ソン・ジュンギ&2PM テギョン&チョン・ヨビン、新ドラマ「ヴィンチェンツォ」出演決定…韓国で来年上半期に放送予定

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写真=HISTORY D&C、J.Wideカンパニー、51K
「ヴィンチェンツォ」がソン・ジュンギ、チョン・ヨビン、2PMのテギョンという“完璧なラインナップ”を完成させ、期待を高めた。

tvNの新ドラマ「ヴィンチェンツォ」は10日午後、「ソン・ジュンギ、チョン・ヨビン、テギョンのキャスティングを確定し、本格的な撮影に突入する」と伝えた。

「ヴィンチェンツォ」は、組織内の葛藤でイタリアから韓国へ逃げたマフィアが、ベテラン冷血弁護士に出会い、悪党のやり方で正義を貫く物語を描く。「悪党は悪党の方式で処断する」というテーマで、法では絶対に懲罰することができない悪に立ち向かう、ダークヒーローの冷静で強烈な活躍がカタルシスを与える予定だ。

“ヒットメーカー”制作陣のケミ(ケミストリー、相手との相性)も興味深い。「王になった男」「カネの花~愛を閉ざした男~」などで感覚的な演出力を披露したキム・ヒウォンプロデューサーがメガホンをとり、完成度を保証する。ここに「グッド・ドクター」「キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~」「熱血司祭」「神のクイズ」などで、絶対的な信頼を得ている脚本家のパク・ジェボムが執筆を手掛ける。ブラックコメディジャンルで独創的な世界観を構築してきただけに、レベルが違う“ソーシャルブラックコメディ”の誕生を期待させる。

キャラクターのユニークな魅力を最大化させる俳優のケミも、ドラマファンの心をときめかせる。ソン・ジュンギは、マフィアの冷酷な戦略家であり弁護士、コンシリエーレのヴィンチェンツォ・カサノ役として一風変わった演技に挑戦する。相手を意のままにする抜群の交渉能力とカリスマ性を持った彼は、甘いビジュアルとは異なり、徹底した“復讐主義者”だ。韓国に来たヴィンチェンツォ・カサノは悪党を目撃し、勝訴のためなら魂まで売ってしまう冷血弁護士ホン・チャヨン(チョン・ヨビン)と絡み合い、事件を解決していく。各作品で限界のない変身を重ねて人々に愛されてきたソン・ジュンギは、もう一度素晴らしいキャラクターを作り上げる。完璧な演技でヴィンチェンツォ・カサノを完成させる彼の活躍に、関心が集まっている。

映画とドラマを行き来しながら“大ブレイク中”女優として浮上したチョン・ヨビンは、冷血弁護士ホン・チャヨンに変身する。毒舌と負けん気で武装した彼女は、韓国最高の法律事務所ウサンのエース弁護士だ。“善悪”よりは“有不利”が優先であるホン・チャヨンは、イタリアから来た“強い奴”ヴィンチェンツォ・カサノに出会って変化していく。キャラクターの色をよく生かすチョン・ヨビンの演技が、ホン・チャヨンのダイナミックな魅力を倍増させることが期待されている。

どんなキャラクターでも強烈な印象を与えるテギョンは、ホン・チャヨンのジェームズ・ボンドになりたい海外派インターン弁護士チャン・ジュヌに変身する。純粋な笑顔を持つ男らしいビジュアルに、どこかホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)な性格の予測できない人物だ。先輩であるホン・チャヨンを無条件に信じて従う彼は、ヴィンチェンツォ・カサノの登場で隠してきた負けん気を発揮する。圧倒的な存在感で視線を引き付けるテギョンの新しい姿が注目を集める。

「ヴィンチェンツォ」の制作陣は「『ヴィンチェンツォ』は悪党の方式で“悪”を処断するダークヒーローたちの物語を描いたブラックコメディだ。独創的な題材、ダイナミックな展開なだけに、ユニークなキャラクターたちのシナジー(相乗効果)が大事な作品だ。各人物の個性とリアルさを最大化する完璧なラインナップが完成した。楽しみにしてほしい」と伝えた。

tvN新ドラマ「ヴィンチェンツォ」は、韓国で2021年上半期に放送される予定だ。

記者 : キム・ナラ