弟チョン・テスさんの思いがけない死去により、女優ハ・ジウォンの新作映画「マンハント」（監督：ジョン・ウー）の公式スケジュールが、次々と中止となった。

「マンハント」側は「本日（22日）行われる予定だったメディア試写会が中止となった。試写会はもちろん、今後に予定されているラウンドインタビューもすべて中止となった」と伝えた。

ハ・ジウォンは本日午前10時30分、ソウルロッテシネマ・ワールドタワー店で開催される「マンハント」のメディア試写会に出席する予定だった。2日後の24日午後1時からは、ソウル三清洞（サムチョンドン）のカフェでラウンドインタビューを予定していたが、弟の訃報を受け、全面中止にしたという。

「マンハント」は、尊敬される弁護士がある日突然殺人容疑者になり、彼を追う捜査一課の刑事が真実を追う過程で隠れていた真実を知り、和解する男たちの友情を描いた本格ノワール映画だ。ハ・ジウォンは劇中、ドゥ・チュー（張涵予、チャン・ハンユー）を殺せというミッションを与えられた殺し屋レイン役を務めて、アクション演技を披露した。

25日の韓国公開に先駆けて、前日（24日）の夕方には、ロッテシネマ・ワールドタワー店の中国映画上映館で舞台挨拶も計画されていたが、進行できなくなった。

チョン・テスさんとハ・ジウォンの所属事務所であるヘワダルエンターテインメントは、昨日（21日）午後、報道資料を通じて「チョン・テスさんが21日、享年34歳の年齢で死去した。普段、うつ病の症状で治療を受け続けていたが、状態が好転し、最近まで俳優として復帰を具体的に議論していた。突然の悲報に、遺族や知人たちは悲痛の中で故人を哀悼している」と伝えた。

遺族は、家族や故人の知人だけで静かに葬儀を行う予定だと付け加えた。

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