キム・ジウォン)との離婚を悩み、相談を受けに行った。医師が「相当なストレスを受けているようだ。今、一番したいのは離婚だと話した。理由があるのか」と聞くと、ペク・ヒョヌは「僕は義理の両親と同じ家で暮らしている。祖父もだ。最近出所した嫁の叔母と嫁の弟も、全員が同じ家で暮らしている」と答えた。

続いてペク・ヒョヌは「毎晩一緒にご飯を食べて、21時に集まってみんなで話をする。終礼のように。週末、休暇、クリスマスみんなで過ごしていると、1年365日、自分の時間はない。法事が1年に15回ある。本当の両班家(朝鮮時代の貴族)では男が法事を担当していたとし、婿たちにさせる。息子たちにはなにもやらせない」と吐露した。

ペク・ヒョヌは「離婚しか方法がない」とし、特に妻のホン・ヘインについて「僕が自分の家族にいじめられていても、自分のことしか考えていない。自己中だ。僕があの人だけ見てこの家に入って、3年間いじめられたのに、知らないフリをしている。結婚するときは『私だけを信じて』と言ったのに。あの言葉を信じた僕が馬鹿だった」と後悔した。

医師が「妻の態度を寂しくおもうか?」と聞くと、ペク・ヒョヌは「寂しいもなにも、あの人が嫌だ。もう大嫌いだ」とし、それでも離婚しない理由として「死ぬかもしれない。義理の父は同じ飯を食べていた人が背を向けるのが大嫌いな人だ。背中を見せた瞬間、ナイフで刺されるだろう。本当のナイフではないけれど。でも実際、本当のナイフで刺された方がマシかもしれない」と打ち明けた。

医師は「強いお薬を出しますので、がんばってください」とペク・ヒョヌを熱くハグし、慰めた。オ・ジョンセはキム・スヒョンとドラマ「サイコだけど大丈夫」(2020)で兄弟を演じた縁がある。当時、キム・スヒョン(ムン・ガンテ役)は発達障害である兄オ・ジョンセ(ムン・サンテ役)を手厚く世話する精神病棟の保護師を演じ、今回はオ・ジョンセがキム・スヒョンを助ける精神科医を演じて、一風変わった面白さを届けた。

記者 : ユ・ギョンサン