アクションノワール映画「皇帝のために」(監督：パク・サンジュン、制作：OPUS PICTURES)が前夜公開初日、興行ランキング3位でヒットに青信号が灯った。

12日、映画振興委員会の映画館入場券統合ネットワーク集計によると、「皇帝のために」は今月11日、3万9270人の観客を動員し、興行ランキング3位を記録した。「皇帝のために」の累積観客数は試写会を含め4万2117人と集計された。

「皇帝のために」は釜山(プサン)を背景に勝った者だけが生き残るギャンブルのような世界で、最後の勝者になるためにすべてを賭けた男たちの物語を描いた作品だ。イ・ミンギ、パク・ソンウン、イ・テイムが出演し、「町内金庫連続襲撃事件」を演出したパク・サンジュン監督がメガホンを取った。

11日前夜に公開した「皇帝のために」は19禁映画らしく、刺激的で大胆な素材で話題を作った。これを証明するかのように、平日の午後であるにも関わらず、約4万人の観客を映画館に引き込む底力を誇示した。

特に「皇帝のために」は今週5位から3位に反騰し、上昇基調に乗っていた「泣く男」(監督：イ・ジョンボム)を押さえてその場を勝ち取り、ノワールのプライド対決を繰り広げた。同日「泣く男」は1万5789人(累積53万4547人)で5位に止まった。

他にも「オール・ユー・ニード・イズ・キル」(監督：ダグ・リーマン)は9万4183人(累積226万7159人)で1位に、「最後まで行く」(監督：キム・ソンフン)は5万2385人(累積169万8396人)で2位にランクインした。