「花、香る歌」キム・ナムギル、興宣大院君として登場…“凄まじい存在感”

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写真=映画「花、香る歌」スチール
俳優キム・ナムギルが映画「花、香る歌」(監督:イ・ジョンピル、制作:映画社ダムダム)で興宣大院君(フンソンデウォングン:朝鮮後期の王族・政治家)として登場し、視線を引きつける。

MBCドラマ「善徳女王」で若く、血気旺盛な権力者であり、武術の達人ピダム役を演じ、純粋でお茶目な面と冷血で無慈悲な姿の両面的なキャラクターを完璧に演じきり、お茶の間を魅了したキム・ナムギルは昨年、映画「パイレーツ」のチャン・サジョン役を通してコミカルな演技変身を遂げ、観客866万人を魅了した。

今年カンヌ国際映画祭に招待された映画「無頼漢 渇いた罪」で、繊細な感情演技で好評されたキム・ナムギルは友情出演した「花、香る歌」で、多くない分量にも関わらず、当代最高の権力者である興宣大院君役を通して強烈な存在感を示し、劇に緊張感を吹き込む。

野人だったころ、市場で出会ったシン・ジェヒョ(リュ・スンリョン)とお酒を飲みながら胸襟を開いて世の中と音楽について話したが、歳月が過ぎて権力ですべてを牛耳り、シン・ジェヒョとチン・チェソン(miss A スジ)に危ない提案をする興宣大院君役のキム・ナムギルは、近づけないカリスマ性で強い印象を残す。

「花、香る歌」は1867年、女性はパンソリが出来なかった時代に、運命に逆らってパンソリの夢を育んだ朝鮮初の女性歌い手チン・チェソンと彼女を育てた師匠シン・ジェヒョの隠された物語を描いた映画だ。

記者 : キム・スジョン